気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

田んぼが広がる光景・北条鉄道(兵庫県)

2024年04月30日 | 北条鉄道
兵庫県を走るローカル線の北条鉄道は第三セクター方式の路線で、粟生駅(あおえき)を起点として北条町駅(ほうじょうまちえき)迄を結び路線距離は13.7Kmで、駅数は起点と終点を含めて8駅で全線非電化の単線路線です。この沿線では田んぼが広がる長閑な光景の中を、単行の気動車がトコトコ走ってました。

この写真は途中駅の網引駅(あびきえき)のすぐ横に踏み切りが有って、やって来た上りの粟生駅行の列車を狙いました。
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観光特急『あをによし』平城宮跡を行く・近鉄奈良線(奈良県)

2024年04月27日 | 近畿日本鉄道
平城宮に勤務する役人の管理をしていた部署「式部省」の建物跡が部分復元されており、そのすぐ横を近鉄奈良線が走っています。写真左奥の方に見える2層屋根の建物は復元された朱雀門です。この式部省の写真奥の方には、軍事関係を担当していた「兵部省」の建物跡が復元されてます。

復元された役所跡を横目に、近鉄奈良駅に向けて観光特急『あをによし』が駆け抜けて行きました。
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大井川鐡道 神尾駅(静岡県)

2024年04月24日 | 大井川鐵道
大井川鐡道の秘境駅感があふれる神尾駅(かみおえき)です。
大井川鐡道の線路と並走して通っている国道473号線を外れて急な細い道を車で15分前後下って行くと、民家も無くなって神尾駅で行き止まりになっており駅周辺にはコンビニ等はもちろんの事、何も無い光景が広がってました。(撮影:2013年11月)

ここで行き止まりで数台の駐車は可能でした。手前左側の建物は物置になっていて、写真中央奥で線路の向こう側に見える小さな屋根は待合所になってました。


奥の線路の方へ進みました。島式ホーム1面2線を持つ列車交換可能駅になってます。


ここには信楽焼の狸が並んでいて “たぬき村” が出来てました。


下りのSLが通過して行きます。写真の左側を流れてるのは大井川です。




線路脇では何体もの “たぬき” が安全運航を見守ってます。


上り電車がやってきて停車中です。この列車は以前には近鉄線で特急列車として走行してた車両ですが、本家の近鉄線では特急列車の色はリニューアルされて、このカラーリングの車両は見る事ができません。


下りのSLがやって来ましたが、この駅での停車はありません。









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玄関先を走る郊外電車・熊本電鉄藤崎線(熊本県)

2024年04月23日 | 第3セクター/その他私鉄
熊本県熊本市内を走る熊本電鉄藤崎線は、北熊本駅(きたくまもとえき)から藤崎宮前駅(ふじさきぐうまええき)を走る路線で、終点の藤崎宮前駅と黒髪町駅(くろかみまちえき)間は一般道との併用軌道になってます。一般道路で自動車が走行している横を、路面電車が走行してる光景は珍しくありませんが “郊外を走る通勤電車” が自動車と並走する珍しい区間になってました。
(撮影:2014年8月)

家の玄関先の電車の軌道はバラストを敷いた軌道になっていて、路面電車ではなく “郊外電車” が通過して行きます。








ここから先は右にカーブした専用軌道になっていて、線路脇の右側には 3.3‰(パーミル:1000m進む間に3.3mの勾配がある)の上り勾配の標識が設置されてました。





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急勾配の鉄道路線

2024年04月16日 | 第3セクター/その他私鉄
鉄道が走行するにあたって苦手とするのは、レールの急カーブと急勾配と言われてます。日本ではいわゆる “普通の鉄道列車” で超えられるのは35‰(パーミル:1000m進む間に35mの勾配がある)と決められていて、これを超える急勾配を走行する車両では特認扱いとなってブレーキ等に特殊な装備が施されてます。

【1】大井川鐡道 井川線
大井川鐡道大井川本線を走行するSLの終点駅、千頭駅(せんずえき)から先の大井川鐡道井川線では90‰で普通鐡道での最急勾配になってます。

この急勾配の路線では安全に走行出来る様に『アプト式』で運行されてます。軌道上の2本のレールの真ん中に滑り止めの歯の付いたレールを設置して、アプト式電気機関車の床下にも歯車を取り付け、それらをかみあわせながら勾配の区間を走行しています。その際は必ず坂の下側にアプト式電気機関車を連結して、ブレーキの役目をしながら走行しています。

この区間の列車には乗った事が有ります。進行方向に向かって座ってましたが、下り坂の時は足に力を入れて踏ん張るようにしないと、座席からすべる様な感覚になりました。


【2】箱根登山鉄道
線路脇の 80.00 の標識は80‰の勾配を表しています。駆動力が車輪に伝わってレールとの摩擦に頼って走行する方式では、最急勾配になっており走行可能な限界です。


途中の信号場での列車交換です。ここでは33.3‰の勾配です。


【3】叡山電鉄 鞍馬線
線路脇の標識では 50‰ になってます。
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