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風吹く旅路 その11 ( 室生寺 2 )

2010-08-24 01:00:28 | 不思議紀行
 室生寺の続きです。


   
   総高16.1メートル 室生寺最古(平安時代初頭の建立)の建築物

 屋外の五重塔では、わが国最小の塔。平成10年、台風により大きな損傷を蒙ったが、多くの方の援助により、平成12年に修復、落慶したそうです。薬師寺の西塔のように、朱が鮮やかに見えますが、長い時間を経てゆっくり風合いを増して行くことでしょう。


   
   奥の院に向かう階段を登り始めて振り返る・・・。いつかこんな色合いの塔になるのかな?


   
   ここが特別な場所と思わせてくれる”無明橋”付近

 ここから奥の院”御影堂”(みえいどう)までは、400段以上の石段が続くらしい。うっかり、靴を履き替えず町歩きのカッターシューズのままで来てしまった私が、無明橋のところで奥の院まで行くかどうか迷っていると、下ってきた若い女性が、この辺りで待っていた連れの方に
「すごい階段で、ハンパなかった・・・!」
と言っているのを聞いて、奥の院までいくことは、諦めることに・・・。またいつかね!
帰り道、上がってくるときに見ていなかった古いお堂を見ながら下りました。


   
   天神社拝殿 山の向こうの龍穴神社を向いて建てられているそうです。

 左側の石には、”軍茶利(ぐんだり)明王”が彫られています。苔むした素朴な佇まいを見せてくれています。


   
   護摩堂


   
   奥書院  秘宝を特別公開していました

 撮影はできませんでしたが、素朴で愛らしい小さな狛犬がいました。大きな曼荼羅など、壮大な宇宙のようなものが、さらっと掛けられていて、すごいところに来てしまったなあなどと、ぼんやり思いながら拝見しました。


    
   奥書院の飛び狛くんたち


   
   太鼓橋は小さな屋根が付いていました

 

  お寺紹介  真言宗 室生寺派 大本山 室生寺  奈良県宇陀市室生区室生 78
             ℡ 0745-93-2003


 美しいお寺です。季節を変えて再度訪れてみたいと思いました。次回は奥の院まで行けますように・・・。

                                 その12につづく


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