経営コンサルタントへの道

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月20日 徒然なるままに日暮パソコンに向ひて 第一段9 かたち・心ざまよき人も

2024-05-21 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月20日 徒然なるままに日暮パソコンに向ひて 第一段9 かたち・心ざまよき人も 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 

 「徒然なるままに日暮パソコンに向日て」シリーズは、数年前に部分的に当ブログに投稿しました。

 その内容を追補したり、新規に加えたりしてお届けして参ります。

 

 

 「徒然草(つれづれぐさ)」は、吉田兼好による随筆集の冒頭の文章です。作者は、兼好であるという明確な証拠はないようです。おそらく大半の方が、何らかの形で、この文章に接しているのではないでしょうか。
 徒然草といいますのは、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび日本三大随筆の一つといわれています。
 高校生時代に戻った気分で、また、社会人として人生を歩み、自分の高校時代には理解できなかったり、誤解していたりすることを発見しながら、独断と偏見に満ちた、老いぼれコンサルタントが、我流の解釈を僭越ながらお付けしました。
 徒然なるままに、日暮パソコンに向かいて、よしなしごとを、そこはかとなく書き付けてまいります。
 お届けも、徒然なるままにアップロードしますので、読者の皆様も、日暮パソコンに向かいて、末永く、徒然にご覧下さるよう、お願いします。

【 注 】 加筆等再編集して、再掲の原稿を含んでいます。

 

◆第一段その9 かたち・心ざまよき人も

 

 

09 かたち・心ざまよき人も、才なくなりぬれば、品下り、顔憎さげなる人にも立ち交じりて、かけずけおさるるこそ、本意なきわぎなれ。

 かたち: 器量
 才: 「ざえ」と読み、漢学を含む学問的素養やその他の才能
 かけず: 問題にもされない、相手にされない
 けおす: 気圧(けお)する、圧倒する
 本意なし: 不本意な

 容姿や心根の良い気立ての人でも、学問など才能が弱くなってしまいますと、必ずと言って良いほど、身分の低い,顔の良くない人の中に混じった時に、圧倒されてしまうことがあり、それは大変に残念なことです。

 前の段落で、兼好は、家柄や顔の善し悪しは、生まれ持ってきなものですが、考え方や知識などは後天的なものなので、努力次第で変えることができますと記述しています。
 容姿や心の美しい人でも、学問などの素養が身についていませんと、品格や容貌の好ましくない人と区別が難しくなってしまうと書いています。
 「朱に交われば赤くなる」という言葉がありますが、その逆を言っているのでしょう。
 「才(ざい)」とは、学問的素養、とりわけ、当時は漢学の素養をさすそうです。
 兼好は、念頭には、それらをおいていると思いますが、学問だけではなく、芸術・芸能や匠の技なども広く含んだことにおいていえるのではないでしょうか。
 「一芸に秀でる者は多芸に通ず」と言います。何かに秀でていますと、新たにことを始めたいというときに、それが直接・間接的に活かされることが多いです。
 「人間死ぬまで勉強」という言葉もあります。奢らず、謙虚に、日々努力することが、人生を豊かにしてくれると信じています。
 

■ 「日暮パソコンに向日て」 バックナンバー

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/eb88c477696adc4e2e78376c81b7274b

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
    この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】5月21日 ■ 真宗本派親鸞聖人誕生会 ■ 25年ぶりの日本の金環食  一年365日、毎日が何かの日

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 ローマ字は、ローマの文字ではない 520

 小学校で英語を学ぶ時代ですが、私は小学四年生の時に学び始めたように記憶しています。
 当時学んだのが訓令式というローマ字でしたが、英語を学ぶようになってからヘボン式ローマ字に自然と切り替わりました。
 たとえば「し」は、訓令式では「si」と表記しますが、英語国民が発音すると日本語のシではなく「スィ」に近い発音になってしまいます。
 ヘボン式では「shi」と表記しますが、この表記により日本人のシと同じような音になります。
 訓令式は、規則正しい表記ですので、学びやすいのですが、英語国民の発音からはやや遠くなってしまいます。

 ところでわれわれは「ローマ字」といいますが、古代ローマ帝国ではラテン語用いていましたので、ローマ字という表現は正しくないことになります。
 あまり厳密に考えずに、古代ローマ帝国において用いられていた文字に由来するという捉え方にすれば良いのかもしれませんね。

【一口情報】 紫外線が教える経営 3/3


 紫外線について、「季節指数」と「色」について書いて来ましたが、この辺のことは私でも知っていることです。賢明なる読者の皆さんも「今更ブログに書くほどのことでもなかろう」と思われた方が多いと思います。
 実は、今日書くことは、テレビで紫外線の番組を見るまでは私は知りませんでした。
 「着る物と色」による紫外線対策です。中東で女性が黒い色のチャドルを身にまとうことはよく知られています。なぜ砂漠の暑い地域で黒色のチャドルを纏うかというと、紫外線対策効果があるからと思い込んでいました。
 確かに黒色は光を吸収します。光の中に紫外線も含まれるそうですから黒色の衣服を着ることは効果があるはずです。しかし、紫外線対策としての効果は、色や模様ではなく、「織り密度」(多分厚みも影響)にあるのです。黒色の目の粗い、薄い物を羽織っただけでは、充分な紫外線対策とはいえません。
 すなわち、織り密度が高いと、白色であっても良いわけです。もちろん白より黒の方が紫外線を吸収する分、メリットがありますが、熱を吸収するというマイナス面もあります。
 「そんなの常識だろう」という言葉を吐く人を時々見かけますし、自分も意識をしないで発しているかも知れません。しかし、「常識」といわれることが正しいとは限らないのです。
 「永田町の常識は、世間の非常識」と言いますが、「わが社の常識は世間の非常識」かも知れません。第三者の眼で、健康診断をしてもらうことをお薦めします。(最後は、手前味噌になってしまいました)

(ドアノブ)

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。


 本日は、明細リストからではなく、下記の総合URLよりご覧下さるようお願いします。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

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■バックナンバー
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