気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

JR線と南海電鉄線の『加太駅』

2024年03月25日 | JR西日本エリア
JR関西本線で三重県内に『加太駅(かぶとえき)』があり、和歌山県内にも南海電鉄加太線の終着駅として、漢字表記は全く同じの『加太駅(かだえき)』があります。

【1】加太駅(かぶとえき)
ここは関西本線の非電化区間の単線で、列車交換可能な無人駅になってます。駅は1896年(明治29年)に開業された古い路線で、写真の駅舎は1936年(昭和11年)竣工のようです。(撮影:2015年9月)




上りの亀山駅(かめやまえき)行きの列車の発車です。ここから写真奥の一駅隣駅の柘植駅(つげえき)迄は、25‰(パーミル:1000m進む間に25mの勾配)の急勾配が続く難所になっています。SL全盛時代には列車の最後尾にも列車の後押しをする “後補機” も連結して超える難所になってました。それでも列車の速度は極めて遅かったようです。
現在はハイパワーの車両が軽快に走行してますが、現在もこの区間を通過する “加太超え” の名は残っています。


ネットで現在の駅舎の様子を確認すると、2022年4月に駅舎の改修工事が完了して様子が変わってました。

【2】加太駅(かだえき)
南海電鉄本線の紀の川駅(きのかわえき)を起点とする加太線の終点駅です。
1912年(明治45年)開業で駅長配置駅になっています。(撮影:2012年8月)




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JR線『平城山駅』と 近鉄線『平城駅』 ・ (奈良県)

2024年03月23日 | JR西日本エリア
JR関西本線で奈良県北部の京都府との県境近くに、奈良県内での難読駅名の一つ『平城山駅(ならやまえき)』があります。この平城山駅から南西方向に、直線距離で約2.5Km程の場所には近鉄京都線の『平城駅(へいじょうえき)』があります。

【1】JR関西本線 平城山駅
この駅は国鉄時代の1985年(昭和60年)に開業された駅で、相対式ホーム2面2線を有して橋上駅舎を持つ駅になってます。


駅の西口から見た橋上駅舎で、長い階段を上っていきます。


写真右上に歩道橋のような構造物が見えますが駅の東口から駅へ入るには、この階段を下りて行きます。




奈良と京都の県境を東西に延びる平城山丘陵(ならやまきゅうりょう)一帯でニュータウンの開発が進み、丘陵斜面に新駅が設置された事からこのような珍しい構造になってる様です。この駅では気付かなかったのですが、上り線と下り線のホームは高低差があるとの事です。

【2】近鉄京都線 平城駅
相対式ホーム2面2線を持つ大和西大寺駅(やまとさいだいじえき)管理の有人駅です。ホームは地上に出てますが、改札・コンコースは地下に設けられてました。




駅名は平城駅(へいじょうえき)となってますが、世界遺産の平城宮跡へは一つ南隣駅の大和西大寺駅の方が近くて最寄り駅になってます。
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「唐古・鍵遺跡史跡公園」に残る戦争遺跡(奈良県)

2024年03月20日 | 旅行風景(近畿地方)
奈良盆地のほぼ中程を南北に通じる幹線道路の国道24号線が通ってます。その国道沿いに幾重にも環濠に囲まれていた弥生時代の集落遺跡「唐古・鍵遺跡」が有り、広さは甲子園球場10個分相当の日本最大級のムラでした。発掘調査では土器をはじめ各種遺物の出土や、大きな建物があった事を示す遺構等も確認されてるようです。

環濠に架かる橋を渡って史跡公園へ入ります。


公園の中程には江戸時代に造られた農業用ため池の唐古池が有って、出土した土器に描かれていた楼閣が復元されてます。


唐古池沿いに上記写真左方向に進むと、太平洋戦争の遺跡がありました。


この説明版によると上記写真で、この方角の2Km程向こう側にあった海軍の柳本飛行場を守る為に設置された高射砲の台座が残ってました。





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大阪・関西万博 ラッピング車両 / 近鉄奈良線(奈良県)

2024年03月11日 | 近畿日本鉄道
2025年の大阪・関西万博に向けて、近鉄奈良線と大阪線では万博オリジナルデザインのラッピング列車が運行されてます。

この列車を初めて目にしたのは近鉄大阪線沿線で車を運転中に一瞬チラッと見ただけで、何の列車かよく分からず「派手な色の電車が走ってるなぁ!」と思っただけでした。その後に平城宮跡で近鉄奈良線の電車を撮ってる時に、何度か遭遇したのでシャッターを押しました。

線路の向こう側の復元された朱雀門を横目に、近鉄奈良駅に向かって行きました。


その後、近鉄奈良駅で折り返して大阪方面へ向かって走り抜けました。




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JR姫新線の途中駅 美作江見駅・勝間田駅(岡山県)

2024年03月10日 | JR西日本エリア
JR姫新線は中国地方の中央を東西に続いている中国山地の南側を、兵庫県の姫路駅(ひめじえき)から途中の岡山県の津山駅(つやまえき)を経て新見駅(にいみえき)まで結んで走行しています。JR姫新線は全線非電化の単線で、路線距離は158Kmの路線になってます。(撮影:2016年9月)

この時は姫新線に沿って津山駅へ向かう途中に立ち寄りました。この路線では国鉄時代を彷彿させる木造駅舎が何か所か残っていて、懐かしい雰囲気を味わってシャッターを押してました。

【1】美作江見駅(みまさかえみえき)
相対式ホーム2面2線を持つ列車交換可能駅で、窓口で乗車券を販売する津山駅管理の簡易委託駅になってました。




【2】勝間田駅(かつまだえき)
この駅も上記の美作江見駅と同様の相対式ホーム2面2線を持つ列車交換可能駅で、窓口で乗車券を販売する津山駅管理の簡易委託駅になってました。
ネットで現在の勝間田駅の様子を確認したら、全く新しい駅舎になっていて2021年2月から使用されてるようです。


列車の本数が少なかったと記憶してますが、運よく上りの列車が接近してきました。カメラの撮影データーを見れば『14:52』になっていて、ネットで現在の当駅上りの発車時刻を見れば『14:53』となってました。  ラッキー!!!




構内踏切を渡って下りホームへの移動となります。


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