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軽いバッグやーーーい

2021-03-13 | 日記

ネットで注文したバッグが届きました。

写真だと左です。楽天内のRakuten fashionという店でセール品を買いました。

このバッグは株価みたいに毎日値段が変わります。今は正価に1,000円引きのクーポンが付いていますが、私が買った値段は1割引きに1,700円のクーポンが付き、楽天のポイント5倍つく。これは全員なのかカードの種類によってなのかは分からない。

このシリーズは軽いです。右の大きいのは490g、左は440g、長いベルト抜きだと360g。

最近、重い荷物を長い間持てなくなった。バッグは軽ければ軽いほどいい。

これに入れる荷物としてスマホ210g 眼鏡とケース110g 財布350g ハンカチなど入れたポーチ、軽量の傘70gで880g。夏は水も要る。500gとしたら1,380グラムの荷物。重い。

左のバッグは結構重かった。嵩は小さいのに。同じ重さなら小さい方が重く感じる。のは私だけ?

鉄1キロと綿1キロじゃ鉄の方が重いでしょ。それとおんなじと夫に言ってみる。

重くて黒いバッグはもう不要。そういいながら捨てられない私。


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機織り、少しずつ

2021-03-13 | 機織り

慣れてきたので、縁がきれいに揃うようになったかな。

似たような色で少しずつ変えていきます。間に白を入れて色を際立たせる。

手前の青は本当は紫。不思議なことにこの糸だけ、いつも赤が抜ける。

糸いろいろ。100g単位で一枷。200gのもあります。

使う糸は生川商店のコットンクィーン、木綿の表面を化学処理して光沢があります。

12番手2本撚り。

もう一つはイサカ絹美堂の木綿糸、20番手3本撚り。

20番手と言うのは1ポンドの糸の長さが20×840ヤードの長さ・・・でよかったのかな。ポンドとかヤードとか、メートル法でないので感覚がつかみにくいけど、その単位は多分、イギリスで産業革命があり、繊維産業が工業化された時代の名残だと思う。数字が大きくなるほど細くなる。ミシン糸は60番が多いですよね。

これを板杼に巻いて少しずつ。無理しない程度に頑張ります。

これも展示用にタペストリーにする予定です。


今日は午後から、先日の一日体験の器を受け取りに行きました。

見る方が見れば、どちらの教室かお判りでしょう。

全国展開する教室のようです。輪郭だけ転写紙で焼き付けてあり、私は色を載せただけ。右の渦巻き模様はペンで書きました。きちんと描くのは難しく、でも揃ってないのが手描き風でいいのかなあと。

本日も東雲のスーパーに車を入れて歩いて行く。買い物して二階のラウンジへ行くと広く南が開けて黄金山がよく見え、高校生がスマホいじって遊んでいた。近くの高校の生徒さんでしょうか。


今思うのは少し高くても、短期で終えるカルチアスクールに行き、いろいろなことをやればよかったかなあと。

今度は箱に布を貼るのを一日体験でやってみたいかな。もう長く習わない。ましてや講師などを目指さない。辞めたあとも家でできることを。

毎日、ストレスなく、いかに自分を楽しくさせるか、年取ってからはそうですね。

コメント (2)
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「性からよむ江戸時代」 沢山美果子

2021-03-13 | 読書

なかなかに面白い本でした。歴史を人々の性生活から見るという新しい切り口。

もちろん、今も昔も自分の性生活を克明に記録するなど稀。史料は乏しいけれど、唯一と言っていい例外が小林一茶。52歳での遅い結婚の後、家の存続のために跡継ぎを切望する。夫婦生活を詳しく記録し、合間には山へ行って精のつく山野草の採集。

でも子供は立て続けに4人が乳幼児期に死亡、妻も30代の若さで亡くなってしまう。家を存続させるための涙ぐましい努力。俳人一茶のもう一つの顔が面白かった。

一晩で5回って、日記だから話し盛る必要もないとすれば、そこまでするのは家の為?何の為?

江戸時代と言っても期間が長く、地域もいろいろ。この本では通史ではなく、たまたま残っていた史料をもとにいくつかのテーマについて書かれている。

一茶のほかには、離婚後に生まれた子供を巡るもめごと、難産に活躍する医師と産婆、江戸時代の性産業の実態、性を巡る幕府などの政策。

私の今までの認識は、東北の間引き習慣、吉原の遊女を出るものではなかったけれど、江戸時代でも結婚、出産に支援した藩では間引きが行われなかった事例もあったそうで。

結婚の支度金、家、農地、年貢免除、そしてオシメ代と至れり尽くせりは米沢藩。寛政年間の改革後、人口は増え続け、幕末の男女の性比は現代と変わらないそうで、女子の間引きがなかった一つの証拠だとか。

末尾で、著者は「江戸時代の性はおおらか」との通説を問い直している。

仲人を立てた結婚のみが認められ、家を存続させるため、結婚と性と生殖の一致する性規範、それから外れた性売買は差別されつつ、大衆化していく。

性とは生き方の根幹にかかわること。自分が自分らしく生きるための性ではなくて、家や社会、国の為にが優先された時代もあったわけで、これは私たち世代の若いころはまだ残っていた意識だった。

恋愛はまかりならん、商売を継ぐための養子をもらう、と父親から厳しく言われたのは私の友達でした。

また家を継ぐ男の子を産んでやっと安心したと、何人からも聞きました。私自身、口には出さないけど、私もまたその規範の残滓に縛られていたのでしょう。男の子が三人で、前の世代に喜んでもらえてよかったという。。。。

広島で「性を大切に」という啓蒙活動をしている女性産科医師がいます。今は性の規範が緩くなった結果、却って女性が粗末に扱われる場面もあり、自分を大切にする必要性を訴えています。

小林一茶・・・三人目の妻の妊娠中に亡くなりますが、その子が養子をとって家は続いたそうです。望みどおりになったということですね。

 

 

コメント (4)
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