経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 魚山 来迎院 慈覚大師円仁が開山 

2022-03-17 13:29:44 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 魚山 来迎院 慈覚大師円仁が開山 

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 魚山 来迎院 慈覚大師円仁が開山  

 

来迎院(らいごういん)


 慈覚大師円仁が開山し、山号は「魚山(ぎょざん)」といいます。本堂には、本尊、薬師如来、阿弥陀如来、釈迦如来の三尊が安置されています。いずれも藤原時代のすぐれた作品で、重要文化財にしていされています。

 境内には、聖応大師の三重石塔のお墓が祀られ、鎌倉時代の重要文化財になっています。

 聖応大師は、後に融通念仏宗を興し、鎌倉時代初期には多くの僧が集まり、成時には四十九院の寺坊があったと言われています。

 寺宝として、天台宗祖師伝教大師度縁一巻があり、これは平安初期仏教界の貴重な資料で国宝でもあります。その他、聖教文書類で、聖応大師自筆写本を初め、平安時代の聖教、あるいは大原声明に関する貴重な典籍約600点などがあります。

 昭和四十九年に文化財に指定され、その中の一つに、日本で唯一の日本霊異記、中・下巻(国宝指定)があり、現在、文化庁に保管されています。

 一月二日には天下泰平・国家安泰を祈願する声明法要である修正会(三十三度ともよばれてる)が来迎院村の宮座の若衆仲間が参加してとり行われます。

 

■ アクセス 
 
【所在地】     〒601-1242 京都市左京区大原来迎院町537
【電話番号】    075-744-2161
【拝観時間】    9:00~17:00<無休>   時間目安:約15分
【拝観料】     一般400円
  ※ 寺宝展時は500円 5月1日〜30日、11月1日〜30日


 

■ 天台声明 てんだいしょうみょう

 

 声明(しょうみょう)とは、法要の中で経典を歌のように唱える宗教音楽で、インドから中国を経て日本に伝えられました。

 天台宗に伝わる声明の系譜は、平安時代に円仁が中国から比叡山へと声明を伝えたことから始まります。そして円仁の系譜に連なる寂源が勝林院を、ついで良忍が来迎院を建立しますと、大原寺は声明を研究伝承する一大拠点として発展していきます。

 大原寺の住職たちは、宗派を超えて声明の伝授をおこなったため、浄土宗や浄土真宗などの声明は、大原の天台声明の流れをくんだものです。

 また声明は、のちの時代に謡曲や浄瑠璃などの古典邦楽に対して大きな影響を与えたことが知られています。つまり魚山大原寺は、古典邦楽の聖地と言い換えることもできるでしょう。
 

 

■■ 来迎院への道 ■■

 

  私が訪れたのは、初秋で、紅葉にはやや早い時期でした。

 三千院を左に見ながらまっすぐにあがって行きますと、左手に、三千院の裏門を過ぎると浄蓮華院が見え、そのすぐ右隣が来迎院です。

 

 時間がなくて、三門を訪れただけですが、できれば別の機会に是非参拝したと思っています。

 

左手が三千院

 

三千院の参道方向に登らず

道をまっすぐに登って行きますと

三千院の裏門が見えてきます。

 

裏門といいましても立派な朱色のもんです。

平素は、クローズしているようです。

 

■■ 来迎院 ■■

 

 

 

 

 

 

 

 

来迎(らいごう、浄土教諸宗では、らいこう)とは、

仏教において、念仏行者の臨終の際に阿弥陀三尊が

25人の菩薩と共に白雲に乗って

その死者を迎えに来て極楽に引き取ることをいいます。

その様子を描いた図様は来迎図といいます。

 

 

■■ 来迎院 三門・本堂 ■■

 

 

屋屋きつい坂道を登ってゆきますと

来迎院が左手に見えてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

天橋立の紹介 https://youtu.be/DRdt__LiMGc
天橋立旋回橋 https://youtu.be/k231c--XGlU
天橋立大天橋 https://youtu.be/uusNGaMuWN4
天橋立松と碑 https://youtu.be/GErHrkLQS5o
天橋立・橋立神社と磯清水 https://youtu.be/HFVuH_K-LYI
天橋立白砂青松と舟屋 https://youtu.be/1JllCe7i3mg
天橋立・コハクチョウ飛来地 https://youtu.be/qkZhqLuvzqU
天橋立の遊覧船に乗る https://youtu.be/syeWiLRCk4U
天橋立ビューランド https://youtu.be/Vc9kdnPUdfs

 

 

 

■ カシャリ! ひとり旅

 

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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 勝林院2 天台声明のお寺 法華堂・鐘楼・諸仏

2022-03-15 16:15:00 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 勝林院2 天台声明のお寺 法華堂・鐘楼・諸仏

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 勝林院 天台声明のお寺 本堂とご本尊 

 

 京都大原といいますと寂光院や三千院を連想する方が多いと思います。その三千院の前を通りすぎますと正面突き当たりにあるのが、勝林院です。

 正式名称は、「魚山大原寺勝林院」といい、長和2年(1013)に寂源によって、声明(しょうみょう)による念仏修行の道場として創建されました。およそ90年のちに、三千院の裏手にあります来迎院が創建されますと、二つの本堂を中心として僧坊が建立され、多くの僧侶が声明の研究研鑽をする拠点となりました。このようにして勝林院と来迎院を中心とした大原東部の寺院群は、魚山大原寺と総称されるようになります。

 勝林院は、火災や水害のたびに再建されてきました。現在のお堂は安永7年(1778)に再建されたもので、幅七間、奥行六間の総欅造りです。屋根は、木の板を重ねて葺いた杮葺(こけらぶき)です。

 欄間や蛙股などに彫り込まれた立体的な彫刻は、当時の木彫技術の素晴らしさを今に伝えています。

 かつては、声明の修行道場でした。法然上人の大原問答でも知られ、勝林院のお堂の中央に安置されているご本尊・阿弥陀如来坐像です。大原問答のおりに奇瑞を示したことから「証拠の阿弥陀如来」とも呼ばれています。

 【所在地】     〒601-1241 京都市左京区大原勝林院町187
 【電話番号】    075-744-2537
 【拝観時間】    9:00~16:30<無休>
 【拝観料】    一般300円(団体270円) 小中学生200円(団体180円)
  ※障害者手帳お持ちの方は100円割引

 

■ 本尊 証拠の阿弥陀 
 
 お堂の中央に安置されている本尊の阿弥陀如来坐像は「大原問答」の折りに奇瑞を示したことから「証拠の阿弥陀」と通称されています。

 文治2年(1168)、勝林院住職の顕真が法然を招いて、延暦寺・金剛峯寺・東大寺などの高僧らとともに念仏の教えについて問答を交わしました。

 

 法然は白熱する論議の中で、念仏を唱えれば極楽浄土へ往生できると経典を引用しながら説きました。すると本尊が光を放ち、法然の主張が正しいと証明したのです。

 

 集まっていた多くの聴衆たちは、どんな人でも等しく極楽往生できることができると知り、大いに喜んで三日三晩絶えることなく念仏を唱え続けたといいます。
 

 

■ 天台声明 てんだいしょうみょう

 

 声明(しょうみょう)とは、法要の中で経典を歌のように唱える宗教音楽で、インドから中国を経て日本に伝えられました。

 天台宗に伝わる声明の系譜は、平安時代に円仁が中国から比叡山へと声明を伝えたことから始まります。そして円仁の系譜に連なる寂源が勝林院を、ついで良忍が来迎院を建立しますと、大原寺は声明を研究伝承する一大拠点として発展していきます。

 大原寺の住職たちは、宗派を超えて声明の伝授をおこなったため、浄土宗や浄土真宗などの声明は、大原の天台声明の流れをくんだものです。

 また声明は、のちの時代に謡曲や浄瑠璃などの古典邦楽に対して大きな影響を与えたことが知られています。つまり魚山大原寺は、古典邦楽の聖地と言い換えることもできるでしょう。
 

 

■■ 法華堂 ■■

 

 後鳥羽天皇の冥福を祈って、梨本門主尊快親王の母親である修明門院の計らいで、水無瀬御所を以て、仁治元年に建立されました。

 

 享保21年に類焼に遭い、現在の堂宇は安永年度の建営です。昭和11年8月、内部および屋根が修繕されました。

 

 ご本尊は、普賢菩薩です。

 

 

三千院の前を直進しますと右手に見えてきます

 

本堂

 


 

■■ 勝林院 諸仏 ■■

 

 

 

白衣観音(左)

 

 

白衣というのは、出家したお坊様が着るものと思っていました。

本当は、出家していない在家の人が着るものなのですね。

 

 

■■ 勝林院 鐘楼 ■■

 

門を入って、すぐ右手に鐘楼があります。

 

本堂から観た鐘楼

 

鐘楼と梵鐘

 

 

 

 

天橋立の紹介 https://youtu.be/DRdt__LiMGc
天橋立旋回橋 https://youtu.be/k231c--XGlU
天橋立大天橋 https://youtu.be/uusNGaMuWN4
天橋立松と碑 https://youtu.be/GErHrkLQS5o
天橋立・橋立神社と磯清水 https://youtu.be/HFVuH_K-LYI
天橋立白砂青松と舟屋 https://youtu.be/1JllCe7i3mg
天橋立・コハクチョウ飛来地 https://youtu.be/qkZhqLuvzqU
天橋立の遊覧船に乗る https://youtu.be/syeWiLRCk4U
天橋立ビューランド https://youtu.be/Vc9kdnPUdfs

 

 

 

■ カシャリ! ひとり旅

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 勝林院2 天台声明のお寺 法華堂・鐘楼・諸仏

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 勝林院 天台声明のお寺 本堂とご本尊 

 

 京都大原といいますと寂光院や三千院を連想する方が多いと思います。その三千院の前を通りすぎますと正面突き当たりにあるのが、勝林院です。

 正式名称は、「魚山大原寺勝林院」といい、長和2年(1013)に寂源によって、声明(しょうみょう)による念仏修行の道場として創建されました。およそ90年のちに、三千院の裏手にあります来迎院が創建されますと、二つの本堂を中心として僧坊が建立され、多くの僧侶が声明の研究研鑽をする拠点となりました。このようにして勝林院と来迎院を中心とした大原東部の寺院群は、魚山大原寺と総称されるようになります。

 勝林院は、火災や水害のたびに再建されてきました。現在のお堂は安永7年(1778)に再建されたもので、幅七間、奥行六間の総欅造りです。屋根は、木の板を重ねて葺いた杮葺(こけらぶき)です。

 欄間や蛙股などに彫り込まれた立体的な彫刻は、当時の木彫技術の素晴らしさを今に伝えています。

 かつては、声明の修行道場でした。法然上人の大原問答でも知られ、勝林院のお堂の中央に安置されているご本尊・阿弥陀如来坐像です。大原問答のおりに奇瑞を示したことから「証拠の阿弥陀如来」とも呼ばれています。

 【所在地】     〒601-1241 京都市左京区大原勝林院町187
 【電話番号】    075-744-2537
 【拝観時間】    9:00~16:30<無休>
 【拝観料】    一般300円(団体270円) 小中学生200円(団体180円)
  ※障害者手帳お持ちの方は100円割引

 

■ 本尊 証拠の阿弥陀 
 
 お堂の中央に安置されている本尊の阿弥陀如来坐像は「大原問答」の折りに奇瑞を示したことから「証拠の阿弥陀」と通称されています。

 文治2年(1168)、勝林院住職の顕真が法然を招いて、延暦寺・金剛峯寺・東大寺などの高僧らとともに念仏の教えについて問答を交わしました。

 

 法然は白熱する論議の中で、念仏を唱えれば極楽浄土へ往生できると経典を引用しながら説きました。すると本尊が光を放ち、法然の主張が正しいと証明したのです。

 

 集まっていた多くの聴衆たちは、どんな人でも等しく極楽往生できることができると知り、大いに喜んで三日三晩絶えることなく念仏を唱え続けたといいます。
 

 

■ 天台声明 てんだいしょうみょう

 

 声明(しょうみょう)とは、法要の中で経典を歌のように唱える宗教音楽で、インドから中国を経て日本に伝えられました。

 天台宗に伝わる声明の系譜は、平安時代に円仁が中国から比叡山へと声明を伝えたことから始まります。そして円仁の系譜に連なる寂源が勝林院を、ついで良忍が来迎院を建立しますと、大原寺は声明を研究伝承する一大拠点として発展していきます。

 大原寺の住職たちは、宗派を超えて声明の伝授をおこなったため、浄土宗や浄土真宗などの声明は、大原の天台声明の流れをくんだものです。

 また声明は、のちの時代に謡曲や浄瑠璃などの古典邦楽に対して大きな影響を与えたことが知られています。つまり魚山大原寺は、古典邦楽の聖地と言い換えることもできるでしょう。
 

 

■■ 法華堂 ■■

 

 後鳥羽天皇の冥福を祈って、梨本門主尊快親王の母親である修明門院の計らいで、水無瀬御所を以て、仁治元年に建立されました。

 

 享保21年に類焼に遭い、現在の堂宇は安永年度の建営です。昭和11年8月、内部および屋根が修繕されました。

 

 ご本尊は、普賢菩薩です。

 

 

三千院の前を直進しますと右手に見えてきます

 

本堂

 


 

■■ 勝林院 諸仏 ■■

 

 

 

白衣観音(左)

 

 

白衣というのは、出家したお坊様が着るものと思っていました。

本当は、出家していない在家の人が着るものなのですね。

 

 

■■ 勝林院 鐘楼 ■■

 

門を入って、すぐ右手に鐘楼があります。

 

本堂から観た鐘楼

 

鐘楼と梵鐘

 

 

 

 

天橋立の紹介 https://youtu.be/DRdt__LiMGc
天橋立旋回橋 https://youtu.be/k231c--XGlU
天橋立大天橋 https://youtu.be/uusNGaMuWN4
天橋立松と碑 https://youtu.be/GErHrkLQS5o
天橋立・橋立神社と磯清水 https://youtu.be/HFVuH_K-LYI
天橋立白砂青松と舟屋 https://youtu.be/1JllCe7i3mg
天橋立・コハクチョウ飛来地 https://youtu.be/qkZhqLuvzqU
天橋立の遊覧船に乗る https://youtu.be/syeWiLRCk4U
天橋立ビューランド https://youtu.be/Vc9kdnPUdfs

 

 

 

■ カシャリ! ひとり旅

 


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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 勝林院1 天台声明のお寺 本堂とご本尊

2022-03-10 14:39:43 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 勝林院1 天台声明のお寺 本堂とご本尊

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 勝林院 天台声明のお寺 本堂とご本尊 

 

 京都大原といいますと寂光院や三千院を連想する方が多いと思います。その三千院の前を通りすぎますと正面突き当たりにあるのが、勝林院です。

 正式名称は、「魚山大原寺勝林院」といい、長和2年(1013)に寂源によって、声明(しょうみょう)による念仏修行の道場として創建されました。およそ90年のちに、三千院の裏手にあります来迎院が創建されますと、二つの本堂を中心として僧坊が建立され、多くの僧侶が声明の研究研鑽をする拠点となりました。このようにして勝林院と来迎院を中心とした大原東部の寺院群は、魚山大原寺と総称されるようになります。

 勝林院は、火災や水害のたびに再建されてきました。現在のお堂は安永7年(1778)に再建されたもので、幅七間、奥行六間の総欅造りです。屋根は、木の板を重ねて葺いた杮葺(こけらぶき)です。

 欄間や蛙股などに彫り込まれた立体的な彫刻は、当時の木彫技術の素晴らしさを今に伝えています。

 かつては、声明の修行道場でした。法然上人の大原問答でも知られ、勝林院のお堂の中央に安置されているご本尊・阿弥陀如来坐像です。大原問答のおりに奇瑞を示したことから「証拠の阿弥陀如来」とも呼ばれています。

 【所在地】     〒601-1241 京都市左京区大原勝林院町187
 【電話番号】    075-744-2537
 【拝観時間】    9:00~16:30<無休>
 【拝観料】    一般300円(団体270円) 小中学生200円(団体180円)
  ※障害者手帳お持ちの方は100円割引

 

■ 本尊 証拠の阿弥陀 
 
 お堂の中央に安置されている本尊の阿弥陀如来坐像は「大原問答」の折りに奇瑞を示したことから「証拠の阿弥陀」と通称されています。

 文治2年(1168)、勝林院住職の顕真が法然を招いて、延暦寺・金剛峯寺・東大寺などの高僧らとともに念仏の教えについて問答を交わしました。

 

 法然は白熱する論議の中で、念仏を唱えれば極楽浄土へ往生できると経典を引用しながら説きました。すると本尊が光を放ち、法然の主張が正しいと証明したのです。

 

 集まっていた多くの聴衆たちは、どんな人でも等しく極楽往生できることができると知り、大いに喜んで三日三晩絶えることなく念仏を唱え続けたといいます。
 

 

■ 天台声明 てんだいしょうみょう

 

 声明(しょうみょう)とは、法要の中で経典を歌のように唱える宗教音楽で、インドから中国を経て日本に伝えられました。

 天台宗に伝わる声明の系譜は、平安時代に円仁が中国から比叡山へと声明を伝えたことから始まります。そして円仁の系譜に連なる寂源が勝林院を、ついで良忍が来迎院を建立しますと、大原寺は声明を研究伝承する一大拠点として発展していきます。

 大原寺の住職たちは、宗派を超えて声明の伝授をおこなったため、浄土宗や浄土真宗などの声明は、大原の天台声明の流れをくんだものです。

 また声明は、のちの時代に謡曲や浄瑠璃などの古典邦楽に対して大きな影響を与えたことが知られています。つまり魚山大原寺は、古典邦楽の聖地と言い換えることもできるでしょう。
 

 

■■ 勝林院本堂 ■■

 

正式名称は、「魚山大原寺勝林院」といい、

長和2年(1013)に寂源によって、

声明(しょうみょう)による念仏修行の道場として創建されました。

 

 

 

 

 

その三千院の前を通りすぎますと正面突き当たりにあるのが、勝林院です。

右手が、三千院と隣接する法華堂、左手が実光院

 

本堂

 

本堂前の庭

 

■■ 勝林院 ご本尊 ■■

 

 

 お堂の中央に安置されている本尊の阿弥陀如来坐像は

「大原問答」の折りに奇瑞を示したことから「証拠の阿弥陀」と通称されています。



 文治2年(1168)、延暦寺・金剛峯寺・東大寺などの高僧らとともに

念仏の教えについて問答を交わしました。

法然は、念仏を唱えれば極楽浄土へ往生できると説くと、

本尊が光を放ち、法然の主張が正しいと証明したのです。

 

 

どんな人でも等しく極楽往生できることができると説かれています。

 

 

本尊脇侍

 

 

■■ 勝林院 諸仏と鐘楼 ■■

 

 

 

白衣観音(左)

 

 

 

 

 

天橋立の紹介 https://youtu.be/DRdt__LiMGc
天橋立旋回橋 https://youtu.be/k231c--XGlU
天橋立大天橋 https://youtu.be/uusNGaMuWN4
天橋立松と碑 https://youtu.be/GErHrkLQS5o
天橋立・橋立神社と磯清水 https://youtu.be/HFVuH_K-LYI
天橋立白砂青松と舟屋 https://youtu.be/1JllCe7i3mg
天橋立・コハクチョウ飛来地 https://youtu.be/qkZhqLuvzqU
天橋立の遊覧船に乗る https://youtu.be/syeWiLRCk4U
天橋立ビューランド https://youtu.be/Vc9kdnPUdfs

 

 

 

■ カシャリ! ひとり旅

 


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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 宝泉院5 額縁庭園と樹齢700年の五葉松で知られる 現代感覚の庭園「宝楽園」

2022-03-08 12:03:00 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 宝泉院5 額縁庭園と樹齢700年の五葉松で知られる 現代感覚の庭園「宝楽園」

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 宝泉院5 額縁庭園と樹齢700年の五葉松で知られる 現代感覚の庭園「宝楽園」

     宝泉院公式サイト    http://www.hosenin.net/

 京都大原三千院や実光院の前を通りすぎた正面が勝林院です。その勝林院の子院が宝泉院で、その西隣にあります。

 ここ宝泉院は、樹齢700年の五葉の松で知られ、柱と柱の空間を額に見立てて鑑賞する「額縁の庭園」が楽しめるお寺さんとしても有名です。清らかな水琴窟の音色に耳を傾けながら、一服のお茶をいただくのも一興です。

  【所在地】    〒601-1241京都市左京区大原勝林院町187
  【電話番号】    075-744-2409
  【拝観時間】    9:00~16:30(閉門17:00)
  【拝観料】    一般800円 中高生700円 小学生600円
  ※ライトアップなどイベント時はその都度異なる。夜間拝観のみの場合もある。

 

 

■■ 現代感覚の庭園「宝楽園」 ■■

 

平成17年3月に宝泉院境内南側の低地に新しく誕生した庭です。

心の内面に広がる広大な仏や神の世界を
岩組、樹花、白砂等を用いて

宝の如く美しい様を楽園の境として創作されました。
 

本堂前の庭園を通り、進んでいきますと

石組みの下り階段が見えてきました。

 

石組み階段を降りきっても

まだ道が続きます。

 

何やら、円錐形をした白い物体が複数見えてきました。

 

 

銀閣寺の銀砂壇を思わせるような

白砂の庭園が見えてきました。

 

白砂が川に見えます。

 

樋で水を引いた水場の周囲を

石盤で囲っただけですが

緑と白のおもしろいオブジェになっています

 

大きな飛び石と石橋が

それまでの現代風の庭と和風の庭を結んでいます

 

現代風の白砂の庭の左手には

古典的な日本庭園を思わせるエリアがあります。

 

 

大きなゴツゴツとした岩が

小高いところの緑の中にたたずんでいました。

 

滝音が聞こえてくるような雰囲気です


大きな石の違い橋が見えてきました

紅葉の頃は、橋の苔の緑と紅葉で

色の組み合わせが、さぞかし美しいでしょう

 

違い橋

 

石盤の橋桁だけで

違い橋を構成しています。

上を歩くと崩れないのかと心配になります。

(通行不可)

 

一段低い庭から戻りますと

そこに祠があります。

 

祠があるだけで、お寺さんの庭を

神様が守って下さっていることがわかります。

 

本堂の方に戻って来ました。

 

サッと回れば30分ほどで舞われる境内ですが、

私は1時間半ほどかけて、雰囲気を堪能しました。

 

 

天橋立の紹介 https://youtu.be/DRdt__LiMGc
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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 宝泉院4 額縁庭園と樹齢700年の五葉松 庭園と水琴窟

2022-03-07 06:16:54 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 宝泉院4 額縁庭園と樹齢700年の五葉松 庭園と水琴窟

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

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■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 宝泉院4 額縁庭園と樹齢700年の五葉松で知られる 庭園と水琴窟

     宝泉院公式サイト    http://www.hosenin.net/

 京都大原三千院や実光院の前を通りすぎた正面が勝林院です。その勝林院の子院が宝泉院で、その西隣にあります。

 ここ宝泉院は、樹齢700年の五葉の松で知られ、柱と柱の空間を額に見立てて鑑賞する「額縁の庭園」が楽しめるお寺さんとしても有名です。清らかな水琴窟の音色に耳を傾けながら、一服のお茶をいただくのも一興です。

  【所在地】    〒601-1241京都市左京区大原勝林院町187
  【電話番号】    075-744-2409
  【拝観時間】    9:00~16:30(閉門17:00)
  【拝観料】    一般800円 中高生700円 小学生600円
  ※ライトアップなどイベント時はその都度異なる。夜間拝観のみの場合もある。

 

 

■■ 庭園と手水鉢 ■■

 

玄関近くの水場

 

 

 

 

 

 

 

 

■■ 理智不二の水琴窟 ■■

 

 

理智不二(りちふに)の水琴窟と命名された、

珍しい二連式の水琴窟です。

左右の音の周波数が異なり、

癒しの音として多くの来院者に親しまれているそうです。

 

水琴窟前の手水鉢

 

 

 

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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 宝泉院3 額縁庭園と樹齢700年の五葉松 額縁庭園と五葉松

2022-03-04 19:43:14 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 宝泉院3 額縁庭園と樹齢700年の五葉松 額縁庭園と五葉松

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 宝泉院3 額縁庭園と樹齢700年の五葉松を観る

     宝泉院公式サイト    http://www.hosenin.net/

 京都大原三千院や実光院の前を通りすぎた正面が勝林院です。その勝林院の子院が宝泉院で、その西隣にあります。

 ここ宝泉院は、樹齢700年の五葉の松で知られ、柱と柱の空間を額に見立てて鑑賞する「額縁の庭園」が楽しめるお寺さんとしても有名です。清らかな水琴窟の音色に耳を傾けながら、一服のお茶をいただくのも一興です。

  【所在地】    〒601-1241京都市左京区大原勝林院町187
  【電話番号】    075-744-2409
  【拝観時間】    9:00~16:30(閉門17:00)
  【拝観料】    一般800円 中高生700円 小学生600円
  ※ライトアップなどイベント時はその都度異なる。夜間拝観のみの場合もある。

 

 

■■ 額縁庭園と五葉松 ■■

 五葉の松は、近江富士を型どる樹齢700年の松で、京都市指定の天然記念物となっています。京都市内にある3つの著名な松の一つです。

 70年ほど前に高浜虚子が、無住寺の宝泉院を訪れ、
 
   大原や 無住の寺の 五葉の松
 
と詠みました。

 

 

三門方向から、庭園の五葉松方向を見る

 

富士山の形をした五葉松

 

額縁庭園

奥に見えるのが樹齢700年の五葉松

 

額縁で見る五葉松

 

 

近江富士を型どる樹齢700年の五葉松

京都市指定の天然記念物

 

角度を変えてみましたが、富士の形をしているようには

見えませんでした

 

700年の間に曲がりくねった五葉松

 

五葉松枝下にある700年を告げる石盤

 

燈籠も五葉松の時代からあったものなのでしょうか

 

 

 

 

 

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天橋立白砂青松と舟屋 https://youtu.be/1JllCe7i3mg
天橋立・コハクチョウ飛来地 https://youtu.be/qkZhqLuvzqU
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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 宝泉院2 額縁庭園と樹齢700年の五葉松 本堂・客殿

2022-03-02 12:03:00 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 宝泉院2 額縁庭園と樹齢700年の五葉松 本堂・客殿

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 宝泉院2 額縁庭園と樹齢700年の五葉松で知られる 本堂・客殿

     宝泉院公式サイト    http://www.hosenin.net/

 京都大原三千院や実光院の前を通りすぎた正面が勝林院です。その勝林院の子院が宝泉院で、その西隣にあります。

 ここ宝泉院は、樹齢700年の五葉の松で知られ、柱と柱の空間を額に見立てて鑑賞する「額縁の庭園」が楽しめるお寺さんとしても有名です。清らかな水琴窟の音色に耳を傾けながら、一服のお茶をいただくのも一興です。

  【所在地】    〒601-1241京都市左京区大原勝林院町187
  【電話番号】    075-744-2409
  【拝観時間】    9:00~16:30(閉門17:00)
  【拝観料】    一般800円 中高生700円 小学生600円
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■■ 客殿 ■■

 

ザクロがさりげなく置かれ、訪問者に和みを授けてくれています

 

 

その横には、小さな生け花が

 

廊下の天井には、籠が展示されています

 

玄関から額口庭園「鶴亀庭園」が見えます。

でも、まだ、ホンモノの額縁庭園ではありません。

期待をそそられます。

 

客間から覗く鶴亀庭園

 

お茶会が開かれるのでしょうか

奥に見える家具が気になりました。

 

となりの消火器が無粋ですが、

黒紫檀でできているのでしょうか

 

手ぶれしてしまいましたが、素敵なレリーフです

 

■■ 本堂 ■■

 

本堂内陣

 

 

 

五葉松でしられるお寺さんだけに

松を主体にした絵がしっくりときます。

 

 

 

 

 

天橋立の紹介 https://youtu.be/DRdt__LiMGc
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天橋立・橋立神社と磯清水 https://youtu.be/HFVuH_K-LYI
天橋立白砂青松と舟屋 https://youtu.be/1JllCe7i3mg
天橋立・コハクチョウ飛来地 https://youtu.be/qkZhqLuvzqU
天橋立の遊覧船に乗る https://youtu.be/syeWiLRCk4U
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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 宝泉院1 額縁庭園と樹齢700年の五葉松 山門に向かって

2022-02-28 00:03:00 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 宝泉院1 額縁庭園と樹齢700年の五葉松 山門に向かって

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 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 宝泉院 額縁庭園と樹齢700年の五葉松で知られる

     宝泉院公式サイト    http://www.hosenin.net/

 京都大原三千院や実光院の前を通りすぎた正面が勝林院です。その勝林院の子院が宝泉院で、その西隣にあります。

 ここ宝泉院は、樹齢700年の五葉の松で知られ、柱と柱の空間を額に見立てて鑑賞する「額縁の庭園」が楽しめるお寺さんとしても有名です。清らかな水琴窟の音色に耳を傾けながら、一服のお茶をいただくのも一興です。

  【所在地】    〒601-1241京都市左京区大原勝林院町187
  【電話番号】    075-744-2409
  【拝観時間】    9:00~16:30(閉門17:00)
  【拝観料】    一般800円 中高生700円 小学生600円
  ※ライトアップなどイベント時はその都度異なる。夜間拝観のみの場合もある。

 

 

■■ 宝泉院へ ■■

 

勝林院を正面に見て右折すると

「法然上人腰掛石」が右手にあります。

他のことを気にかけていますと見落としてしまいそうです。

 

秋には紅葉に包まれそうな橋

 

橋のたもとに立つ「宝泉院」の立て看板

看板がなくても道に迷いそうもありません

 

左手奥に建物が見えてきました。

期待が膨らむ雰囲気です。

 

なんども訪れているこの三千院の地ですが

これまで訪れなかったことを悔やみそうな雰囲気

 

落ち着いた三門の門構え

 

門越しに左手に目を向けて中を望む

 

右手に目を転じました

 

可愛いお地蔵さんが迎えてくれました

 

 

 

 

 

 

天橋立の紹介 https://youtu.be/DRdt__LiMGc
天橋立旋回橋 https://youtu.be/k231c--XGlU
天橋立大天橋 https://youtu.be/uusNGaMuWN4
天橋立松と碑 https://youtu.be/GErHrkLQS5o
天橋立・橋立神社と磯清水 https://youtu.be/HFVuH_K-LYI
天橋立白砂青松と舟屋 https://youtu.be/1JllCe7i3mg
天橋立・コハクチョウ飛来地 https://youtu.be/qkZhqLuvzqU
天橋立の遊覧船に乗る https://youtu.be/syeWiLRCk4U
天橋立ビューランド https://youtu.be/Vc9kdnPUdfs

 

 

 

■ カシャリ! ひとり旅

 


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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 実光院3 茶室「理覚庵」とそこへの道

2022-02-26 12:03:00 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 実光院3 茶室「理覚庵」とそこへの道

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 実光院3 茶室「理覚庵」とそこへの道

   実光院 じっこういん     https://jikkoin.com/

 京都市の洛北エリア、大原にある実光院は、三千院を通り過ぎた奥にあります。三千院ほどの知名度はありませんが、是非訪れたいお寺さんで、庭園美を愛でることができます。

 

 寂源上人が声明(しょうみょう:仏典に節をつけた仏教音楽)を伝承する為に建立した天台宗魚山大原寺勝林院の子院です。

 その庭園は2つにわかれています。心字池を中心にした池泉観賞式の「契心園」と、散策することができる池泉廻遊式の「旧理覚院庭園」がとあります。

 福寿草、カタクリ、イカリ草などの春の花にはじまり、約120種の山野草が四季折々に花を咲かせ庭を飾っています。特に十月中頃より咲き始め、翌年四月まで咲く不断桜(ふだんざくら)は必見といわれています。十一月には紅葉と桜、冬になって雪が降れば、雪と桜を同時に楽しむことができることもあります。

 

 失礼ながら、知名度も三千院などと比べてそれほどではないお寺さんでしたので、拝観の時間を充分に取っておかないスケジュールでしたし、客殿に重要なものが展示されていることも知らず、すぐに庭園に降りてしまいました。あとになって、じっくりと時間を取って展示物を拝見すべきだったと後悔しました。

 

■■ 茶室「理覚庵」とそこへの道 ■■

 

 客殿の南側にある契心園(けいしんえん)の中を進みますと、茶室「理覚庵」があります。

 

 庭園西北に位置する茶室「理覚庵」は、昭和50(1975)年に建てられた建築です。

 

 ここで用いられている建築資材のほとんどが、実光院領の山林から切り出されたものです。このことからも実光院の力の大きさがわかります。三千院には、何度も来ているのに、そのすぐそばに、このようなお寺さんがあることを知りませんでした。

 

 

 

 

 

 

庭園をしばらく歩いて行きますと

何やら小さな建物が見えてきました

 

茶室の手前にある待屋のようです

 

待屋マイに待つ人を飽きさせない石塔や燈籠があります

 

茶室「理覚庵」

 建築資材のほとんどが実光院領の山林から調達されて

昭和50(1975)年にここに建てられました

 

 

 

一服のモノクロの絵が茶室らしさを醸し出してくれていました

 

 

 

天橋立の紹介 https://youtu.be/DRdt__LiMGc
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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 実光院1 三十六歌仙の客殿

2022-02-25 07:44:58 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 実光院1 三十六歌仙の客殿

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

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■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 実光院1 三十六歌仙の客殿

   実光院 じっこういん     https://jikkoin.com/

 京都市の洛北エリア、大原にある実光院は、三千院を通り過ぎた奥にあります。三千院ほどの知名度はありませんが、是非訪れたいお寺さんで、庭園美を愛でることができます。

 

 寂源上人が声明(しょうみょう:仏典に節をつけた仏教音楽)を伝承する為に建立した天台宗魚山大原寺勝林院の子院です。

 その庭園は2つにわかれています。心字池を中心にした池泉観賞式の「契心園」と、散策することができる池泉廻遊式の「旧理覚院庭園」がとあります。

 福寿草、カタクリ、イカリ草などの春の花にはじまり、約120種の山野草が四季折々に花を咲かせ庭を飾っています。特に十月中頃より咲き始め、翌年四月まで咲く不断桜(ふだんざくら)は必見といわれています。十一月には紅葉と桜、冬になって雪が降れば、雪と桜を同時に楽しむことができることもあります。

 

 失礼ながら、知名度も三千院などと比べてそれほどではないお寺さんでしたので、拝観の時間を充分に取っておかないスケジュールでしたし、客殿に重要なものが展示されていることも知らず、すぐに庭園に降りてしまいました。あとになって、じっくりと時間を取って展示物を拝見すべきだったと後悔しました。

 

■■ 三十六歌仙の客殿 ■■

 

 三門から入ると正面に見えるのが客殿です。ここでは、抹茶のサービス(有料)もあり、池泉式庭園「契心園心字池」を眺めることもできます。

 現在の建物は1921年に再建されました。欄間には江戸時代中頃に狩野派の絵師が描いた『三十六詩仙』が飾られています。

 様々な場所でのディスプレイ上だけでなく、床の間にある楽器は、声明の研究・研鑽の為に実光院の歴代住職が収集したものです。

 

三門から客殿を望む

 

切妻の立派な屋根

 

四季折々の花で知られる実光院らしく

玄関脇に季節の花が植えられていました

 

現在の建物は1921年に再建されました。

 

 客殿内、床の間にある楽器(左)は、

声明の研究・研鑽の為に実光院の歴代住職が収集したものです。
この楽器は、「編鐘(へんしょう)」といい、
 中国の雅楽で用いられていた

音律の基準音を定める楽器(復元品)です。
 

磬石(けいせき)
 香川県の讃岐石(サヌカイト)で作られた

声明((しょうみょう:仏典に節をつけた仏教音楽))を

練習するための楽器です。

 

 欄間には江戸時代中頃に狩野派の絵師が描いた『三十六詩仙』が飾られています。
 

 

仏頭と古代楽器

 

抹茶も振る舞われ、庭園を鑑賞もできます

 

珍しく参拝客の姿がない額縁庭園をみつけカシャリ

 

縁側の奥に手水鉢(次写真)が見えます

 

手を洗うという日常使う物にも

和の心が造形美をもって配されています。

 

<< つづく >>

https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/4947d27a2737f8e7effdc3600ebca510

 

京都 大原 実光院1 三十六歌仙の客殿

https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/a9b6c7c974bb69a954ddd8a09637c707


京都 大原 実光院2 池泉式庭園「契心園」

https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/4947d27a2737f8e7effdc3600ebca510


京都 大原 実光院3 茶室「理覚庵」とそこへの道 

https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/0e3415b381fa8f065e67a158812ea7d2

 

 

 

天橋立の紹介 https://youtu.be/DRdt__LiMGc
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■ カシャリ! ひとり旅

 

 


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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 寂光院5 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 建礼門院徳子 御庵室跡と井戸

2022-02-24 13:56:02 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 寂光院5 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 建礼門院徳子 御庵室跡と井戸

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 寂光院5 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 建礼門院徳子 御庵室跡と井戸

https://www.jakkoin.jp/

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが、天台宗の尼寺で、山号を玉泉寺という寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、推古2(594)年に、が父・用明天皇の菩提を弔うために創建されたと伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。当初の本尊は、聖徳太子御作と伝えられる六万体地蔵尊でしたが現存はしていません。

 鎌倉時代に制作された旧本尊(重要文化財)は、平成12(2000)年5月9日未明に発生した火災により焼損してしまいました。文化庁の指導を受けて財団法人美術院によって修復されて、境内奥の収蔵庫に安置されています。現在は、美術院によって模刻された地蔵菩薩像が本堂に安置されています。

通常    3月1日~11月30日    午前9時~午後5時(季節により30分短縮) 600円
〒601-1248 京都市左京区大原草生町676 075-744-3341

 

 

■■ 建礼門院徳子 御庵室跡・井戸 ■■

 

 壇ノ浦の合戦で平家が敗れたあと、建礼門院は助けられ、都を遠く離れた、この地・洛北に閑居することになりました。

 

 翌年、後白河法皇がここを訪れたとき、庵室の様子は「軒には蔦槿(つたあさがお)這ひかかり、信夫まじりの忘草」「後ろは山、前は野辺」といわれるほどの有様で、「来る人まれなる所」であったそうです。ここで、女院は、平家一門の菩提を弔いながら終生を過ごしました。


建礼門院徳子の御庵室跡石碑(左)と井戸(右)

 本堂の北奥に女院が隠棲していたと伝えられている庵跡があります。

現在は石碑が立つのみですが、

御庵室跡の右手奥に女院が使用したという井戸が残っています。
 

 

 



建礼門院徳子が使用したという井戸

 

 

井戸と言っても清水が湧き出す程度でした

 

 

 

 

<< つづき >>

寂光院6

 

 

 

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天橋立大天橋 https://youtu.be/uusNGaMuWN4
天橋立松と碑 https://youtu.be/GErHrkLQS5o
天橋立・橋立神社と磯清水 https://youtu.be/HFVuH_K-LYI
天橋立白砂青松と舟屋 https://youtu.be/1JllCe7i3mg
天橋立・コハクチョウ飛来地 https://youtu.be/qkZhqLuvzqU
天橋立の遊覧船に乗る https://youtu.be/syeWiLRCk4U
天橋立ビューランド https://youtu.be/Vc9kdnPUdfs

 

 

 

■ カシャリ! ひとり旅

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 寂光院5 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 建礼門院徳子 御庵室跡と井戸

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 寂光院5 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 建礼門院徳子 御庵室跡と井戸

https://www.jakkoin.jp/

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが、天台宗の尼寺で、山号を玉泉寺という寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、推古2(594)年に、が父・用明天皇の菩提を弔うために創建されたと伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。当初の本尊は、聖徳太子御作と伝えられる六万体地蔵尊でしたが現存はしていません。

 鎌倉時代に制作された旧本尊(重要文化財)は、平成12(2000)年5月9日未明に発生した火災により焼損してしまいました。文化庁の指導を受けて財団法人美術院によって修復されて、境内奥の収蔵庫に安置されています。現在は、美術院によって模刻された地蔵菩薩像が本堂に安置されています。

通常    3月1日~11月30日    午前9時~午後5時(季節により30分短縮) 600円
〒601-1248 京都市左京区大原草生町676 075-744-3341

 

 

■■ 建礼門院徳子 御庵室跡・井戸 ■■

 

 壇ノ浦の合戦で平家が敗れたあと、建礼門院は助けられ、都を遠く離れた、この地・洛北に閑居することになりました。

 

 翌年、後白河法皇がここを訪れたとき、庵室の様子は「軒には蔦槿(つたあさがお)這ひかかり、信夫まじりの忘草」「後ろは山、前は野辺」といわれるほどの有様で、「来る人まれなる所」であったそうです。ここで、女院は、平家一門の菩提を弔いながら終生を過ごしました。


建礼門院徳子の御庵室跡石碑(左)と井戸(右)

 本堂の北奥に女院が隠棲していたと伝えられている庵跡があります。

現在は石碑が立つのみですが、

御庵室跡の右手奥に女院が使用したという井戸が残っています。
 

 

 



建礼門院徳子が使用したという井戸

 

 

井戸と言っても清水が湧き出す程度でした

 

 

 

 

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寂光院6

京都 大原 寂光院 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 庭園と鳳智松殿(宝物殿)

 

 

 

天橋立の紹介 https://youtu.be/DRdt__LiMGc
天橋立旋回橋 https://youtu.be/k231c--XGlU
天橋立大天橋 https://youtu.be/uusNGaMuWN4
天橋立松と碑 https://youtu.be/GErHrkLQS5o
天橋立・橋立神社と磯清水 https://youtu.be/HFVuH_K-LYI
天橋立白砂青松と舟屋 https://youtu.be/1JllCe7i3mg
天橋立・コハクチョウ飛来地 https://youtu.be/qkZhqLuvzqU
天橋立の遊覧船に乗る https://youtu.be/syeWiLRCk4U
天橋立ビューランド https://youtu.be/Vc9kdnPUdfs

 

 

 

■ カシャリ! ひとり旅

 


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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 実光院2 池泉式庭園「契心園」

2022-02-20 16:47:45 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 実光院2 池泉式庭園「契心園」

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 

 実光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点で下車します。のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑を見ながら律川に沿って15分ほど登ります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 実光院2 池泉式庭園「契心園」

   実光院 じっこういん     https://jikkoin.com/

 京都市の洛北エリア、大原にある実光院は、三千院を通り過ぎた奥にあります。三千院ほどの知名度はありませんが、是非訪れたいお寺さんで、庭園美を愛でることができます。

 

 寂源上人が声明(しょうみょう:仏典に節をつけた仏教音楽)を伝承する為に建立した天台宗魚山大原寺勝林院の子院です。

 その庭園は2つにわかれています。心字池を中心にした池泉観賞式の「契心園」と、散策することができる池泉廻遊式の「旧理覚院庭園」がとあります。

 福寿草、カタクリ、イカリ草などの春の花にはじまり、約120種の山野草が四季折々に花を咲かせ庭を飾っています。特に十月中頃より咲き始め、翌年四月まで咲く不断桜(ふだんざくら)は必見といわれています。十一月には紅葉と桜、冬になって雪が降れば、雪と桜を同時に楽しむことができることもあります。

 

 失礼ながら、知名度も三千院などと比べてそれほどではないお寺さんでしたので、拝観の時間を充分に取っておかないスケジュールでしたし、客殿に重要なものが展示されていることも知らず、すぐに庭園に降りてしまいました。あとになって、じっくりと時間を取って展示物を拝見すべきだったと後悔しました。

 

■■ 池泉式庭園「契心園」 ■■

 

 契心園(けいしんえん)は、客殿の南側に広がる池泉式庭園です。

 

 江戸時代後期の作庭で、近くを流れる律川から、水を引いています。その水は、心字の池を中心とした旧普賢院以来、ここに存在しています。

 築山の松は鶴を、池の島は亀を表現しています。春夏秋冬、四季折々の表情を見せる自然の景色を、客殿から眺めることができます。
 

 

客殿の前に広がる契心園

 

近くを流れる律川から水は引かれています

 

築山の松は鶴を表しています

 


池の島は亀を表現しています

 

律川より水を引いた心字池となっています

 

錦鯉と丸い石に目を奪われて足元が危うい私を見て、

簡単な板橋が、「転ばないようにね」と

やさしく語りかけてくれています

 

律川から引かれた細長い池を縁取るように

飛び石が続いています。

 

池の真ん中に飛び石があり

そこから池を間近に見ることができます

 

ししおどしを通して、

園内をせせらぎが柔らかい音を立てて

流れています

 

銅製のお地蔵さんと石灯籠が

訪れる人を無言で迎えてくれています

 

穏やかなお顔は、参詣者ごとに

いろいろなことを語りかけてくださっているようです

 

仏様の思いを表すような

可愛いお姿が和ませてくれました

 

燈籠が処々に立っています

 

「よくぞ、この地に来てくれました」と

石灯籠がこちらを向いて手招いてくれてます

 

風雨にさらされた石灯籠

老骨にムチ打って、寺社巡りをしては

【カシャリ! ひとり旅】をしている私に、

「わしだって、お前に負けず生き抜いているのだ」と

教え、励ましてくれています。

 

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準備中

 

 

 

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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 寂光院6 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 建礼門院徳子 大原西陵

2022-02-20 13:23:33 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 寂光院6 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 建礼門院徳子 大原西陵

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

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■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 寂光院6 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 建礼門院徳子 大原西陵

https://www.jakkoin.jp/

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが、天台宗の尼寺で、山号を玉泉寺という寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、推古2(594)年に、が父・用明天皇の菩提を弔うために創建されたと伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。当初の本尊は、聖徳太子御作と伝えられる六万体地蔵尊でしたが現存はしていません。

 鎌倉時代に制作された旧本尊(重要文化財)は、平成12(2000)年5月9日未明に発生した火災により焼損してしまいました。文化庁の指導を受けて財団法人美術院によって修復されて、境内奥の収蔵庫に安置されています。現在は、美術院によって模刻された地蔵菩薩像が本堂に安置されています。

通常    3月1日~11月30日    午前9時~午後5時(季節により30分短縮) 600円
〒601-1248 京都市左京区大原草生町676 075-744-3341

 

 

■■ 建礼門院徳子 大原西陵 ■■

 

 寂光院の門前の手前に、一直線の石畳の陵墓径があります。ここは、秋には沿道の紅葉が美しいところだそうですが、私が直近に訪れた時はまだ紅葉には早い時期でした。

 

 草生を見渡すことのできる寂光院の東の背後の高台に、建礼門院の墓所と伝えられる大原西陵があります。三千院の北にある後鳥羽天皇と順德天皇の大原陵に対して西陵と呼ばれています。ここには、五輪塔が祀られています。

 

 さらに草生川をはさんで寂光寺御庵室跡の向かいに阿波内侍・大納言佐局・治部卿局・右京大夫・小侍従局ら建礼門院の侍女たちのものと伝える墓石もあります。寂光寺本堂前の汀の池には、この4人の名前を記し「在寺南翠黛山距此半丁程」とある文化5年(1808)3月建立の石柱があります。
 

左隣が寂光院

 

 

西陵への石段を登ってゆきますと

左手に手水場があります

 

手水場から後ろを振り返りますと

今登ってきた石段が続いています。

夏の暑い時期には、涼風が登ってくるのかも知れません。

 

階段を登り切りますと、寂光院の庫裏の建物が見えます。

 

建礼門院徳子 西陵

 

 

 

苔むした墓石が、

建礼門院徳子の寂しそうな声が聞こえるように思えました。

でも、最後までだいていた、幼い安徳天皇にあい

慈しみあい、語りあっているのでしょうね。

 

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寂光院トップ

 

 

 

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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 寂光院4 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 庭園と鳳智松殿(宝物殿)

2022-02-16 12:03:00 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 寂光院4 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 庭園と鳳智松殿(宝物殿)

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

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■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

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 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが、天台宗の尼寺で、山号を玉泉寺という寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、推古2(594)年に、が父・用明天皇の菩提を弔うために創建されたと伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。当初の本尊は、聖徳太子御作と伝えられる六万体地蔵尊でしたが現存はしていません。

 鎌倉時代に制作された旧本尊(重要文化財)は、平成12(2000)年5月9日未明に発生した火災により焼損してしまいました。文化庁の指導を受けて財団法人美術院によって修復されて、境内奥の収蔵庫に安置されています。現在は、美術院によって模刻された地蔵菩薩像が本堂に安置されています。

通常    3月1日~11月30日    午前9時~午後5時(季節により30分短縮) 600円
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■■ 庭園 ■■

 

 本堂前から北奥にある門をくぐると、そこは緑の苔庭になっています。建礼門院徳子が隠棲していたと伝えられている庵跡があるところです。現在は石碑が立つのみですが、御庵室跡の右手奥に女院が使用したという井戸も残っています。

 

手前右手が本堂

 

本堂前の汀の桜

 

門をくぐると緑の苔庭に出ます(手前が苔庭、奥左手が本堂)

 

通用門の看板が立派でした

 

 

大原菊の囲い

 

苔庭

 

苔庭に立つ地蔵菩薩立像

 

 

■■ 鳳智松殿(宝物殿) ■■

 

 コロナで休館
 平成18(2006)年秋に、本堂の復興を記念して宝物殿が建てられました。

『平家物語』ゆかりの文化財等が展示されています。

一角に、ミュージアムショップが併設されています。

 

私が訪れた時は、コロナウィルスの関係で

閉館していて、中を拝見することができませんでした。

 

 

道の奥に建物が見えてきました

 

 

鳳智松殿では、舜智殿という看板のある宝物殿

 

 

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寂光院5

 

 

 

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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 寂光院3 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 茶室「孤雲」と諸行無常の鐘楼

2022-02-14 16:13:02 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 寂光院3 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 茶室「孤雲」と諸行無常の鐘楼

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

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■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 寂光院3 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 茶室「孤雲」と諸行無常の鐘楼

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 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが、天台宗の尼寺で、山号を玉泉寺という寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、推古2(594)年に、が父・用明天皇の菩提を弔うために創建されたと伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。当初の本尊は、聖徳太子御作と伝えられる六万体地蔵尊でしたが現存はしていません。

 鎌倉時代に制作された旧本尊(重要文化財)は、平成12(2000)年5月9日未明に発生した火災により焼損してしまいました。文化庁の指導を受けて財団法人美術院によって修復されて、境内奥の収蔵庫に安置されています。現在は、美術院によって模刻された地蔵菩薩像が本堂に安置されています。

通常    3月1日~11月30日    午前9時~午後5時(季節により30分短縮) 600円
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■■ 茶室「孤雲」 ■■

 

 京都御所で行われた昭和天皇の即位の御大典の際に用いられた部材が下賜され、それをもとに茶室が造られました。昭和6年3月に、千宗室宗匠をたのみ献茶式を催し、茶室開が行われました。

「孤雲」のいわれは、建礼門院のもとを訪れた後白河法皇が、粗末な御庵室の障子に諸経の要文とともに貼られた色紙がありました。そのなかに、

「笙歌遥かに聞こゆ孤雲の上 聖衆来迎す落日の前」

という大江定基の歌とともに、

「思ひきや深山の奥にすまひして 雲居の月をよそに見んとは」

という女院の歌があり、それを御覧になって、一行は涙にむせんだという『平家物語』の大原御幸のなかの一節にちなんで命名されました。

 

 茶室「孤雲」は、本堂前にある門の手前の会談途中右手にあります。
 

 

茶室「孤雲」への入口

左の階段を登ると本堂前の門

 

茶室「孤雲」の待屋

 

茶室「孤雲」への道

 

茶室「孤雲」

 

茶室「孤雲」横の苔

 

■■ 諸行無常の鐘楼 ■■

 

 本堂の正面の池の汀にある江戸時代に建立された鐘楼には、

「諸行無常の鐘」と称する梵鐘が懸かっています。

鐘身に、黄檗宗16世の百癡元拙(1683-1753)撰文になる

宝暦2年(1752)2月の鋳出鐘銘があります。

時の住持は本誉龍雄智法尼、弟子の薫誉智聞尼で、浄土宗僧侶でした。

鋳物師は、近江国栗太郡高野庄辻村在住の太田西兵衛重次です。

 

 

諸行無常の鐘楼

 

 

諸行無常の梵鐘

 

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寂光院4

 

 

 

天橋立の紹介 https://youtu.be/DRdt__LiMGc
天橋立旋回橋 https://youtu.be/k231c--XGlU
天橋立大天橋 https://youtu.be/uusNGaMuWN4
天橋立松と碑 https://youtu.be/GErHrkLQS5o
天橋立・橋立神社と磯清水 https://youtu.be/HFVuH_K-LYI
天橋立白砂青松と舟屋 https://youtu.be/1JllCe7i3mg
天橋立・コハクチョウ飛来地 https://youtu.be/qkZhqLuvzqU
天橋立の遊覧船に乗る https://youtu.be/syeWiLRCk4U
天橋立ビューランド https://youtu.be/Vc9kdnPUdfs

 

 

 

■ カシャリ! ひとり旅

 


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