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気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

【廃線】同和鉱業片上鉄道 吉ヶ原駅 (岡山県)

2024年11月15日 | 鉄道遺産/駅舎他 施設
岡山県の柵原駅(やなはらえき)から瀬戸内側の片上駅(かたかみえき)迄を結んで走行していた路線で、柵原鉱山で産出された硫化鉄鋼を輸送していて、沿線住民の足としての旅客輸送も併せて行われてました。

鉱石輸送をトラック輸送に切り替えが発表され、路線距離33.8Km・全線非電化の鉄道路線の廃止が打ち出されて1991年(平成3年)に全線廃止されました。この吉ヶ原駅(きちがはらえき)を訪れた時は 『ここは 本当に廃線駅なの?』 と感じる程の “現役の駅” 感が満載の状況になってました。(撮影:2016年9月)

赤いとんがり屋根の特徴的な吉ヶ原駅舎です。








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【廃線跡】下津井電鉄 (岡山県)

2024年06月11日 | 鉄道遺産/駅舎他 施設
下津井電鉄は1913年(大正2年)開業の倉敷市を走っていた軽便鉄道で、下津井駅(しもついえき)と茶屋町駅(ちゃやまちえき)を結び、路線距離は21Kmで駅数は起点と終点を含めて15駅の路線でした。

モータリゼーションの進行で乗客の減少が進み、1972年に茶屋町駅⇔小島駅(こじまえき)間(14.5Km)が廃止されました。1988年の瀬戸大橋開通によって道路事情が大きく改善され、バス路線が充実した事により1991年には残りの小島駅⇔下津井駅 間も含めて全線廃止されました。廃線跡は『風の道』と名付けられた歩行者道・自転車道として整備されてました。

全線廃線後も小島駅駅舎は残ってました。


駅舎内に入りました。レールは撤去されましたが、現役時代の雰囲気は残ってました。



















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信越本線廃線跡 ・ 旧丸山変電所(群馬県)

2024年02月05日 | 鉄道遺産/駅舎他 施設
信越本線で碓氷峠を超える線が電化された事に伴って、明治45年にレンガ造りの丸山変電所が建設されました。現在は廃線となった横川駅と軽井沢駅間の途中の廃線跡に堂々とした姿を見る事が出来ます。国の重要文化財の指定を受けており、通常は内部の見学は出来ずに外観の見学のみになってました。ネットで見れば変電所内部を公開するイベントも実施されてた様です。

この時のフォトチャンネルも新規追加致しました。

前回アップした 『碓氷峠鉄道文化むら』 から廃線となった線路沿いを歩いて行きます。写真右端に一部写っている道路で線路沿いに廃線跡を利用した遊歩道が整備されてます。


左側の線路は1997年(平成9年)に廃止となった下り線を利用して、トロッコ列車が運転されてました。


『碓氷峠鉄道文化むら』から 約2Km も無かったと思われますが、ここでの移動手段は徒歩かトロッコ列車のみです。右側のレンガ造りの建物が旧丸山変電所です。




変電所の目の前がトロッコ列車の停車駅になってました。












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碓氷峠鉄道文化むら(群馬県)

2024年02月02日 | 鉄道遺産/駅舎他 施設
群馬県の高崎駅を起点としているJR信越本線は碓氷峠を超える事なく、現在は横川駅が終点となっていて横川駅と軽井沢駅間は廃止されています。横川⇔軽井沢間の廃止に伴い、横川駅に隣接して設けられていた横川運転区の車両基地が廃止されました。廃止された広大な車両基地の跡地を利用して碓氷峠越えで活躍した鉄道車両他、国鉄時代からの車両が多く展示されてました。

廃線跡を利用して、碓氷峠超え専用の補助機関車として開発された本物の「EF63型電気機関車」の体験運転も行われてました。ここへ行く事を計画した時、体験運転ができる事はチェック漏れしていて現地で知りました。しかし、この後のスケジュールの関係で体験運転する事は諦めました。

今から思えば本物の電気機関車の運転を体験できる機会は、まず無いと思うので残念な事をしたぁー !!!!!!!
















本物の鉄道車両が展示されてる中を “小さなSL” が走ってました。この時の乗客は “ちびっ子” は少なく大人がメインで、皆さん嬉しそうにされてたのが印象的でした。
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【廃線】国鉄小松島駅線 小松島駅(徳島県)

2023年12月22日 | 鉄道遺産/駅舎他 施設
1985年(昭和60年)に廃線となった小松島線の小松島駅(こまつしまえき)です。この路線は中田駅(ちゅうでんえき)から小松島港駅(仮)までを結ぶ、路線距離が1.9Kmの国鉄では一番営業距離が短い路線でした。小松島駅跡には現在は鉄道記念公園、小松島ステーションパークとして整備されており、開業当時の駅舎が復元されて駅舎ホームには 『C12型SL』 が静態保存されてました。

その様子をまとめたフォトチャンネルも新規追加致しました。

この路線は徳島港が遠浅で大型船の入港は難しかった事から、徳島港に代わって小松島港から和歌山・大阪・神戸航路と連絡する鉄道連絡船を出航させようと阿波国共同汽船(あわのくにきょうどうきせん)が建設した鉄道で、1913年(大正2年)開業時から国鉄が借り上げて営業を始めました。その後、1922年(大正11年)に国有化されて小松島線となりました。

















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