気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

帆船最高の儀礼 「登檣礼(とうしょうれい)」  / 海王丸  (神戸港)

2015年03月07日 | 港湾/船舶
2月27日(金)から3月3日(火)まで、神戸港に練習帆船「海王丸」が入港していて、離岸時に帆船での最高の儀礼とされる「登檣礼」が行われるとネットで知ったので行ってきました。登檣礼は、言葉では聞いた事が有るなと言った程度で、詳しい内容に関しては殆ど知りませんでしたので、行く前にネットで予備知識を持った上で3月3日にカメラを持って出かけました。

この時の様子をまとめたフォトチャンネルも新規追加致しました。

【登檣礼】
帆船の出港時に船員がヤード(帆を取り付ける横方向の桁)に登って、見送りに来た来客に対して感謝の意を表す、帆船においては最高の儀礼とされている。この儀礼の由来としては、乗組員をヤードという戦闘準備が出来ない場所に配置する事によって、船内で砲弾を込めたり等の戦闘準備を意図した行動をとっていない事を、相手に証明するという行動が元になっている。(ウィキペディアより参照)

神戸港第一突堤に停泊中の海王丸を、対岸のメリケンパークから捉えました。


海王丸の船首像です。航海の安全を祈っています。


船体が岸壁を離れた後、練習生達はマストへの登攀を開始しました。


登攀が完了して、練習生達はそれぞれの配置に就きました。


全員が脱帽の上、帽子を振って「ごきげんよー !」と発声し、これを3回繰り返しました。今回、初めて登檣礼を目にしましたが、その姿は感動的で、練習生達の熱い心意気が感じられました。






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