KAZのおさんぽ

移り行く季節の中で美しい表情を見せる花や虫たち
みんなに会いにきょうもおさんぽです

新緑の蝶たち

2007年05月17日 | 2007年のブログ
春の蝶たちが姿を消し始めました。
ツマキチョウやミヤマセセリは来年の春まで会えません。
モンシロチョウやルリシジミ、ベニシジミは6月になると夏型が出てきます。
今は春型のアゲハ類が最盛期ですね。
きょうは先週末に見かけた旬の蝶たちです。

 <アオスジアゲハ 2007/5/13:千葉市>
先日の「お気に入りの一枚」の個体です。何枚も撮ったので再登場です。
普段はこんな風に常に羽ばたいていますが、蜜を吸うのに夢中になるとたまに翅を休めます。

 <オナガアゲハ 2007/5/13:千葉市>
クロアゲハそっくりですが、翅がかなり細長いです。
アオスジアゲハに夢中でこんな写真しか撮れませんでした。
何回かこのウツギに来ていたので、もう少しこっちに集中すべきでした。

 <ダイミョウセセリ 2007/5/13:千葉市>
ピンと張った翅を大名のカミシモに見立てた様です。蝶では珍しく殆ど翅を閉じません。
幼虫はヤマイモの葉を折って中に潜みます。

 <ヒメキマダラセセリ 2007/5/12:千葉市>
山に多い蝶ですが自然が残っていれば里山でも見られる蝶で、平地では5月と8月に姿を見せます。

 <ヒメウラナミジャノメ 2007/5/12:千葉市>
4月からいる蝶ですが、少しずつ発生するらしくて、いつまでたっても新鮮な個体を見かけます。
どこにでもいる蝶ですが、裏面の細かな模様が綺麗ですね。

 <ヒメウラナミジャノメ 2007/5/12:千葉市>
こっちが表、結構地味ですね。

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そろそろアザミが咲き始めました。
アザミは春のアゲハ類が一番集まる花です。
房総の山中ではモンキアゲハ、ナガサキアゲハ、カラスアゲハ、クロアゲハ、ジャコウアゲハ、アオスジアゲハなどが次々に吸蜜にやって来ます。
今週末あたりが良いのですが、土曜は出勤。
日曜が晴れれば撮影に行きたいのですが。