気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

三岐鉄道三岐線の終着駅 西藤原駅(三重県)

2024年03月04日 | 三岐鉄道
三重県を走るローカル線の三岐鉄道は北勢線と三岐線の2路線で運行されており、この2路線の線路幅は異なっており相互乗り入れする事は出来ません。線路幅は北勢線が762mmのナローゲージ路線で、三岐線は狭軌と呼ばれる1067mmになっており、JRの在来線と同じ線路幅になっています。

この時のフォトチャンネルも新規追加致しました。(撮影:2020年1月)

三岐線は富田駅(とみだえき)を起点として西藤原駅(にしふじわらえき)迄の26.5Kmの路線です。

駅舎はSLの型をしていて後方に “連結してる車両” はトイレになってました。




ホームへ入りました。島式ホーム1面2線を持つ駅ですが、1線は車両が静態保存されていて定期列車の発着はありません。


ホームを進んで上記写真の左側車両の前方にはSLが保存されてました。




駅舎ホームの外へ出てSLの前方からホームを見ました。ホーム横のこの場所一帯は公園になっていて、SLや保存車両のすぐ近くで見る事が出来ました。


腕木式信号機がありましたが、これは現役ではないと思います。


終点の駅になっていている事から、この先は線路は途切れていています。









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三岐鉄道北勢線の撮影ポイント 八幡神社(三重県)

2024年02月10日 | 三岐鉄道
三岐鉄道北勢線は線路幅が762mmしかないナローゲージと呼ばれる特殊狭軌の路線です。現在、乗客を乗せて営業走行している路線は他には同じ三重県内の「四日市あすなろう鉄道 内部線・八王子線」と富山県の「黒部峡谷鉄道 本線」の3社のみです。

新幹線の線路幅は標準軌と呼ばれる1435mmになってますので、新幹線の線路幅の約半分程しかありません。その為この路線では走行してる車両も小型になって、小さな電車がトコトコ走っています。

この沿線にある八幡神社は鳥居と社の間を北勢線の電車が走っています。この付近は撮影ポイントになっていて、鳥居へ向かう道路の川に架かっている橋の写真右方向で北勢線が川を渡る時は “めがね橋” を渡ってきます。




鳥居をくぐって進むと右にカーブして線路を渡る踏切が有ります。


この踏切を渡って正面奥が拝殿になってます。この写真を撮った時には特に意識してなかったのですが、拝殿前に青い球体の物が奉納されてました。これは戦艦陸奥で使用された機雷で、写真には写ってないですが拝殿の写真右方向には戦艦長門の砲弾があります。
これは地元出身の海軍中将が奉納された様です。
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三岐鉄道北勢線 めがね橋・ねじり橋(三重県)

2022年06月17日 | 三岐鉄道
三岐鉄道は三重県を走るローカル線で、北勢線と三岐線の2路線で運行しています。

北勢線は起点の西桑名駅(にしくわなえき)から終点の阿下喜駅(あげきえき)迄を結んでいて、駅数は起点と終点を含めて13駅のナローゲージ路線です。ナローゲージ路線とは軌間(レールの間隔)が762mmの路線で、新幹線や関西の大手私鉄の軌間は1435mmなので約半分程しかありません。その為、走行している列車も小さな車両になってます。

三岐線の楚原駅(そはらえき)と麻生田駅(おうだえき)間に、この沿線での有名撮影ポイントがありました。ここへは数回訪れましたが、名古屋のTV局が取材に来てたのを目にした事がありました。

3連式めがね橋を下り電車が通過して行きます。私が居た時代を感じさせる橋は「みやはし」「昭和38年3月」と記されたプレートが取り付けられてました。


電車の進行方向、写真左方向には小さなお宮さんがあります。鳥居の前には神社の祭礼の時に幟を掲げるのでしょうか、大きなポールが2本見えます。


鳥居をくぐって進むと境内に踏切が有って、正面には神社の拝殿がありました。


めがね橋を撮っていた場所から線路を左手に見て数分歩いた場所に「ねじり橋」がありました。橋と用水路が斜めに交差する場所への設置する為、アーチ橋の下部にひねりを入れたコンクリートブロックが積まれてる珍しい構造になってます。この構造は「ねじりまんぽ」と言われ、コンクリート製ブロックの橋梁では現存している唯一の橋です。


【追記】
軌間が762mmの特殊狭軌、ナローゲージ路線は日本国内では3路線しか残っていません。三岐鉄道三岐線と同じ三重県内を走る、四日市あすなろう鉄道、富山県の黒部峡谷鉄道の3路線です。
ご参考まで。

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三岐鉄道三岐線 東藤原駅(三重県)

2021年01月28日 | 三岐鉄道
一昨日(1月26日)に東藤原駅(ひがしふじわらえき)構内の側線から見たセメント工場の様子をアップ致しました。今回は東藤原駅舎と駅構内本線上を通過する列車の様子をまとめました。

私が当初訪れた時は、この様な木造の平屋建ての駅舎でした。(撮影:2014年12月3日)


2017年(平成29年)に駅舎は新築され木造2階建で、洋風のデザインが施され大きくイメージが変ってました。
(撮影:2020年1月13日)


この駅は島式ホーム1面2線を持つ、列車交換可能な駅です。西藤原駅(にしふじわらえき)行きの下り列車がやって来ました。


電気機関車2両に牽引された貨物列車が、写真奥に見える太平洋セメントの工場に向けてやって来ました。積載貨物の状況は不明ですが、この路線では一般乗客を乗せて走行する列車の合間に、この様な貨物列車が走行する日常光景を目にする事が出来ます。
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巨大なセメント工場 ・ 三岐鉄道三岐線(三重県)

2021年01月26日 | 三岐鉄道
三岐鉄道三岐線の終着駅である西藤原駅(にしふじわらえき)から2駅戻った所に東藤原駅(ひがしふじわらえき)があります。駅に隣接して太平洋セメントの広大な工場が広がっており、引き込み線が本線から工場の中へ延びています。

この三岐線ではJR線以外の路線では珍しくなったセメントや、関連する資材を運搬する貨物列車を見る事が出来ます。

写真下部中央付近の黒いタンクの貨車右側に、東藤原駅ホームとホームの上屋が見えます。その後方にロケットの発射台の様な巨大な工場プラントが圧倒的な存在感を示しています。
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