■■【お節介焼き情報 健康】 健康ウォーキングで今日も元気!! 4-11 股関節回しで脚力安定
若いうちは、特別に健康に配慮しなくても、健康を維持し続けられてきたように思えます。しかし、近年、若くても成人病に悩んでいる人の比率が高くなってきているともお聞きしています。
齢を重ね、体力も落ち、運動量も減ってくると寝たきり老人に一歩近づいてしまいます。
一方で、経営コンサルタントを目指す若い人や、企業経営者・管理職からは、いろいろな問合せや相談が後を絶ちません。経営コンサルタント歴40年余の経験を求める人がいらっしゃる以上、床に伏しているわけにはいかず、お節介訳精神が湧き上がり、一念発起して、私の健康法の現状を皆様にお伝えし、一人でも多くの方の参考になればと、本シリーズを書き始めました。
ご笑読くださると幸いです。
■■ 4 ウォーキングの欠点を補う体操
ウォーキングの心身への健康効果は、万能とはいえません。しかし、その効果は大きいですから、「万能ではない」という理由でウォーキングを止めてしまったり、やり始めないで食わず嫌いをしたりしてはもったいないです。ウォーキングは、脚力を中心とした筋肉が鍛えられることは、誰もがわかるでしょう。万能でない側面もあるので、それを補い必要性があります。
ウォーキングをしようという、健康意識の高い人であれば、自分の体力低下を補ったり、場合によっては強化をする効果を高めようという気持ちになるでしょう。脚力以外の筋力や持久力、柔軟性などを鍛える必要があります。
はじめはラジオ体操から始めたのですが、自己流でそれを改定しながら今日に至っています。しかし、完成形にはまだまだ遠く、日々改良の必要性を感じています。
■4-11 股関節回しで脚力安定
1970年代、まだ若かりし頃、ニューヨークに丸5年、勤務していました。その時に、「アメリカには、なぜ、足の悪い人が多いのだろう」というのが、渡米第一印象の一つです。
その理由は、「車社会」にあるのだろうというのは、直ぐに思い当たりました。
「高齢化は、足から始まる」といわれますが、駅やビル内など、至る所にエスカレーターやエレベーターが設置された便利な社会。昨今の日本も、膝痛や腰痛など下半身の関節にトラブルを持つ人が多くなりました。
股関節は、先天性で骨盤が変形していたり、大腿骨の付け根に異常があったりする変形性股関節症に悩まれている人は、人工股関節などに頼るなどの方法を採る人が多いでしょう。私の身近にも、手術をした人がいます。
しかし、もともと、その様な障害がない人でも、股関節症や膝痛に悩む人が、上述のように多くなっていると思います。整形の知識や技術を持ち合わせていないド素人の私ですが、日常生活で、ある程度の予防ができるのではないかと、希望的観測ではありますが、そう”願って”、早朝ウォーキングやその時の体操を心がけています。
ウォーキングやスクワットは、股関節にも効果があることは知られています。さらにそれだけに頼らず、早朝ウォーキングの途中で行う体操の時間に、「股関節回し」を行っています。
早朝ウォーキングの途中で立ち寄る児童公園には、時計があり、子供達に時間を知らせるようになっているところが多いです。時計は、ポールの先端に付いています。
そのポールを利用して、股関節回し運動を行います。ポールがない公園では、樹木の幹を利用します。
両足のスタンスは、揃えるかやや拡げる程度、両掌でポールを左右から包み込むようにして軽く支えます。
膝と股関節の高さが同じくらいになるように膝を上げ、一旦静止をします。足の下半部は、下に垂らした状態です。静止時間は0.5秒とか1秒と、短時間でよろしいでしょう。
膝が円を描くように後方に回します。勢いを付ける必要はなく、むしろゆっくりと行う方が、太ももの筋肉(大腿四頭筋)の鍛えにも繋がります。できる限り大きく円を描き、元の位置に戻ったら反転します。前後6回ほど回したら、足を変えて他方の足でも同じことを行います。
慣れてきたら、上記のセットを、2回、3回と行います。ある年配の女優さんは、これを毎日、全部で50回(セットではない)もやっていると言っていました。その女優さんは、年齢の割に若く見え、姿勢もスキッとしています。
股関節など、関節に痛みがあると途端に老けてしまいますので、心して関節の衰えを抑えるようにしています。 < 次回に続く >
(ドアノブ)
■■【健康・環境 バックナンバー】 真剣に取り組もう
いろいろな記事を投稿しています。併せてご覧下さると幸いです。
◆【経営コンサルタントの育成と資格付与】