御衣黄（緑の桜）を見に行く その１ （ 三熊野神社の若木 ）

　久し振りに青空の見えた土曜日、新聞の”御衣黄が開花”の記事を見つけただんなさんと、掛川市に行く事にしました。見頃は、来週あたりになりそう・・・と書かれていましたが、相変わらず、気の早い私達は、早速出掛けました。
実は、２月にしだれ梅を見に、”龍尾神社の花庭園”に出掛けた帰りにこの”三熊野神社”にも立ち寄ったのですが、拝殿前の新しそうな狛犬は見たのに、本殿への道にロープがはってあり、本殿前の古い狛犬を見ることができなかったので、ここに載せなかったのです。今回”三熊野神社”の名前に聞き覚えがあったので、調べたら、確かに行ったことがありました。
　「”御衣黄”なんてあったかなあ～。」
とだんなさんと首をかしげながら、探すとありました、ありました。


　　　
　　　緑の桜　御衣黄（ぎょいこう）


　　　
　　　薄緑のお花と赤茶の葉っぱ


　　　　　
　　　　　まだ、若い樹なのでしょう、お花も葉っぱも少なめです


　　　
　　　蕾はピンク色、開くと緑色です　（そして、黄色、ピンクと色を変え、ポトンと落ちるそうです）


　　　　　
　　　　　しょうこうだんあいさくらあざやかにわらい
　　　　　ぎょいこうひらくさんしゃのほとり
　　　　　むにんのふはしんじこさずかりめがみ
　　　　　なんこうじゅうろくみることねんねん

　実は、この裏に読み方が書いてありました。鮮やかに笑うように咲くこの緑の桜がなんだかとても愛しく思えました。地味で目立たないこのお花は、きちんと見ようとしないと見ることができないお花かもしれません。
以前読んだ小説で、（書かれた方も題名も内容すらも記憶が曖昧・・・）緑の桜の前で会う約束をした人のお話がありましたが、とても素敵なことのように思えます。　　
　　　


　　神社紹介　　三熊野神社　　掛川市西大渕　５６３１－１
　　　　　　　　　　　　　　　℡　０５３７－４８－２７３９

　この神社のお話は、また明日。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その２につづく