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妙義に抱かれて その15 ( アプトの道を歩く その2 )

2013-11-12 07:14:17 | 不思議紀行
 碓氷湖の東屋で、おにぎりとサンドイッチ(私はちょこっとスイーツも・・・)頂いて、碓氷湖付近を散策しました。
碓氷湖には、横川駅、鉄道文化むらから、旧国道18号線を通って、車で来ることができます。


     
     深い緑と赤い橋、水面に吹く風が心地よい


     
     碓氷湖は、坂本ダムのダム湖です


     
     大きな魚が群れを成して悠々と泳いでいました


 碓氷湖は、一周 1.2km、約25分ほどで廻れると資料にはありましたが、どうやら道が閉鎖されているようです。
私たちは、アプトの道まで戻り、「とうげのゆ駅」を目指しました。
ここから来たとき同様、トロッコ列車で起点まで戻るつもりで、往復切符を買ってあったのですが、1時間に1本のトロッコ列車は、何故か12時台だけが抜けていて、調べた時から微妙とは思っていたのですが、案の定、次のトロッコ列車までには、1時間以上の待ち時間が発生してしまいました。お昼を頂いて、元気百倍?の私たちは、帰りは途中の「旧丸山変電所」、「碓氷関所跡」などをゆっくり見学しながら、鉄道文化むらまで歩くことにしました。(緩やかな下り道ですし)



     
     駅名にもなっていた「天然温泉 峠の湯」 火災により焼失し、残念ながら今は閉鎖中だそうです。


     
     当時の線路が残っています。


     
     カラフルな色の帯の付けられた電柱。 おもりの位置で、架線の伸縮を調整したということです。(記憶が曖昧)


     
     旧丸山変電所 仲の良さそうなご夫婦がのんびり休憩していました。

『旧丸山変電所
  横川-軽井沢間の電化に伴い、明治45年に建設された。
  国鉄が全国で初めて造った変電所で、純煉瓦造りでは最古のもの。
  また、当時の鉄道・電気の最先端技術が導入された。碓氷峠を通過する電気機関車の心臓部の役割を果たしていた。
  堂々とした姿が、鉄道の歴史を伝える。

建物2棟(蓄電池室、機械室)の煉瓦造からなる。軽井沢側の機械室には450kwの回転変流機2基と500kVAの変圧器2基が収められ、ここで交流6600ボルトを直流650ボルトに変換した。横川側の蓄電池室には312個の蓄電池が設置され、列車が通らない時に充電し、列車の登坂時に放電して電力を補っていた。

平成6年12月27日碓氷峠鉄道施設として国の重要文化財の指定を受け、老朽化に伴い、平成12年度より改修工事を進め平成14年7月に終了した。』(安中市ホームページより)


     
     きちんと並んだレンガが美しい  丸のところには時計でもはめ込まれていたのかしら・・・?


     
     裏にも廻ってみました。


     
     咲き乱れるコスモスと旧丸山変電所


     
     高速道路の橋の下を歩きます。

 
     
     鉄道で使われていた部品かな? ギザギザの側溝の蓋


     
     懐かしい・・・。


     
     歴代の車両が並ぶ「鉄道文化むら」 


     
     私たちが乗る予定だったトロッコ列車が発車しました。


 チケットはもったいなかったのですが、のんびり歩いてとても気持ちが良かったです。


                                                つづく


     


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