気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

DD51形ディーゼル機関車

2022年05月11日 | JR貨物/甲種輸送
国鉄時代に幹線から蒸気機関車を廃止する「無煙化」によって、1962年(昭和32年)から1978年(昭和53年)までの間に、649両が製造されました。そしてSLに置き換わって旅客列車や貨物列車の牽引で活躍しました。しかし、この「DD51」も登場から60年を経過して、現在は数える程しか残ってない様です。

この「DD51」は国鉄の路線から『SLを蹴散らして廃止に追い込んでしまった!!!』としてSLファンからは目の敵にされてた事がありました。 『そんな事言われても ワシャ知らんがな』と DD51のボヤキが聞こえてきそう・・・・

2011年7月から2017年9月までの間に、JR関西本線と三岐鉄道の貨物線が乗り入れてる富田駅(とみだえき)へ何度か訪れて撮りだめした「DD51」をまとめました。この時のフォトチャンネルも新規追加致しました。

三岐鉄道の東藤原駅(ひがしふじわらえき)横に在る太平洋セメントの工場から貨物列車が資材を運んできて、富田駅でJR貨物にバトンタッチされて全国へ配送されます。数少なくなった「DD51」もJR貨物の愛知機関区に6両が所属し、四日市エリアを中心に貨物列車牽引で活躍してた様です。最新の “生存状況” は確認出来ませんでしたが、既に引退した車両もあるかも知れません。

JR貨物のDD51に機関車が付け替えられました。




国鉄時代の雰囲気が漂う跨線橋が現役でした。








重いエンジン音を響かせながら、DD51重連の貨物列車が通過します。








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甲種鉄道車両輸送

2019年12月04日 | JR貨物/甲種輸送
鉄道車両メーカーで制作された新造車両を発注先の鉄道会社への納入は、トレーラーを使用して道路上を輸送する場合と、鉄道線路を使用してJR貨物の機関車が牽引して貨物列車扱いで輸送される場合があります。貨物列車扱いで輸送されるのを、甲種鉄道車両輸送と言われています。

昨日(12月3日)に神戸の川崎重工業で制作されたディーゼル機関車「DD200-8」が、JR貨物の電気機関車が牽引して愛知県の稲沢駅へ輸送されました。

私は京都府にあるJR東海道本線の山崎駅付近で甲種輸送の列車を待ちました。このポイントはサントリーの工場の前にあって線路が緩やかにカーブし、通称『サントリーカーブ』と呼ばれていて、この時は私の他に4人程の人がカメラを構えていました。

電気機関車が赤色のディーゼル機関車「DD200-8」を牽引してやってきました。




列車の進行方向、写真右側に見えるのは山崎駅のホームです。


甲種輸送は以前にも1度撮りに行った事があり、その時は秋田新幹線の「スーパーこまち」を神戸で狙いました。(撮影:2013年7月26日)




輸送される列車の窓には送付に関する書類?伝票?の様なのが貼られてましたが、これが限界で詳細は判別出来ず。
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JR城東貨物線淀川橋梁 “桃太郎”が行く!(大阪府)

2014年12月19日 | JR貨物/甲種輸送
昨年の10月末で、大阪市内の北部を走る城東貨物線淀川橋梁に併設されていた『赤川仮橋』が、複線電化工事の為閉鎖されて1年が経過致しました。この鉄橋は複線分を通すスペースを確保して建設されていましたが、レールは単線施設で上流側には歩行者や自転車が通行できるようになっていて、歩行者のすぐ横を貨物列車が轟音をたてて通過するという珍しい光景が展開していました。

赤川仮橋が閉鎖されて1年後の様子を確かめにカメラを持って出かけ、撮影は橋梁の吹田側から撮って来ました。
橋梁部分ではレールの施設は終っていて、橋を渡り切ったすぐの場所に踏切が有りますが、その手前でレールは途切れていました。
(2014年12月19日撮影)







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閉鎖された城東貨物線の“赤川仮橋”(大阪府)

2013年11月11日 | JR貨物/甲種輸送
以前にも(2013年6月19日)一度、当ブログでアップ致しました大阪市内の北部を走る城東貨物線で、淀川を渡る淀川橋梁に併設された歩行者専用の“赤川仮橋”が、10月31日を以て閉鎖されました。この橋は歩行者のすぐ横を貨物列車が轟音を立てて通過する、全国的にも珍しい橋として知られてました。

私はこれまでに3回程訪れて写真を撮って来ましたが、閉鎖される前にもう一度撮りに行こうと思い、10月28日に行ってきました。最終日には多くの見物者が集まる事が予想される為3日前に行ったのですが、それでも多くの人が集まっていました。現地で撮り鉄の方と話をしてたら、横浜からこの場所の撮影の為に駆け付けた人もいました。

これまで地元住民に親しまれてきた橋が閉鎖されて、閉鎖後は上流約900m程の場所に設置されている橋が迂回路になる事から住民にとっては、不便になりそうですね。

≪1≫この写真は2枚とも、午後1時20分過ぎ頃に通過する列車を、ほぼ同じポイントで撮りました。
  ①10月28日撮影 : 歩行者通路は多くの見物者で、賑わっていました。


  ②6月9日撮影 : 通行する人は、まばらで日常の風景になっていました。


≪2≫列車の通過を待って、多くの人が橋の手すり沿いに並んでいました。(10月28日 午後2時50 撮影)
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秋田新幹線 スーパーこまち 甲種輸送

2013年07月29日 | JR貨物/甲種輸送
秋田新幹線を走る“スーパーこまち”が、兵庫県の川崎重工で新しく製造されて、JR貨物神戸貨物ターミナル駅から秋田駅に向けて3日がかりの甲種輸送が行われました。在来線を使って1編成丸ごと発送するのは珍しく、沿線では鉄道ファンだけでなく小さな子供を連れたお母さん達の姿も目にしました。
輸送される新幹線車両を肉眼で見た時は全く気付かなかったのですが、撮った写真を見ると車体表面の色が光の反射で、飛んだ状態になっていました。おそらく汚れ防止の為に、フィルムが貼られているのでしょうか。

この時の様子をまとめたフォトチャンネルも、新規追加致しました。

≪1≫製造元の川崎重工を出て、最寄駅のJR貨物兵庫駅から始発駅の神戸貨物ターミナル駅へ向かう“スーパーこまち”


≪2≫神戸貨物ターミナル駅で待機中を、JR鷹取駅のホームから狙いました。
・待機中の新幹線“こまち”の横を貨物列車が通過していきます。


・車体に取り付けられている台車は、仮の台車がセットされていました。


≪3≫JR東海道本線、島本駅⇔山崎駅 間を走行中!
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