物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

束縛状態、分散関係、複素角運動量

2018-01-20 15:26:00 | 物理学

などが物理と関係があるらしいことは知っているが、あまり詳しいことを知っているわけではない。

いずれも自分で調べたことはないし、研究のテーマともしたことがないからである。だが、今村勤さんの書『物理と関数論』に触れられているようだ。また、流体力学との関係では等角写像というのが使われているようだが、あまり流体力学には関心をもったことがないので、どういうふうに使われているのかはまったく知らない。

だが、こういうこともこれから少しづつ調べていくべきなのだろう。

解析接続についてだけ調べたいという気持ちだったが、少しづつ範囲を広げていかなければならないだろう。だが、なかなかそういうふうにははかばかしくは行かない。


小平の複素解析

2018-01-20 11:50:45 | 数学

小平の『複素解析』は岩波の基礎数学講座の1冊である。昨日、E 大学の付属図書館に行ったときに、書庫に入ってこの書をちらっと見た。それによると解析接続の方法としてべき級数展開によるものの他に積分表示によるもののことがかかれてあった。

図書館の書庫に入ってであるので、それほど詳しくは見なかった。それにこの書は多分自分でも持っているはずなので、自宅で探せばでてくるであろう。

もっと最近では神保道夫さんの『複素解析』というのが岩波書店から出ているらしい。この講座シリーズも私はもっていると思うから、今朝書棚を探したのだが、こちらの方はあまり読まないということでか、書庫にあるのか見つけられなかった。

二つの書ともにアマゾン・コムでは絶賛の書である。もっとも私は興味の幅が狭いので、アマゾン・コムで絶賛されていてもいいと思うかどうかはわからない。

(2018.1.22付記) 昨日は日曜で自宅にいたので、上記の小平さんの「複素解析」を書棚からとり出してみた。大体数学者の書いたものなど私が読むことができる書などないのではないかと思っていたが、それほどではなくて、苦労すれば読むことができそうだとわかった。

だが、それだと高木貞治の『解析概論』の第4章も読めるのではないのかと思ってこちらをとり出して読むこと乗り換えた。分からないところもあるが、苦労すれば読めそうだということがわかった。この第4章の終りの方は昔読んだことがあって、その本の中に大分鉛筆で書き込みをしてある。しかし、この第4章はその初めの小部分とその終わりのいくつかの節を除いて読んだことがなかった。ちょうど次の章の第5章が複素解析である。