神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

本村左岸2

2018-05-29 06:21:20 | 幡ヶ谷支流

 左岸の用水を追っての二回目で、地蔵橋から7,80mのところに車止めが顔をのぞかせています。そのまま本流と並行し、間もなく旧幡ヶ谷村の鎮守だった氷川神社前に出ます。この7、80mは、→ 「幡ヶ谷村絵図」に描かれた、氷川神社前の本村田圃の幅でもあります。2、あるいは3本の水路の間で用水を遣り取りしながら間に挟まれた田圃を灌漑する、田用水の基本設計通りの構造です。ただ、下掲「地形図」に田圃はなく、昭和の初めには排水路に転用されたのだと分かります。

 

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    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。) 

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    ・ 「陸地測量部発行の1/10000地形図(昭和12年第四回修正) / 中野」  上掲地図と同一場所、同一縮尺です。

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    1. 地蔵橋の通りを北に向かうと、道幅が狭くなったところに車止めがあります。

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    2. このような路地が中野通り手前まで1200mほど、ほぼ途切れることなく続きます。

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    3. 道路と交差するたびにポール状の車止めでガードされています。 

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    4. 氷川神社前です。右写真奥の茂みはその境内です。