物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

誤解を招く表現

2018-01-09 11:18:03 | 日記

先日の日曜日、昔のテニスの仲間から電話がかかってきた。来週の金曜日に新年会をするが、参加するかという。

それには参加すると答えたのだったが、来週の金曜日という言葉が気になってもう一度電話を掛け直してみた。それは1月12日の金曜日ですか。それとも1月19日の金曜日ですかと。

私の理解では1月19日の金曜日だろうと思っていたが、そうではなくて、1月12日の金曜日とのことだった。アメリカと日本では週は日曜に始まると普通には考える。だとすると日曜日に電話をかけてきたら、来週の金曜日とは1月19日の金曜のことだと思うだろう。

だが、ヨーロッパの国では週の始まりは月曜日で最後が日曜日である。それだと私の知人のいう来週の金曜は1月12日となる。日にちが1月12日だとわかったあとで、この慣習を私がぐつぐつと説明しようとしたら、妻にグダグダ言ってと一喝された。

しかし、こういうまちがいはよく起こるので、少し考えてみよう。交差点のところで、道を尋ねたら、3つ目の交差点で右へ曲がりなさいと言われたする。このとき今自分たちのいる交差点は数に入れないと考えるのが普通だと私は思うのだが、そうではなくて自分たちがいる交差点を一番目の交差点と考える人もまれにはいる。そういうときにはあいまいさをなくすためには自分たちのいる交差点を含めてかどうかを確かめておく必要がある。