気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

黒部峡谷鉄道トロッコ列車 (富山県)

2020年09月14日 | 黒部峡谷鉄道
黒部峡谷鉄道は黒部川沿いに宇奈月温泉駅から欅平駅迄、総延長は約20Kmで小さな機関車が、トロッコ客車列車を牽引して走っています。(撮影:2012年5月3日)


レール幅はナローゲージ(鉄道線路の軌間の区分の一つで762mm幅)で運転されていて、新幹線の線路幅(1435mm)の約半分程しかありません。現在、ナローゲージの軌間の路線で乗客を乗せての運行されているのは、この黒部峡谷鉄道、三岐鉄道北勢線、四日市あすなろう鉄道の3路線のみです。

この黒部峡谷鉄道は、元々は黒部川沿いでの電源開発を目的に開通させたもので、建設資材や作業員を輸送する為のものでした。その後、観光客や登山客から、この列車への乗車希望が増えてきた事から、“事故が有っても命の保証はしない”を了解の上でなら、とりあえず乗車は認める事で運転されていたようです。

1953年(昭和28年)に正式な認可を受けた鉄道路線としての営業運転が始まり、現在は前記のような事は有りません。

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半径21.5mの急カーブを行く ・ 黒部峡谷鉄道(富山県)

2017年06月27日 | 黒部峡谷鉄道
富山県の黒部川沿いで宇奈月駅(うなづきえき)から、欅平駅(けやきだいらえき)迄の間に黒部峡谷鉄道が走っています。この路線は日本国内で現在では珍しくなった特殊狭軌でレールの幅が762mmになっており、新幹線のレール幅が1435mmなので約半分程しか有りません。

他に、このレール幅で旅客輸送する鉄道は、国内では三重県を走る三岐鉄道北勢線と四日市あすなろう鉄道が有るだけです。

鉄道が走行するにあたって苦手とするヶ所は、レールの急勾配と急なカーブと言われています。一般的な鉄道では半径30mのカーブが急カーブと言われているようですが、この黒部峡谷鉄道の黒薙駅(くろなぎえき)構内では、半径21.5mの超急カーブになっています。

黒薙駅ホームに到着しました。




ホームから見て右前方に後曳橋が見えますが、その橋を渡るために線路が90度近く曲がっている様に見えました。






コメント (2)
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