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青ヤマト

2018年10月14日 | 虫    2018年
10月ももう既に半ばとなって気温もずいぶんと下がってきましたね。
ここのところなかなかお天気がすぐれませんが、時節的にはヤマトシジミの青い雌が最盛期になる頃。
10月14日の日曜日は昼頃少しだけ薄日が差してきたので青いヤマトを探しに近所の公園へ向かいました。


(ヤマトシジミ♂ 2018/10/14 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
公園ではハマギクも咲き始めて気温が低いにもかかわらず何頭ものヤマトシジミが吸蜜に来ています。


(ヤマトシジミ♀ 2018/10/14 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
何頭かの♀を追ううちに裏面の茶色の濃いめの個体に狙いを定めて待っているとしばらくして開翅してくれました。
なかなか深い青をした綺麗な個体ですが、青い鱗粉の輝きがいまひとつでしょうか。


(ヤマトシジミ♀ 2018/10/14 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
そのうち飛んでいる時から青のキラリと輝く個体を見つけて追ううちにコオニタビラコで吸蜜してくれました。
この個体がこの日一番の美形でしたが、前翅後翅ともに青の広がった個人的には好みのタイプの個体でした。


(ヤマトシジミ♀ 2018/10/14 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
比較の為青の発達の弱い♀もアップしておきますが、この個体は地色の黒が濃くてなかなか渋い個体でした。


(アサギマダラ♂ 2018/10/14 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
しばらくヤマトを撮っていると遠くで大きめ蝶が2頭上空を舞っています。
最初はナミアゲハかと思いましたが花壇に舞い降りて来たのはアサギマダラでした。

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いつになったら気持ちのよい秋晴れが続くようになるのでしょうね・・・。
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公園の蝶たち

2018年10月09日 | 虫    2018年
2週連続の台風の影響で千葉の沿岸の地域では花も蝶もずいぶん影響を受けました。
それでも今がピークの秋の常連の蝶たちは次から次へと新しい個体が羽化している様子。
10月7日と8日は近所の公園の花壇でそんな逞しい秋の蝶たちの姿を追いました。


(ツマグロヒョウモン♀ 2018/10/7 千葉市 α58/SONY DT18-135)


(ツマグロヒョウモン♂ 2018/10/8 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)


(モンキチョウ 2018/10/7 千葉市 α58/SONY DT18-135)


(アオスジアゲハ 2018/10/7 千葉市 α58/SONY DT18-135)


(ヤマトシジミ♂ 2018/10/8 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)


(ウラナミシジミ♂ 2018/10/8 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)


(ウラナミシジミ♀ 2018/10/8 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)

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そろそろヤマトシジミの青い♀の時期ですね。
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オオスカシバ

2018年10月07日 | 虫    2018年
台風一過の10月7日は秋の定番の蝶でも撮ろうかと近所の公園へ行きました。
ところが前回の台風24号の強風と塩害でほとんどの花が見るも無残に枯れてしまっています。
海に近い公園なのである程度予想はしてはいましたが、現実は予想以上にひどいものでした。
僅かに残った花を訪れる蝶たちも翅の破損したものが多く、あまり撮影意欲の湧く個体が見つかりません。
そんな時に眼に写ったのが吸蜜に熱心なオオスカシバ、台風で蜜が吸えずにお腹が空いていたのでしょうかね。


(オオスカシバ 2018/10/7 千葉市 α58/SONY DT18-135)
オオスカシバは初夏から秋にかけて2度ほど発生する昼行性のスズメガの仲間。
翅には鱗粉が無く南米のスカシマダラのような透明な翅をしています。


(オオスカシバ 2018/10/7 千葉市 α58/SONY DT18-135)
尾端にある黒い毛の束は広げたり閉じたりして空中での姿勢制御に役立っているようです。


(オオスカシバ 2018/10/7 千葉市 α58/SONY DT18-135)
吸蜜はハチドリのように高速で羽ばたきながらのホバリング状態で行われます。
この為撮影にはISOを上げて早いシャッターを切らないとなかなか翅が写りません。

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ヤマトシジミは青い♀が出始めましたが、この日は暑くてほとんど開翅は見られませんでした。

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台風一過のルーミス

2018年10月01日 | 虫    2018年
朝から風は強いものの快晴に恵まれた10月1日はルーミスシジミを探しに房総の渓流へ向かいました。
たまたま休みだったこの日は朝家内を市内まで送って行ってその足で館山道へ。
数年前、やはり10月の強風の翌日の暑い日に何頭かのルーミスに出会った場所へと急ぎました。


(ルーミスシジミの棲む渓流 2018/10/1 千葉県君津市 α58/SONY DT18-135)
ここが以前10月の暑い日にルーミスの小集団に出会った場所、深く切れ込んだ谷底は風もさほどは強くはありません。


(ハンミョウ 2018/10/1 千葉県君津市 α58/SONY DT18-135)
河原にはこの時期定番のハンミョウが歩くたびに飛び立ちます。


(サワガニ 2018/10/1 千葉県君津市 α58/SONY DT18-135)
水の中を覗くとやけに青白いサワガニがいくつも見つかります。


(ウラギンシジミ 2018/10/1 千葉県君津市 α58/SONY DT18-135)
昼近くになって暑くなってくるとウラギンシジミが吸水にやって来ました。


大きな木の木陰を探すとあちこちで妖艶に紫に輝くムラサキシジミが飛び立ちます。


(ルーミスシジミ 2018/10/1 千葉県君津市 α58/SONY DT18-135)
しばらくしてタマアジサイの樹上をチラチラ舞う小さなシジミが見えました。
近寄ってみるとスカイブルーの翅表をピカピカさせながらタマアジサイの葉上に静止しました。


(ルーミスシジミ 2018/10/1 千葉県君津市 α58/SONY DT18-135)
秋の長雨が続いていたせいかまだ翅の痛みも無く、縁毛の揃った綺麗な個体でした。

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3頭ほどのルーミスシジミに出会いましたが、撮影出来たのはこの個体だけでした。
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ツメクサガ

2018年09月25日 | 虫    2018年

(ツメクサガ 2018/9/23 千葉市 α58/SONY DT18-135)


(ツメクサガ 2018/9/23 千葉市 α58/SONY DT18-135)

花壇にコスモスが咲き始める頃になると良く見かける昼行性の小さなガです。
屋根型に翅をたたんでしまうガが多い中で、ツメクサガは半開翅状態で花から花へと舞いながら蜜を吸います。
模様は一見セセリモドキにも似た斑紋で、地味ながらもミヤマセセリに似た雰囲気の可愛らしいガです。
名前の由来は幼虫がアカツメクサなどのマメ科植物を良く食べる事から来ているようですが、
ダイズなどの作物も食い荒らしてしまう為基本的には害虫扱いとなってしまっているようです。
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彼岸花の頃

2018年09月20日 | 虫    2018年
17日は仕事で出勤だったので19日に休みを貰って鴨川まで出かけてきました。
途中ちょうど彼岸花が見頃だったのでアゲハ類の吸蜜狙いで彼岸花の咲くポイントへ寄ってみました。
ところが今年は長く続いた猛暑の影響かモンキアゲハもナガサキアゲハも個体数が少なく良い絵は撮れず終いでした。
シルビアシジミの方は♂♀ともにまだ夏型の擦れた個体が何頭かいただけで秋型の個体は見つかりませんでした。


(彼岸花とクロアゲハ 2018/9/19 千葉県鴨川市 α58/SONY DT35)


(彼岸花とモンキアゲハ 2018/9/19 千葉県鴨川市 α58/SONY DT35)


(シルビアシジミ♂ 2018/9/19 千葉県鴨川市 α58/TAMRON SPAF90)


(シルビアシジミ♂ 2018/9/19 千葉県鴨川市 α58/TAMRON SPAF90)


(シルビアシジミ♀ 2018/9/19 千葉県鴨川市 α58/TAMRON SPAF90)


(シルビアシジミ♀ 2018/9/19 千葉県鴨川市 α58/TAMRON SPAF90)


(ヒメジャノメ 2018/9/19 千葉県鴨川市 α58/TAMRON SPAF90)

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そろそろ気温も落ち着いてきたようですね。
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秋ヤマト

2018年09月16日 | 虫    2018年
どんよりと曇った一日となった9月16日は近所の公園へヤマトシジミの様子を見に行きました。
今まで夏型ばかりだったヤマトシジミも今頃からは中間型が混じるようになり低温期型も出てきます。
まだまだ10月頃のような♂と見間違う程の青い♀は出て来ませんが、今頃の青が広がった♂も綺麗ですね。


(ヤマトシジミ夏型♂ 2018/9/16 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)


(ヤマトシジミ夏型♀ 2018/9/16 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)


(ヤマトシジミ夏型♀ 2018/9/16 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)


(ヤマトシジミ中間型♂ 2018/9/16 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)


(ヤマトシジミ中間型♂ 2018/9/16 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)


(ヤマトシジミ低温期型♂ 2018/9/16 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)

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ポツポツと彼岸花が咲き始めました。
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アカボシゴマダラ

2018年09月12日 | 虫    2018年

(樹液に来たアカボシゴマダラ 2018/9/9 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
ここは千葉市内の雑木林、クヌギやコナラに加えエノキも多くゴマダラチョウや時にはオオムラサキも姿を見せます。


(倒木で翅を休めるアカボシゴマダラ 2018/9/9 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
千葉市内にアカボシゴマダラが侵入したのはここ数年ですが、あっと言う間に増えて今ではもう普通種となりました。


(林縁のエノキ幼木 2018/9/9 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
樹液のアカボシゴマダラを撮っていると、少し先の林縁の草原を大きめの♀らしき個体が旋回しています。
近寄ってみるとそこには餌にするには小さ過ぎるようなエノキの幼木が沢山生えています。


(アカボシゴマダラ産卵 2018/9/9 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
エノキの幼木を見ていると一旦飛び去った♀がまたやって来て近くの幼木で産卵を始めました。


(アカボシゴマダラの卵 2018/9/9 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
少しして飛び去ったあと幼木で産卵していたあたりを見てみると緑色の卵がありました。
良く見ると既に孵化した卵殻や左の方には幼虫の糞らしきものも見えますね・・・。
おやっ!、糞の上の葉陰に何かいるようですね。


(アカボシゴマダラ若齢幼虫 2018/9/9 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
いましたいました、ずいぶん小さいですが背中の突起からアカボシゴマダラの幼虫のようです。


(アカボシゴマダラ幼虫 2018/9/9 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
しばらく探すうち今度は少し大きな幼虫を見つけました、立派なツノがあるので終齢になったばかりでしょうかね。

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しかしまあ、こんな小さな幼木でちゃんと親まで育つのでしょうか?。
何しろ幼木1本に幾つもの卵があるのですから・・・・。
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衣替え

2018年09月09日 | 虫    2018年
強い南風も大分収まった9月9日は今の時節の蝶を探しに近場の雑木林へと向かいました。
相変わらず気温は高めに推移しているので、この日は多少時間帯を早めて林の中を中心に歩きました。


(ヒカゲチョウ♂ 2018/9/9 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
まず最初に姿を見せてくれたのはヒカゲチョウ。
関東では6月と9月に姿を現し、ちょうど5月と8月に出て来るサトキマダラヒカゲと入れ替えとなります。


(キタテハ夏型 2018/9/9 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
樹液を吸っていたのかクヌギから舞い降りた夏型のキタテハが木漏れ日の中で日光浴を始めました。


(キタテハ秋型 2018/9/9 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
すると今度はすぐ横の草地にもう既に煉瓦色の衣装に衣替えした秋型のキタテハが舞い降りました。
まだまだ30度以上の夏日が続いていますが、ずいぶんと早い衣替えですね。


(ルリタテハ 2018/9/9 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
樹液の出ている木を探すと今度は比較的綺麗なルリタテハに出会いました。


(アカボシゴマダラ 2018/9/9 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
最近はアカボシゴマダラの個体数もずいぶんと増えてきて、樹液の出る木も探しやすくなりました。
要は林の中を歩いていてアカボシゴマダラが旋回している辺りを探すと概ね樹液酒場が見つかります。


(ウラギンシジミ 2018/9/9 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
ウラギンシジミも時折見かけるようになってきましたが、この個体はまだ夏型のような感じですね。


(ムラサキシジミ 2018/9/9 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
この時期ムラサキシジミも涼しい林内を生活の場としていて、林を歩くと良く足元から飛び立ちます。

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今度の火曜日頃からは少し涼しくなるようですね。

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秋ヒョウモン

2018年09月08日 | 虫    2018年
荒れ模様の天気が続いていましたが、今週末はようやく天気が回復して来ました。
ただ東京湾の最奥に位置する千葉の市街地は海からの南西風がまだ強く、蝶の撮影にはまだ少し厳しい状況。
9月8日の土曜日は少しでも風の中心から離れるべく、房総丘陵に近いヒョウモンの夏眠場所へ行ってみました。


(ヒョウモンの夏眠地 2018/9/8 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
ここは毎年沢山のヒョウモンたちが夏を過ごす千葉市の外れの森の中。
高い木が鬱蒼と茂って気温も低く、やや谷になっていることから湿度も高めに保たれています。


(メスグロヒョウモン♂ 2018/9/8 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
森の中を歩くと木漏れ日を受けて咲くヤブミョウガなどで吸蜜するメスグロヒョウモンによく出会います。


(メスグロヒョウモン♀ 2018/9/8 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
こちらは湿った地面に吸水にやって来たメスグロヒョウモンの♀。


(ミドリヒョウモン♀ 2018/9/8 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
ミドリヒョウモンはもう木の根もとのコケなどに産卵を始めている様子。
ただ気温はまだまだ高いので、ヒョウモンたちがこの涼しい森から出て来るのはもう少し先になりそうです。


(ウラナミシジミ♀ 2018/9/8 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
今の時節は様々な野生のマメ科植物が花を咲かせる時期にあたり、ウラナミシジミの増殖の時期と重なります。
このウラナミシジミもヤブツルアズキなどで盛んに産卵中でした。


(ウラギンシジミ♂ 2018/9/8 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
もうひとつ秋のシジミと言えばウラギンシジミ、こちらも今はクズの茂みに集まって過ごしています。

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そろそろ野菊の咲く頃の涼しい秋の風情が恋しくなりました。

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雨上がり

2018年09月02日 | 虫    2018年
暦が9月に変わると同時に秋の長雨をもたらす前線が南下してきました。
前線の北側にはもう既にひんやりとした秋の空気が控えていますが前線の南側はまだ夏の空気。
これからしばらくの間は去り行く夏と秋とのせめぎ合いでお天気がぐずつきますね。
そんな雨上がりの日曜日の午後、公園の芝生でさかんにクローバーに産卵するモンキチョウに出会いました。


(モンキチョウ黄色型♀ 2018/9/2 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
梅雨時のような空模様の下、公園の芝生のクローバーで産卵中のモンキチョウがいました。


(モンキチョウの卵 2018/9/2 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
今産まれた卵はまだ何とか年内には羽化しますかね・・・。


(ヤマトシジミ♂ 2018/9/2 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
気温が急に下がった雨上がりの午後でしたから、他に見かけたのはヤマトシジミとイチモンジセセリくらい。


(ヤマトシジミ♂ 2018/9/2 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
何頭か確認してみましたがこの時見かけたのは♂も♀も全て夏型の個体でした。


(イチモンジセセリ 2018/9/2 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
前日にけっこう雨が降りましたから、やはり鱗粉や縁毛がまだらにはげ落ちたような個体が多い気がしました。

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長雨が開けるのはいつになるのでしょうね・・・。
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大きな獲物

2018年08月30日 | 虫    2018年
近所の公園を歩いているとブットレアの花にぶら下がって半開翅しているアオスジアゲハが見えました。
アオスジアゲハが花に止まって半開翅で吸蜜だなんて珍しいなあ~、なんて思いながら寄ってみると・・・。
!!!、何とまあ小さなクモに捕まって既に絶命しているではありませんか。
こんな小さなクモがあの飛翔能力抜群のアオスジアゲハを捕らえてしまうなんて・・・!。


(クモに捕らえられたアオスジアゲハ 2018/8/28 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)

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今年は猛暑続きのせいかアゲハ類も少なめのような気がします。
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秋の主役たち

2018年08月28日 | 虫    2018年
8月28日は通院でお休みでした。
昼前には病院から戻り、近所の公園へそろそろ個体数が増えてくる秋の蝶たちの様子を見に行きました。


(イチモンジセセリ 千葉市 2018/8/28 α58/TAMRON SPAF90)
イチモンジセセリは1年で今が最も個体数の多い時期、数え切れないほどの個体が花壇に群れていました。


(チャバネセセリ 千葉市 2018/8/28 α58/TAMRON SPAF90)
チャバネセリは数は控えめですが、このまま安定した個体数で霜が降りる頃まで発生を続けます。


(ウラナミシジミ 千葉市 2018/8/28 α58/TAMRON SPAF90)
ウラナミシジミもだんだん数が増えてきました、今は河原のクズの蕾などで数を増やしている最中ですね。


(ヤマトシジミ 千葉市 2018/8/28 α58/TAMRON SPAF90)
ヤマトシジミはそろそろ低温期型への移行が始まった様子。
連日猛暑日が続いているのに低温期型が出て来るということは、季節型の要因は日照時間なのでしょうか?。


(ヒメアカタテハ 千葉市 2018/8/28 α58/TAMRON SPAF90)
ウラナミシジミと並んでもうひとつの秋の主役はこのヒメアカタテハ。
この蝶は最近春の頃から時折見かける年も多いですが依然として秋にならないと個体数は増えませんね。


(ツマグロヒョウモン♀ 千葉市 2018/8/28 α58/TAMRON SPAF90)
ツマグロヒョウモンも最近は春から秋まで見られますが、やはり秋が個体数が多い気がしますね。

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そろそろ秋が恋しくなってきましたね・・・。

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シルビア吸蜜

2018年08月26日 | 虫    2018年
8月25日は先週に続いてシルビアシジミの撮影に鴨川へ行きました。
先週夏型の♂の開翅が撮れたので、今回はまだ未撮影の夏型♀の開翅が目標です。


(シルビアシジミ♂ 2018/8/26 千葉県鴨川市 α58/TAMRON SPAF90)

ところが出て来てくれたのは♂のみで、しかも猛暑のせいか開翅は一度もしてくれませんでした。
炎天下でも元気なシルビアシジミですが、さすがに気温が高すぎると開翅はあまりしないようですね。

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吸蜜している花はヒメクマツヅラ(ハマクマツヅラ)です。
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夏の終りの雑木林

2018年08月25日 | 虫    2018年
8月25日は朝から天気は良いものの、先日の台風の名残りの南風がまだ木々の梢を揺らしていました。
こんな状況ではあまり良い撮影も出来そうに無いので、近場の雑木林の様子を見に行くことにしました。


(夏の終りの雑木林 2018/8/25 千葉市 α37/SONY DT35)
5月末にアカシジミやウラナミアカが群れていた雑木林も、今は時折アゲハやアカボシゴマダラが滑空する程度。


(ツルボ 2018/8/25 千葉市 α37/SONY DT35)
まだまだ暑い草原は飛び交う蝶の姿も少なく、木陰では夏の終りを告げるツルボの花が咲き始めていました。


(キツネノカミソリ 2018/8/25 千葉市 α37/SONY DT35)
涼を求めて森に入ると咲き残りのキツネノカミソリが風に揺れていました。


(キタキチョウ 2018/8/25 千葉市 α37/SONY DT35)
林縁ではもう夏型から中間型に移行し始めたキチョウが吸蜜していました。


(キマダラセセリ 2018/8/25 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
黄色いセセリが飛んだのでヒメキマダラかと近寄ってみたら、新鮮なキマダラセセリでした。


(樹液を吸うルリタテハとサトキマダラヒカゲ 2018/8/25 千葉市 α37/SONY DT35)
クヌギの樹液を探すといづれも擦れたルリタテハやキタテハ、サトキマダラヒカゲなどが吸蜜に来ていました。


(アカボシゴマダラ♂ 2018/8/25 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
樹林の中をしばらくアカボシゴマダラが滑空していましたが、眼で追ううちに地面に降りて来てくれました。
木漏れ日の中でなかなか撮りにくい状況でしたが、綺麗な♂が開翅をしてくれました。

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この暑さはいつまで続くのでしょうね・・・。
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