片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

漢字文化圏の弊害かもしれないが、日本人は決断が遅い

2013年12月22日 | 22世紀を目指して
そんなユニークな発想をする方がいる。
株式会社ネリムの千葉伸吾さん。

千葉さんは、漢字文化圏だからこそ、豊かな見識と感覚によって「熟考」することができるという。
熟考することは漢字文化圏のキーワードだと言う。
熟考するから決断力が鈍い。それでいいではないかと言う。人間が動物と違うのは「本能・反射的に動かない」からだと言う。
現在日本は、スピード感がなく、世界からもいろいろ責め立てられているが、食物も建築も文化も時間によって構築されるものである。だからそれらを大切にする心を失う必要はないと言う。

中国と日本、美しいものが共通している。それだけでいい。

雑誌「和華」創刊号より


女性は見られて美しくなる。データも見られて美しくなる。

2013年12月19日 | 私の正論

昔、名刺をデータベースに入れて全社員で見られるようにしたことがある。
するといきなり「この方今は部長ですよ、部署名が変わってます」という指摘が社員から上がってきた。
そうなのだ、データには、多くの人が見えるところに置くことで正しくなる特性がある。
自治体のデータもとても完全とは言えないだろう。しかし活用してもらうことで間違いに気付き正しくなる。
住民に協力してもらってデータを整備するという新しい発想が必要だ。

耳が聴こえないことで夢をあきらめることのない社会を作りたい!

2013年12月18日 | Weblog
第72回BPIA目からウロコの新・ビジネスモデル研究会は、ITを駆使して手話通訳をビジネスにしている社会企業「シュアール」の大木洵人さんにお話を伺いました。


写真は、JR東京駅にあるiPad。

1.聾唖者がJRの問い合わせデスクに来ると、係の職員がシュアールのスタッフをスカイプで呼び出す。
2.通訳スタッフは、聾唖者の手話を見ながら同時通訳で発音する。
3.駅職員は、通訳スタッフの声を聴いて、聾唖者の質で問に口頭で答える。
4.通訳スタッフは駅職員の声を聴いて、同時通訳で手話する。
5.聾唖者は、それを見て理解する。

こういった手順だ。

従来の手話通訳は、依頼が電話やFAXで来て、それを受けて出向くのが普通だ。
それが劇的に改善される。
JR東日本とは、端末1台につき月2万円弱という固定契約でサービスを提供しているという。

手話通訳士は厚生労働省の国家試験で、合格率11%という難関だ
10年かけて合格するというのは普通だという。
しかし、合格しても収入は微々たるものだという。仕事の依頼がなければ無収入という悲惨なことになる。
それを、固定契約に切り替えることで安定収入を確保でき、顧客もいつでもサービスを利用できるので大変便利だ。

手話というのは空間言語だという。
右上にお父さんを置く、左下に僕を置く。
お父さんが息子に勉強しなさいという表現は、右上から左下に指で示して、勉強という文字を伝える。
つまり、て、に、お、はがない。つまり日本語ではないのだ。
実は日本の手話は韓国とほぼおなじだという。
つまり手話の世界では日韓は同じ言語を話していることになる。
なので、なんとなんと、聾唖者の世界では韓国人と日本人で結婚するカップルが多いという。
こんなこと知らない!!!

シュアールでは、手話の辞書をwikiの手法を使って世界中から集めて作りたいという。
手話は英語や日本語と同じ言語だ。世界で英語、中国語に次いで3番目に使う人が多い言語だという。
そこで、自分の会社や製品を表現する手話を創作して登録するという方法もあるという。


大木洵人さん、素晴らしい!! 26歳、私と同じ群馬県出身。






カンドゥーのシステムはNTTコムウェアが構築しました!

2013年12月18日 | Weblog
親子3代で楽しめるお仕事体験テーマパーク「カンドゥー」が20日オープンしますが、それを支えるITシステムをNTTコムウェアが構築しました。
栗田さん、やりましたね!!
入場者には素晴らしいデザインのICチップの入った会員リストバンドがもらえます!

カンドゥーはこちら

EPUBマニュアル研究会 二年目準備会

2013年12月17日 | Weblog
業務マニュアルや操作マニュアルを、どこでも、どんな端末でも、オフラインでも見える仕組みの研究。
ことしは具体的な事例で実証研究をする予定です。

EPUB化するメリットは。

1.端末のサイズに合わせてリフロー(流し込み)ができるので、PDFのような横スクロールは起こらない。
2.文字の拡大縮小ができるので、自分の目の具合に合わせたサイズで読むことができる。
3.画像を拡大して見える。
4.表を拡大して見える。
5.付箋を付けると、自動的に目次がつくられるので、マイマニュアルになる。
6.メモを書きこむと、メモも索引が自動的に作られるので、マイマニュアルになる。

今年は協力してくれる自治体があるので、そこで実証実験をする。
それと、各人がword原稿からEPUBにする技術を習得する。

BPIAについてはこちらをご覧ください。

アクシスソフト創業者の大塚さんから電話をいただいた

2013年12月14日 | Weblog
ちょうど忘年会が終わったところだった。
今新富町で飲んでいるという。
ほんとうに久しぶりなので、元気よく電話に出た。
すると、今ここにBiz/Browserを使いたいという友達がいるから電話代わるねという連絡だった。

Biz/Browserは今、1200社を越えて発展を続けている。
井戸を掘った人を忘れないでいたい。