イギリス人ルポライターのジェームス・ブラッドワースの潜入取材のルポ
実際彼がアマゾンの巨大倉庫で働いてみたルポです。
巨大な倉庫の中をピッキング作業員として一日10時間半 うち休憩が15分が一日二回昼の休憩
が昼45分 問題は休憩は15分といえども倉庫は4階建ての巨大倉庫なのだがトイレは1階にあるだけ
3階 4階ではペットボトルで用を足すものもいる、食堂は1ケ所で競争するように作業員が駆け込み
なにかあれば食事にありつけないこともしばしばある、とりあえず従業員を機械としかみていない、機会以下
の扱いともいえる。
多くが外国人労働者東欧ルーマニアからの労働者が多い、おのずと労働条件は悪くなる。
やる気などいう言葉はどこにもない、惰性とただ生きているという空気だけが漂う職場。
胸に機械をとりつけて、歩数や労働時間などをカウントする、完全に管理されている。
そして減点制度、遅刻したら1点減点とかあり、6点になれば解雇とかになる
少し考えられない制度が平気でまかり通ってる。
この話はイギリスだけでなく日本でもアマゾンの倉庫に潜入したルポの本が出されている。
増田増生の潜入ルポアマゾン帝国
実際アマゾンの小田原センターで働いたルポ
倉庫内は夏はうだるような暑さで救急車で運ばれる人もいるようなところ
ピッキング作業は作業員の都合は関係なく機会が指示しそれに追いつくしかない
いきつく暇もない、常にせかせれてる心理的圧迫があるとのことです
一日の歩行距離は20KM以上
ラジオに以前出ておられた時にちょうど聴いてて、ゴミ箱に大人用のおむつが捨ててあった
といっていた、これは高齢者が働いているからか?トイレに行く時間もないからなのか?
特に印象的だった
携帯の持ち込みは厳禁、警備員にチエックされ持ち込んでいたら没収で2-3日は返却
してもらえないとの事です、やっと返してもらう段になり、中身のメールとか連絡先など
を話して確認の上返却との事ですが・・・こんなことが今の世の中であっていいものだろうか?
アマゾンは恐ろしい会社だなというのがよくわかる・・
このラジオを聴いてから本とCDはアマゾンで買っていたが、それ以降は一切買うのをやめた
ほとんど楽天の店で買っている。
あと作者が経験したのは派遣介護労働 保険会社のコールセンター
そしてウーバーのタクシー
現代の最低賃金労働の実態のルポ 日本も同じような感じだろう、これからより新自由主義
が大きなきばをむきだしより労働者はいじめぬかれることになるだろうと思う。
新自由主義にだまされてはいけない。