いまのところ私は体のどこも痛いところはない。健康かと言えば、その辺はわからないとしか言えないが、そういうある意味では幸福なものとしての責任がこのごろあるような気がしている。
それは私の場合には「数学・物理通信」の発行だったり、ブログを書くことだったり、する。もちろん一人の人の考えられることには限りがあり、そのための視野が制限されているということはある。
だが、昨日も書いた通り、発見的な数学の理解を自分の理解している限りで書くということは私が自分に勝手に課している義務である。これはだれからも別に強制されたわけではないが、自分の奥底からくる要請でもある。
ベクトル解析についてなら、「数学・物理通信」に「ベクトル代数再考」で1/3か1/4くらいのところを果たしたが、残りのところがまだたくさん残っている。
立体角についてはもう私が書くことは残っていないようだが、それらをわかりやすくしておくのはまだするべきことかもしれない。対数と指数についてもそれに近いが、やはりどこかで見解をまとめておくべきであろう。すでに E 大学の学生用のe-Learningのテクストとしては書いたが、それをもっと広めることが必要であろう。
虚数単位 i の導入についてはインターネットで見る限り、どうも私の出る幕ではなさそうだ。だが、それを定着させるためにもう一押しをしておく必要がある。自然対数の底 e のことは、以前に愛数協の機関誌に書いたが、やはり「数学・物理通信」にも書いておくべきであろう。