(樹液に来たアカボシゴマダラ 2018/9/9 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
ここは千葉市内の雑木林、クヌギやコナラに加えエノキも多くゴマダラチョウや時にはオオムラサキも姿を見せます。
(倒木で翅を休めるアカボシゴマダラ 2018/9/9 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
千葉市内にアカボシゴマダラが侵入したのはここ数年ですが、あっと言う間に増えて今ではもう普通種となりました。
(林縁のエノキ幼木 2018/9/9 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
樹液のアカボシゴマダラを撮っていると、少し先の林縁の草原を大きめの♀らしき個体が旋回しています。
近寄ってみるとそこには餌にするには小さ過ぎるようなエノキの幼木が沢山生えています。
(アカボシゴマダラ産卵 2018/9/9 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
エノキの幼木を見ていると一旦飛び去った♀がまたやって来て近くの幼木で産卵を始めました。
(アカボシゴマダラの卵 2018/9/9 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
少しして飛び去ったあと幼木で産卵していたあたりを見てみると緑色の卵がありました。
良く見ると既に孵化した卵殻や左の方には幼虫の糞らしきものも見えますね・・・。
おやっ!、糞の上の葉陰に何かいるようですね。
(アカボシゴマダラ若齢幼虫 2018/9/9 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
いましたいました、ずいぶん小さいですが背中の突起からアカボシゴマダラの幼虫のようです。
(アカボシゴマダラ幼虫 2018/9/9 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
しばらく探すうち今度は少し大きな幼虫を見つけました、立派なツノがあるので終齢になったばかりでしょうかね。
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しかしまあ、こんな小さな幼木でちゃんと親まで育つのでしょうか?。
何しろ幼木1本に幾つもの卵があるのですから・・・・。
卵、幼虫の様子もよく分かりました。
幼虫の形態は特徴的で面白いですね。
幼木に産むのは、葉が柔らかいからでしょうか。
確かに葉の量がもつのか疑問を持ちますね。
なのに今ではもう雑木林ではごく普通に見かけます。
大きな木にも産むのかどうか未確認ですがどうも幼木が好きなようです。
葉が無くなったら別の幼木へ移動するのか、そもそもそんな事が出来るのか、疑問が沢山湧いてきます。