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山梨 早川町に遊ぶ その3 ( 赤沢宿 )

2011-05-06 06:37:53 | 不思議紀行
  『信仰とやすらぎのふるさと』
 けわしい山々と渓谷そして壮大な樹林に囲まれている赤沢宿は、日蓮宗総本山の「身延山」とかつて修験道の霊山と伝えられる「七面山」を結ぶ参道の途中に位置する集落です。
 古来より寺社に奉仕し、諸国からおとずれる参拝客を迎える宿場の性格を持ちあわせ、豊富な木材資源は杣人(そまびと)や木挽きや大工など多くの職人を輩出してきました。
 江戸時代より赤沢集落の全戸が「望月姓」を名乗っていました。旧家には七面山開創にまつわる伝承や古文献が数多く残され、武田氏家臣団のあったなど歴史と伝説に彩られています。
 中世集落の面影が周囲の自然環境と一体となって、はるかな時の流れを超えて現代に息づいています。
                                   (頂いた赤沢のパンフレットより)



     
     道の上から大阪屋旅館、江戸屋旅館などを望む


     
     石畳の坂道


     
     石垣と板塀 細い道
     

     
     軒下に講中札が並ぶ大阪屋旅館


      
     急な坂道


     
     綺麗な石組み 


     
     大黒屋(手前)と萬屋(奥) 妙福寺(右) 遠くに深い山

     
        
        大黒屋さんの大黒さん


     
     妙福寺の枝垂れ桜
      

     
     仲良く橋で結ばれている八幡宮と妙福寺  


     
     石畳の坂道


     
     緑の中に愛らしい花が咲く


 GW中(5月2日)だったというのに、人影はまばら・・・、時々、ハイカーのような人とすれ違うくらい・・・。家も道路も人が作った人工物のはずなのに、山や空や川と同化して、自然のもののような気がしました。山に抱かれたこの集落は、ゆっくりと時が流れ、たくさんの人々の祈りや思いの名残りが聞こえてくるような不思議なところです。風が静かに耳元を通っていきました。



  赤沢宿  山梨県南巨摩郡早川町赤沢


 52号線、上沢交差点左折、道なりトンネルを出てすぐ左折(細い道)、そのまま登っていきます。