片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

Biz/Browserの願い

2013年12月26日 | Biz/Browser
Biz/Browserに聞いてみた。
「あなたは自分をどう使ってほしいと思っているの?」
Biz/Browserは答えた。
「私の性格・能力を知っていただき、その範囲内で使ってほしいのです。私のことを知らないで私を使おうとすると、力を十分発揮できないばかりか、開発者に人知れず苦労をかけ、その後の運用フェーズでの仕様変更にも負担をかけてしまいます」

Biz/Browserを使う上で、絶対にやってはいけないのは、Biz/Browserを知らずして画面設計をすること。
これはご法度。
Biz/Browserは、東京海上、ヤマト運輸、大成建設、第一生命などをはじめとして1300社近いユーザの洗礼を受けて製品をブラッシュアップしてきた。
だから企業の基幹業務をこなすための機能は備えている。
まずBiz/Browserを知って欲しい。
そしてBiz/Browserの能力の範囲で使ってほしい。
そうすることで開発工数とメンテナンス工数が激減する。

昨日、Biz/Browserを使うあるビッグプロジェクトで、画面設計は著名なデザイン会社に頼んでいるという話を聞いた。
その会社のデザイナーはBiz/Browserの設計ツールであるBiz/Designerを知っているのだろうかと不安になった。もし知らずに画面設計をしていたらと思うとぞっとした。

Biz/Browserはもちろんユーザの要望を入れて進化してきた。
2003年以降はほとんどユーザがBiz/Browserの仕様を決めてきたと言って過言ではない。
ユーザの要望は宝だ。
しかし、使うときは、まずはBiz/Browserの能力の範囲内で使うことを心がけ、それでも足りないときにメーカに機能追加の要望を出すという方法がいいと思う。

そうだ、UIデザイナー向けのBiz/Browser紹介セミナーをやったらいいかも知れない。