山梨 早川町に遊ぶ その１ （ 見神の滝 ）

　カレンダー通りにお休みの娘は、渋々お勤めにお出掛け、息子は、なにやら愛車の細工？　だんなさんと私は、どこかにお出掛け・・・。（これは、５月２日のお話です。）
「お天気も良いし、滝を見に行こう・・・。」
とだんなさん。そこで、静岡県の滝を調べるも、う～ん！近いところは、もう行ってしまったし、他はなんだかしょぼい・・・。
そこで、以前仲良しのIちゃんからお聞きして行ってみたいと思っていた”赤沢宿”に行くことにしました。調べてみるとだんなさんのリクエストの”滝”もありそうです。
息子のところに行く時によく通る５２号線ですが、横道に逸れることは、あまり無かったので、まず、”早川町役場”を目指しました。役場で資料を頂いて、”見神の滝”と”赤沢宿”への行き方を伺って、まず滝を見に行くことにしました。

「二段目の滝つぼに金があるといわれ、何人かの若者がこれを取って長者になろうと試みたが、断崖絶壁のため、すべて失敗した。
　寒中は、下の方から氷が盛り上がってくる。その量が多い程、その年は豊作といわれている。」（説明の看板より）

　「滝つぼに金」とは・・・？突然豪華なお話だなあ～などと思いましたが、帰って地図をみていたら、”雨畑金山跡”とありますから、私が思うよりも”金”が身近なものだったのかもしれません。


　　　　　
　　　　　緑に囲まれた美しい滝です。

　　　　　


　　　　　


　　　　　

　この辺りは、”硯”の産地のようですが、落差が４２ｍのこの滝の岩肌は、清らかな水に洗われて、硯のように黒々と見えました。白い布を引いたようで、とても美しい滝でした。
それまでは、不動滝（その２で不動尊神社の説明有り）と言われていたこの滝は、昭和２２年、山梨県知事が観瀑に来た時に、「見神の滝」と命名されたという。この美しい滝に神様を見たのでしょうか？それとも神様に見られているような気持ちになったのでしょうか？



　　滝紹介　　見神の滝　　山梨県南巨摩郡早川町

　５２号線を北上、さかさ銀杏の上沢寺を過ぎ、上沢交差点を左折、早川町役場を過ぎ左折し雨畑湖に向かい、そのまま南下、駐車場有り。

　　早川町役場　　山梨県南巨摩郡早川町　７５８　　℡　０５５６－４５－２５１１