神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

字荒井2

2019-04-01 06:33:43 | 谷端川・小石川1

 真和中跡地の北西角で合流する水路を追っての二回目です。「郵便地図」では目白通りから発する、400mほどの水路一本だけですが、谷頭は二つあったようで、途中、西側から合流する水路跡も残されており、むしろそちらの方が長くなっています。なお、タイトルの荒井は長崎村の小名で、「新編武蔵風土記稿」にも収録され、明治に入って長崎村大字長崎の字に引き継がれました。村の東南にあたり、南側は目白通り(清戸道)を挟んで下落合村と接し、東側には度々登場する鼠山がありました。明治に入っての荒井は、その鼠山も含んで一回り広くなっています。(現行の住居表示の目白4丁目がおおむね鼠山、同5丁目が荒井にあたります。)

 

Arai2

    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)

1102b 1102a

    1. 目白第一保育園の横を抜けます。右写真は左手からのショットで、はっきりした谷筋になっています。 

1102c

    2. 正面からのものと右手からのものの、二本の水路の合流地点です。

1102e 1102d

    3. まず「郵便地図」にある水路を追って、正面に向かいます。すぐに目白通り(清戸道)です。

1102g 1102f

    4. 2.に戻り、右折して西に向かいます。途中水路単独と思われる路地に入ります。 

1102h

    5. ワンブロックで中断、正面の建物を挟んで、その先は山手通りです。