神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

中丸村境4

2019-04-13 06:00:15 | 谷端川・小石川1

 中丸村との境沿いに合流する水路を追っての最後で、狭い路地を抜けると高松小学校近くの谷頭です。谷頭では、いったん北側に離れていた村境はV字を描いて戻り、再び水路と重なっていました。ただ、昭和14年(1939年)に、板橋区との間の出入りをならし、境界線をシンプルにしたため、現行の住居表示では、区境は離れたまま戻ってこず、流域全体が豊島区(高松1~3丁目)に属しています。なお、右岸台上にの富士浅間神社には、文久2年(1862年)築造の→ 長崎富士があり、国の重要有形民俗文化財に指定されています。

 

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    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)

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    1. クネッた路地を抜た先で、やや幅広の通りの一部となります。 

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    2. このあたりの水路は村境と再び重なります。ただ、現行の行政区分には反映されていません。

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    3. 区民ひろば高松の脇を抜けると、さらに幅広の道路に出ます。 

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    4. 右手は昭和24年(1949年)創立の高松小学校です。 

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    5. 突き当りの高松小前交差点付近が、「郵便地図」の描く水路の先端です。