経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

【カシャリ!ひとり旅】 青森県 国定公園「下北半島」を巡る

2022-07-04 16:20:46 | 【話材】 お節介焼き情報 カシャリ!一人旅

 

  【カシャリ!ひとり旅】 青森県 国定公園「下北半島」を巡る

 

 

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 青森・下北半島 

 

 青森県の北部には、二つの半島があります。西側が津軽半島で、石川さゆりの歌にある竜飛岬があります。北海道新幹線も、津軽半島の先端から海底に潜ります。東側の半島が、下北半島(しもきたはんとう)です。

 下北半島は、本州の最北端部の半島で、半島全体が下北半島国定公園に指定されています。日本三大霊場に数えられる恐山もあり、仏ヶ浦など有名な観光地も多数あります。

 旧斗南藩(「北斗以南皆帝州」から命名)にちなみ「斗南半島」とも呼ばれ、形状が「鉞(まさかり)」に似ているので「鉞半島」「まさかり半島」の別名もあります。

 「まさかりの刃」に当たる部分に、下北最高峰の釜臥山(879 m)があり、半島に恐山山地が広がり、平地はほとんど見られません。緑色凝灰岩を主とする恐山山地西部が侵食しされた結果、仏ヶ浦の奇岩群が形成されました。

 下風呂温泉郷など、温泉もありますが、全体的に交通の便が悪く、移動は、本数の少ないバスか、レンタカーとなります。

 私は、1日のバスツアーを利用しましたので、移動手段には苦労しませんでした。
 

 

■ アクセス

 

新幹線
 八戸 - 野辺地 - 下北or大湊 約5時間
飛行機
 三沢or青森空港 - 野辺地 - 下北or大湊 約4時間
高速バス
 国際興業バス(東京・池袋−八戸・十和田・七戸線(シリウス号)/新宿・大宮−八戸・三沢・むつ線(しもきた号)) 約12時間


 

 

 

八戸発の青い森鉄道から見た東北新幹線

 

 

■ 国定公園「下北半島」を巡る

 

 東京は猛暑の天気予報の中、東京09:08発はやぶさ11号に乗って青森県下北半島に向かいました。途中、八戸12:01着、12:10発青森行の二両編成の青い森鉄道ディーゼル車で野辺地1255着、13:00発1両編成のJR大湊線で終点の大湊14:02着で移動しました。ほぼ時刻表通りの移動でした。

 野辺地からの大湊線は、年寄りばかりが目立ち、立っている人の数も結構いました。野辺地は、半島の付け根辺りに位置します。(地図よりも南)

 ホテルに荷物を置いて、大湊駅の西の方向に向かって散歩に出ました。

 右手前方に釜臥山を見ながら、あてもなく海岸線に沿って歩き始めました。明日からの天気予報は雨で、風も5mを超えるという、やや強めでした。しかし、その日は、熱い陽射しで、気温も30度近くになったのではないかと思えるほどの暑さでした。

 穏やかな陸奥湾には、あわびの筏の旗も見え、その向こうには津軽半島が霞んで横たわって見えました。1時間ほど歩くと自衛隊基地らしきものが見え、結構大きな艦船が停泊していました。折しものウクライナ侵略の最中でもありますので、万一の時に備えているのかも知れません

 運が良ければ、大湊海上自衛隊船内見学や映像、画像などの展示も見られるそうです。基地に隣接する「北洋館」では、旧海軍時代の貴重な資料などが展示されていて、見学ができるそうです。

 私は、遠くから写真を撮るだけで、戻ることにしました。

 帰途には、むつ市立大湊小学校や兵主神社・上町稲荷神社があり、写真を撮ったりしてからホテルに戻りました。

 日曜日ということもあり、駅前のお店はすべて閉まっていました。唯一、地方の駅前にしては珍しくコンビニが一軒あり、万一の時には、そこで買い入れればよいと思うと安心しました。

 

下北半島の玄関・むつ市大湊の紹介

 

 二日目は、大湊駅前より定期観光バス「ぐるりんしもきた号」が7時45分に出発し、期せずして高齢者だけの乗客を乗せて大間崎へ向かいました。

 9時20分に、大間崎に到着、本州最北端の石碑の立つ広場を中心に写真撮影をしました。沖の弁天島が霞むほどでしたので、北海道は見えませんでした。25分ほどの短い滞在でしたが、バスガイドさん(村口さん)のアドバイスで、マグロ(大トロ、中トロ、赤身各1枚1,000円)とムラサキウニ(300円×2個)を購入、バスの冷蔵庫で保管してもらいました。

 

マグロで有名な大間崎

 


 9時45分に大間崎を出発、右手に大間港を見ながら、佐井村の津軽海峡文化館アルサスに向かいました。

 

 30分ほどで到着、佐井港から仏ヶ浦への遊覧船に乗り換えました。前日、前々日は天候が荒れで、遊覧船の出航はなかっただけに、私が遊覧船で出港できたことはラッキーでした。

 しかし、波は高く、船は大きく揺れ、船酔いする人も何人か出るほどでした。仏ヶ浦の浜には、上陸することができず、そのまま反転して佐井港に戻ることになりました。

 写真を撮れただけでもよしとせざるを得ない天候でした。12時に佐井を出発、元来た道をむつまで戻り、恐山菩提寺に向かいました。ツアーについてる岩のり弁当に、先ほど大間で購入したマグロとウニを加えた、豪華なランチを車内で食べながらの移動です。

 マグロは、いずれも大きく、分厚い切り身で、味も良いのですが、高級寿司店で食べるようなネタですが、雰囲気がない分、味も落ちているのでしょうね。ウニは、通常買えるバフンウニではなく、ムラサキウニですので、ねっとりと、なめらかで、磯の香りがたっぷりでした。

 

奇岩が並ぶ「仏ヶ浦」

 

 仏ヶ浦から佐井港に戻り、元来た道をむつまで戻りました。むつ市街地から西方向に折れ、恐山には14時前に到着、1時間ほどの参拝時間がありました。

 

 恐山菩提寺のご本尊は、お地蔵様という珍しいお寺さんです。無間地獄という荒涼とした、「地獄」の名にふさわしい場所です。最低でも2時間ほど欲しい場所ですが、バスのスケジュールで1時間だけでしたのが残念です。

 

恐山菩提寺1 活火山の中に立つ、日本三大霊場のひとつ

 

恐山菩提寺2 山門の仁王像と共同浴場の湯小屋

 

恐山菩提寺3 ご本尊を祀る地蔵殿と不動明王の奥の院

 

恐山菩提寺4 恐山「無間地獄」を巡る

 



 15時前に、恐山菩提寺から、東方、本州最東端の尻屋埼に向かいました。1時間弱ほどバスで走り、途中、尻屋崎の日本馬・寒立馬を見学、尻屋崎で灯台などを撮影して帰途につきました。
 

本州最東端の地「尻屋崎」

 

 

 大湊駅には17時30分過ぎに到着、同じホテルに宿泊しました。

 

 

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

 

 

  ■ カシャリ! ひとり旅


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【カシャリ!ひとり旅】 青森県青森市 三内丸山遺跡 1 竪穴住居等復元建物

2022-07-04 12:00:07 | 【カシャリ!ひとり旅】 青森・岩手・秋田

 

  【カシャリ!ひとり旅】 青森県青森市 三内丸山遺跡 1 竪穴住居等復元建物

 

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 青森県青森市 

 

 青森市は、青森県の県庁所在地です。港まち・商いのまち・交通の要衝として発展してきたまちです。

八甲田連峰や陸奥湾などの美しい自然に囲まれ、四季折々の景観、果実や鮮魚などの豊かな食材に恵まれています。浅虫や八甲田山麓をはじめ市内に点在する豊かな温泉のある市でもあります。

 日本を代表する火祭り「青森ねぶた祭」や特別史跡の三内丸山遺跡、浪岡城跡など、貴重な文化や歴史のある魅力的な街です。

 近年は、北海道新幹線の札幌延伸、国際定期チャーター便の就航や大型クルーズ客船の寄港地として、広域観光のゲートウェイの役割がますます高まってきています。
 

 

■ アクセス

 

 新幹線  東京から約4時間
 空路   東京から約3時間半
      青森空港から車で約30分、バス利用で約40分
 高速バス 東京から約10時間30分
 車    東北自動車道青森I.Cから車で約20分
 

■ 私のカシャリひとり旅

 3泊4日の下北半島/青森市内の旅の後半で、青森市をビジネス目的を除くと10数年ぶりの訪れとなります。

 下北半島大湊で朝を迎えました。朝から天気予報通り雨でした。

 

 青森へ移動のため、JR大湊線、大湊08:09発の2両編成のディーゼル車快速で、野辺地09:02着、青い森鉄道09:43発、青森1031着の二時間半弱の移動でした。列車の本数が少なく、快速ではないこともありますので、スケジュールには注意が必要です。

 

■■ 三内丸山遺跡 1 ■■

 

 ホテルに荷物を預けて、市営バスで三内丸山遺跡に向かいました。

 

 予定では、県立美術館にもよるつもりでしたが、館内入れ替え作業のために閉館でしたので、三内丸山遺跡での時間を長めに採り、時折強い風雨の中、回りました。

 

特別史跡 三内丸山遺跡
    http://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/

 平成4年から始まった発掘調査で、縄文時代前期~中期(約5500年前~4000年前)の大規模な集落跡が見つかりました。

 竪穴住居跡、盛土、掘立柱建物跡、大人や子どもの墓などのほか、多量の土器や石器、貴重な木製品、骨角製品などが出土しました。

 平成12年11月に、国の特別史跡に指定され、平成15年には出土した遺物1958点が国の重要文化財に指定されました。

 名称    特別史跡 三内丸山遺跡
 住所    青森県青森市三内丸山305
 電話    017-781-6078
 営業時間    9時~17時(6~9月は~18時)
 料金    (常設展)一般:410円、高校生・大学生:200円、中学生以下:無料
 定休日    第4月曜日、12月30日~1月1日
 アクセス 市営バス20分

        車 青森ICより車で約5分

        青森空港から車で約30分
 

 

 

三内丸山遺跡の入口建物

 

吉野ヶ里遺跡を連想していましたが、

想定していた以上の入口設備に

正直、驚くほど立派な建物でした。(失礼)

 

一日に何回かボランティアさんのガイドツアーがあります。

雨が降っている日には、長靴を無料貸出しする

サービスもあります。

 

遺跡ジオラマ

 

8分間に要約されたビデオ映像で基礎知識を入れ、

ここは縄文中期の比較的安定した時代であることを学びました。

 

 

 

大規模の集落遺跡について

 

 

盛土


 竪穴建物や大きな柱穴などを掘った時の残土、排土や灰、焼けた土、土器・石器などの生活廃棄物がでます。

 それが盛られ、周囲より高くなり、最終的には小山のようになりました。土砂が水平に堆積しているので、整地されたのでしょう。

 中から大量の土器・石器の他に、土偶やヒスイ、小型土器などまつりに関係する遺物がたくさん出土しています。

 

縄文時代の住居は地面を掘り込んで床を造りました。

中央には炉があります。

住居の平面形や柱の配置、炉の位置や構造は

時代によって異なります。

 

竪穴住居

 

定期的に燻蒸するそうです。

運良く、その場を見ることができました。

 


 

大型竪穴建物跡

 

長さが10メートル以上のものを大型住居跡と呼びます。

 

大型竪穴建物 復元

 

三内丸山遺跡では最大のもので長さ約32メートル、

幅約10メートルのものが見つかっています。

集落の中央付近から見つかることが多く、

集会所、共同作業所、共同住宅などの説があります。

 

大型竪穴建物 復元内部

 

 

三内丸山遺跡の象徴的な建物ですが、

どのような建物であったのか、

壁や屋根はあったのか

床は間隔の開いた板張りだったのか

等々、研究者の意見は分かれているそうです。

 

6本柱の基礎遺構

 

 

 

 

地面に柱穴を掘り、柱を建てて屋根を支えたものと考えられます。

集落の中央、南盛り土西側などから密集して見つかりました。
 

<続く>



 

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

 

 

  ■ カシャリ! ひとり旅


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【話材】 昨日7/03のつぶやき なぜか旅先でソフトクリームを食べたくなる

2022-07-04 07:28:08 | ブログ

 

  【話材】 昨日7/03のつぶやき なぜか旅先でソフトクリームを食べたくなる

 

 

経営コンサルタントとして感じたことを毎日複数のつぶやきをブログでお届けしています。

もし、お見落としがありましたり、昨日のブログで再度読みたいつぶやきがあるというときに便利なページです。

本日も、複数のブログで、つぶやき済です。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/dc142281f593b91faebef34b68cdc38d

曇り

■ 昨日は、下記のリストのようなことをつぶやきました。

konsarutanto   ◇ 昨日のつぶやき ◇ 

>> もっと見る

 【カシャリ! ひとり旅】を映像にして紹介しています。

   ユーチューブで見

 

 バックナンバー

 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする