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6/16 ピック・デュ・ミディ展望台へ行く

2014-07-02 | 初夏のフランス南西部

観光6日目、きょうは標高2,877mの展望台へ行きます。コートレから麓のラ・モンジーまでは45キロ、途中に工事があったりして2時間かかりました。

どんどん山へ向かいます。

小さな集落を抜け・・・

山の麓を通り

フランスのいろは坂でぐんぐん高度を稼ぎ

目もくらむばかりの谷底を下に見て

やがて山岳地帯に

途中の村の役場だったかな?かわいい建物。女性はかわいい建物が好きですよね。

あそこではないようです。もっともっと奥地です。

一時間くらい走ってちょっと渋滞。フランスの田舎のバス停。

バス停前の家

さらに街を外れて走り

あれでしょうか。いえいえ、まだまだ。

だいぶ分け入ってきました。

と思ううち、賑やかなところへ着きました。ここからロープウェーに乗ります。観光案内書の前には・・・家畜か野生か分からないけど、動物が遊んでます。おとなしいです。

この付近で標高1,700mくらい。坂道登ると息切れするのは空気が薄いからでしょう。すぐ慣れたけど。。。。

トイレ済ませてロープウェーに乗り、頂上のレストランで食事して、また降りてきます。時間との戦いです。

あれに乗ります。リャマという人がいました。のんびり草を食べています。

30人くらいが乗れる大きなロープウェーです。向こうの中継点で乗り換えて頂上へ行きます。

時々雲が晴れると山が姿を現します。なんか夏の立山みたいな眺めです。

雪渓が残っています。

展望台が見えてきました。元々は100年以上前に作られた天文台。10年ほど前から観光客にも公開するようになった新しい観光地です。

レストランと、小規模ですがホテルもあるそうです。

遠くは雲がかかっています。

クリックで拡大。展望台からのパノラマ。


 

このあとレストランで食事をしました。荷揚げがしっかりしているらしく、山の上とは思えないちゃんとした料理でした。

ハムの盛り合わせ、(地元の食材にこだわったという触れ込みの)子羊のソテー(だったかな?半月も前なので忘れました)、ケーキなどです。ワインもあります。暖房もしているし、3,000m近い山の上とはとても思えません。

うーーーむ、食の国フランスの底力。恐れ入りました。

12:30のロープウェーに乗らないと14時まで運休だそうで、女一人旅の四人は皆さまより2便早いので下りることにしました。

下ります。

雲は下に

深い谷も軽々超えて

遠くがよく見えます。

おやあれは何だ?

放牧しているのか野生なのか分かりませんが、羊の仲間のようです。たまに黒もいます。


 

頂上の土産物コーナーで孫息子に野生動物のぬいぐるみを買ってやりました。先日来たとき渡したら、お姉ちゃんが持って遊んでいます。

「あら、**ちゃんが持ってるの」と聞いたら「++くんが貸してくれるって言った」と申します。1歳になったばかりの弟が物言えるはずがありません。「ほんとに言った?」とつい聞いてしまいました。本人無言。

少しずつ知恵がつくけど、まだまだ子供らしいところがあるのがおかしくて、笑ってしまいました。

我が息子たちもよくおもちゃの取り合いしてましたね。ケンカするからと二人に同じおもちゃ買うと、上の子が二つ持って遊ぶという思わぬ展開。

すみません、退屈な話で。羊を見るうち、はるか昔の子育て時代を思い出してしまいました。


ロープウェーの中で、私たちは陽気なイタリア男性、60歳前後?と仲良しになりました。

シチリア島から来たそうで、「マフィア、マフィア」と胸を張ってました。全然マフィアらしくなかったけど。一緒に写真撮ったりして国際交流。とってもサービス精神旺盛なイタリア男性でした。

下りてきました。ホテルたくさん。シーズンはこれからのようで、店はほとんどが閉まっていました。

鉄平石の石段。平たく割れる。

おーいと四人で手を振りました。あれにツアーのみなさんが乗っているはず。

このあとバスで、今夜の宿のあるトゥールーズへ向かいます。


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