サンクチュアリ

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初冬の温泉旅行 その2

2015-12-05 11:30:39 | 建物紀行
 温泉に浸かり、のんびり過ごした私たちは、帰り道の途中、松本に立ち寄ることにしました。
松本は、息子が1年間暮らした街なのですが、あっという間に長野に移ってしまい、まだまだ見てみたいところが残っていたのです。
 最近の私のなかでの密かなブーム? 明治初期の建物を見に行くことにしました。
「旧開智学校」は、松本城の北側、現在の開智小学校を見守るような場所にあります。駐車場に車を停めると、気になる建物が目に飛び込んできました。


     
     長野県内で最古の洋風建物と言われているかつてクレマン神父の住居だった「旧司祭館」

     
     司祭館2階 ゆがんだ窓ガラスから「旧開智学校」を望む


     
     明治9年(1876)に建てられた日本最古の学校建築の一つとされる「旧開智学校」

     
     和洋の建築技法を融合した擬洋風建築  当時の人々の教育に対する情熱が感じられる建物です。

 その後、飴屋さんを探して松本の街を歩きました。ところが、松本の街は、とても寒くて・・・。こんな寒さは久し振りでした。   


     
     お城が苦手な私を唯一強そうで好きと思わせてくれる「松本城」

 もう一つ、古い校舎を見に行きました。

     
     あがたの森公園のヒマラヤ杉の並木道

     
     現在は「あがたの森文化会館」となっている洋風の木造の校舎「旧松本高等学校校舎」(明治末から大正時代の建物)

     
     中庭もすごく素敵なの

 私たちの静岡県にも松崎町の「岩科学校」、磐田市の「見付学校」など同年代の建物が残っています。どこに行っても地元の人々の教育に対する熱い思いを直に感じることができます。
 温泉でのんびりして、美味しいものを頂いて、気まぐれに行きたいところに行く・・・。これぞ旅の醍醐味です。
お付き合いくださったみなさん、ありがとうございました。お疲れ様でした。
だんなさん、いつもながら、運転ありがとう~。(ドイツ行きたかったね~。←しつこい!)