神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

本村田圃

2018-05-24 06:58:48 | 幡ヶ谷支流

 → 「幡ヶ谷村絵図」を見ると、幡ヶ谷支流に沿って細長い田圃が続いています。上流から笹塚田圃、中幡ヶ谷田圃、本村田圃と呼ばれ、また全体としては長田圃と通称されていました。注目は本流と目される水路と田圃の位置関係で、ほとんどが左岸(北側)に広がっていますが、本村田圃の一部は右岸(南側)にシフトしています。今回のウォーク&ウォッチの対象はこの区間に当たり、清水橋で山手通りを越えてから本村橋までです。

 

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    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。) 

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    1. 山手通りの先の遊歩道ですが、水路跡は右手のアンツーカーです。 

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    2. 二軒家橋です。橋名は大字幡ヶ谷当時の字、二軒家前が由来です。 

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    3. 「渋谷の橋」に「(弁天)神社へ通じる道に架かっていた」とある弁天橋です。

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    4. 左カーブの先の村木橋を過ぎると、並行していた道路はなくなり、水路単独となります。

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    5. 本村橋です。本村は「新編武蔵風土記稿」にも収録された字で、幡ヶ谷村の中心だったところです。