こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

人生に結果というものがあるならば 1

2015年08月25日 | 生き方について考える

ある本の新聞広告を眺めていたら、人生の勝負、という言い方が目に留まった。そもそも人生に勝ち負けというものがあるかどうかわからない。勝ち負けというものはそもそも他人との比較より生じるもので、そんなもの自分固有のものである人生にはない。

人生に勝ち負けはないけれど結果はある。

人がその命をいつ落とすかなどということはまったくわからない。現代社会の人間、様々な安全対策を施して、なんとか生きながらえているものの、それらがいつ破綻するかなど、わかったものではない。

命尽きる瞬間が人生の結果だとすれば、それは今ということになる。今、生きていることに感謝し、幸せだと思い、今できることをする。

今、人生が思うに任せない人も少なくないだろうけど、それが今のところの結果だし、結果は刻々と変わっていくものだ。今ある結果から、将来の結果を推測してもそれはあまり当てにはなるまい。そういう意味では私は運命論者ではないといえる。

 

この話、続く 
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