KAZのおさんぽ

移り行く季節の中で美しい表情を見せる花や虫たち
みんなに会いにきょうもおさんぽです

房総の秋・2

2007年11月29日 | 2007年のブログ
日曜日の小春日和に訪れた、南房総の山里の蝶。
2回目のきょうはタテハチョウを中心にアップします。

南房総は花の郷、こんな山奥の畑でも花が栽培されているのを見かけます。
この日は、いつも蝶を探すあたりで菊が沢山咲いている畑を見つけました。
ちょうど満開の菊の花畑は、ツマグロヒョウモンやタテハチョウたちの宴会場の様でした。

 <アカタテハ 2007/11/25:千葉県君津市>
11月下旬だというのに、このアカタテハはこの日に羽化した様子。
後羽が赤茶色に光る、とても綺麗な個体でした。

 <アカタテハ 2007/11/25:千葉県君津市>
上の個体が止まっていた崖下は、食草であるカラムシの群落、きっとここから羽化したのでしょうね。
カラムシには別の個体も来ていました。

 <キタテハ 2007/11/25:千葉県君津市>
菊の花には秋色をしたキタテハが来ていました。越冬を前の栄養補給かな。

 <ヒメアカタテハ 2007/11/25:千葉県君津市>
いちばん多かったのはやっぱりこの子、暖かいこのあたりなら冬を越せるかな。

 <キチョウ 2007/11/25:千葉県君津市>
菊の花にキチョウも来ていました、日本的な花にキチョウは合いますね。
夏のキチョウは翅の先端が黒いですが、越冬型ではほとんど黄色一色、色も少し薄くなる様ですね。

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また随分冷え込んできました。
きょうは寒い一日になりそうです。