相変わらず、カセットトイレ(Thetford c-200cw)のポンプ故障が発生しているようだ。
ボクは過去に2回、同じ故障を繰り返した。
1回目発生時には、原因を推測して「1回目の予防策」をとったのだが、それが的外れだったようで、再発した。
再発後は「2回目の予防策」をとったので、もう同じ故障は起きないだろうと思っている。
ところが・・・
ネット検索をすると、「1回目の予防策」を行っている例が見つかる。これは、もしかしたらボクの責任かもしれない。
それに、同じトイレを使っている人も多いだろうから、参考情報として、この件のレポートを掲載することにした。
(以下のレポートは、ボクのHPのコピー)
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これがトイレの水ポンプ
1回目の故障
北海道旅行中に、突然トイレの洗浄水の出が悪くなり、レバーを押し下げてもスカスカ抜けるような手ごたえになった。分解してみると、ポンプの底に亀裂が入り、水漏れしていた。バンテックによれば「同じ故障が多い」そうで、帰宅してから、部品は無償交換してもらった。
写真の右下が破断している。
「原因を推測」
洗浄レバーの仕組みは水鉄砲と同じ。レバーを押し下げると、筒内のピストンが下がって、先端から水を押し出す仕掛けだ。
一番下まで押し下げると、ピストンが筒の底に当たり、衝突を繰り返すうちに、筒の底板を留めている爪付近が割れ、筒底が開いてしまったのではないか。
「1回目の予防策」
ハンドルの下面に厚さ15ミリの木片を挟み、ピストンが筒の底に当たるよりも先に、T型ハンドルが衝突するようにした。
2回目の故障(再発)
上記対策を施したのに、まもなく、全く同じ故障が再発。
ということは、原因はピストンの衝突ではなく、繰り返し水圧を受けたためということになる。
無償交換してもらったポンプは、クレーム品と全く同じものだった。
多発クレームだというのに、肉盛りをするとか、コーナー部分にアールを設けるなどの対策もとられていない。こんな場合、輸入品は厄介なものである。
仕方なく、新たに「2回目の予防策」をとった。
これは1回目の故障時に、旅行先で応急修理した方法なので、効果は「実証済み」みたいなものだ。
ダイソーの3個100円のクランプで、底板を補強した。クランプがはずれないように針金を巻いて、このままトイレに組み込んだ。
転ばぬさきの杖、ならぬ、割れる前のクランプだ。
このクランプが外れない限り、同じ故障は起きないだろう。
快適化の目次は→ こちら