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春の気まぐれ旅行 その10 ( 島根県立古代出雲歴史博物館 1 )

2016-05-30 23:03:31 | 不思議紀行
 以前仲良しのkaoと参加したツアーで出雲大社を訪れた時に「神様」の存在を感じた私は、だんなさんにあれやこれや不思議に思ったことを話したので、だんなさんも行ってみたいと強く思っていたようです。
その中でも、だんなさんが、どうしても見たいといっていたのは、巨大な神殿を支えていた「宇豆柱(うづばしら)」でした。
前日、出雲大社にお参りした時、「宇豆柱」発見場所も二人で目を見張りながら見学しました。

     

 実物は、「島根県立古代出雲歴史博物館」で見ることができるというので、旧大社駅を見学した後、ここに向かいました。


     
     島根県立古代出雲歴史博物館

     
     巨大な「宇豆柱」(スギ材)

  建築年代  鎌倉時代(1248年)
  柱の直径  平均約130cm 
  年輪の数  最大195年

 『直径が最大で約6mもある柱穴には、人の頭の大きさかそれ以上の大きな石がぎっしりと積み込まれ、世界に例のない掘立柱の地下構造も明らかになりました。柱の配置や構造は、出雲大社宮司の千家国造家(こくそうけ)に伝わる、いにしえの巨大な本殿の設計図とされる「金輪御造営差図」(かなわのごぞうえいさしず)に描かれたものと類似していました。』(島根県立古代出雲歴史博物館ホームページより抜粋)

     
     高さ48mの巨大な空中神殿であったという言い伝えが現実味を帯びてきました。(1/10の大きさ)

 大国主大神が地上の支配権を譲る(国譲り)代わりに天照大神から贈られたという出雲大社は、大社造と呼ばれる日本最古の建築様式のひとつで、その大きさは奈良東大寺の大仏殿をしのぐものだったとの口伝は、本当だったと思うと、強大な力を持った人々の姿が浮かび上がる。

     
     昭和遷宮の際に御本殿から降ろされた「千木と勝男木」 千木は長さ約8m、勝男木は500㎏、巨大な大きさです。

     
     御本殿の屋根の上の部分にあるのが千木と勝男木です。     

     
     青木遺跡(出雲市)から出土された古代の神像  素朴なお姿は円空仏と似ているような気がする。

     
     荒神谷遺跡から出土した膨大な数の銅剣(358本)

     
     加茂岩倉遺跡(雲南市)などから出土したたくさんの銅鐸(39個)

          
          ウミガメと細かな模様と美しい銅鐸

     
     景初3年を含む41文字が鋳出された「三角縁神獣鏡」卑弥呼のものか・・・?

     
     かわらけ谷横穴墓群(安来市)より発見された古墳時代(6-7世紀)大刀

 1925(対象14)年に発見されたときには鞘から刀身が引き抜桁の記録があり、当時の技術の高さがうかがえます。
     
     

                                           つづく