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kenharuの日記

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一妻多夫の鳥

2013-05-31 | 野鳥
今日は久しぶりにタマシギのカップルを撮影した。

タマシギは、バードウォッチングが趣味のご婦人達に、特に人気が高い。
メスの方が大きくて、強くて、きれいだし、それに何といっても一妻多夫という珍しい習性があるからだ。

タマシギのメスは、産んだ卵をオスに預けると、さっさと次の男探しに行ってしまう。
オスは1羽で卵を暖めて孵し、父子家庭でヒナを育て上げる。
めったに見られない、絶滅危惧種である。

写真の手前がメス。

メスが先頭になって草むらを歩き回っていた。
「婦唱夫随」である。

メスに出て行かれたオスは、卵を抱えて泣き暮らし、写真のような涙目になってしまったのだと、ボクは考えている。
メスも涙目じゃないかって?
これはタチの悪いウソ泣きだ。