サンクチュアリ

美味しい物・綺麗なもの・楽しい事

念願叶って・・・。 その5 ( ぎふ 長良川 鵜飼 )

2015-08-11 23:43:52 | 不思議紀行
 19:00集合のお宿のロビーには、鵜飼見学の人たちで溢れています。
チェックインの時に頂いた引換券と飲み物とお菓子の入った袋を交換して頂いて・・・。


     
     ロビーから「鵜飼小路」を通って、川岸の舟乗り場に向かいます。


     
     良かった~、良いお天気です。(川の増水や荒天時には中止になることもあるそうです。


     
     日が沈んで、夕闇が迫っています。     


     
     子供の遠足みたい・・・。(私はアルコールが飲めないので、お水を頂きました。)

鵜飼見学の前に、ビールを飲んだりして、楽しみます。


     
     何隻もの船が鵜飼を待ちます。


     
     鵜飼が始まるまでの時間、踊りの船が付近を行ったり来たりして楽しませてくれます。


     
     19:45、何発か花火があがり、川岸のお宿の灯りが落ちて、いよいよ「鵜飼」が始まります。

 『 鵜飼の歴史

 鵜飼は鵜を使って魚を捕る伝統漁法で、長良川では、1300年以上前から行われていました。かつては時の権力者に保護され、川の様々な権限を与えられていましたが、明治維新以降、特別な保護もなくなり鵜匠をやめる人が続きました。その後明治23年からは宮内庁に属し、現在に至っています。岐阜市に6人いる鵜匠たちの正式な職名は宮内庁式部職鵜匠といい、世襲で受け継がれています。
長良川の鵜匠漁の技術は「国重要無形民俗文化財」に、鵜飼用具一式122点は「国重要有形民俗文化財」に指定されています。』(ぎふ長良川 鵜飼 ご観覧の手引より)


     
     狩り下り(鵜舟と観覧船が並走すること)

『 鵜匠が鵜飼にもちいる舟を鵜舟といい、全長は約13メートルです。鵜匠のほかに船のかじを取る「とも乗り」と助手の「中乗り」が乗っており、この3人が1組となって、鮎を捕りながら川を下って行きます。』(ぎふ長良川 鵜飼 ご観覧の手引より)


     
     6隻の鵜舟が横隊になり、浅瀬に鮎を追い込み、巻狩りをする漁法「総がらみ」

 暗がりに焚かれる篝火、風折烏帽子に腰蓑姿の鵜匠、何度も川に潜る鵜、幻想的で力強さを感じる「鵜飼」の風景でした。残念ながら写真はありませんが、鵜たちがこの夜に捕った「鮎」を見せて頂きました。小ぶりながらどっさり!でした。
 お宿に戻って、温泉に浸かり、「鵜」たちの可愛いかった姿を思い浮かべてたり、幻想的な光景を思い出しながら、静かに夜は更けていきました。

                                                     つづく