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ちょこっとドライブ ( 天宮神社 )

2015-01-29 06:27:56 | 不思議紀行
「アクティ森」へ向かっているときに、こんもりした小高い丘の上に大きな木々が見えました。
たぶん、神社があるのではないかと、道路案内などを気にしていると、「天宮神社」→の標識がありました。帰り道、この神社にお参りすることにしました。


     
     天宮神社 境内案内図

『   天宮神社

   ご祭神   田心 ( たごころ ) 姫命 ( ひめのみこと )
          市杵島 ( いちきしま ) 姫命 ( ひめのみこと )
           湍津 ( おきつ ) 姫命 ( ひめのみこと ) (大国主命のお妃)


   ご由緒
 
 天宮神社は、 欽明(きんめい) 天皇(約1,500年前) の時、 九州 筑紫(つくし) 国の 宗像(むなたか) 神社の御祭神を 遷(うつ) し祭ったのが始まりとされています。

現在の本殿、拝殿は、元禄10年(1697年)甲良豊前源宗賀(長野県善光寺など造営)によって完成したもので、県文化財に指定されています。』(森町ホームページより)


     
     一の鳥居と二の鳥居を通らず三の鳥居に来てしまったようです。


     
     舞殿

『   天宮神社十二段舞楽【国指定重要無形民俗文化財】

 安末期0鎌倉初期に伝えられ、江戸時代から 一宮大祢宜の鈴木左近家が代々舞楽師匠方として努め、明治以降は、氏子有志が楽人兼師匠方として努めるようになりました。現在、天宮地区の氏子青年団「 天社轂(てんしゃこく) 」・ 「天宮神社舞楽保存会」らの手により伝えられています。

この「十二段舞楽」は、十二の舞から構成され、 国の重要無形民俗文化財に指定されています。 例大祭で、舞が奉納されます。

境内にある神宮寺は天台宗蓮華寺の末寺でしたが、今は舞楽の練習場になっています。』(森町ホームページより)

 2011年9月の台風により、多大な被害を被り、拝殿、本殿など新しく建て直されているようです。

     
     天宮神社 拝殿


     
     樹齢 1500年余り、樹高 10m、枝張り9m、県天然記念物に指定されているご神木の「竹柏(ナギ)の木」

  
     
     幣殿


     
     本殿

 山道を歩いて、くちなし池まで行ってみました。     

     
     くちなし池

『   くちなし池(由来)

 その名前は、出入り口のない池のために口無し池という説。
また水神様が祀られており、そのおつかい役が蛇で、その形から蛇のことを朽ちなわといわれそれをくちなしともじった言い方になったという説があります。
なおこの池は、巨人足跡伝説の”だいだらぼっち”の足跡であるとも言われています。』(説明看板より)

     
     くちなし池 池畔社 (ご祭神 天宮神社大神・水波能売神)

 
     
     天宮神社 奥社 (ご祭神 天宮神社大神・大山祇神)


     
     奥社からくちなし池を望む 

 お山全体が神社、台風で倒れてしまった木々も多いようでしたが、空気は澄んでいて、清々しい神社でした。


  神社紹介   天宮神社(あめのみや じんじゃ)   周智郡森町天宮 576番地
                                ☎ 0538-85-5544

                                                          お終い