片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

グーグル社に新しい時代の企業の理想像を見た

2006年05月02日 | 私の正論
昨日の続きだが、、

私が昔会社をやっていたとき、社員に秘密にしなければならない情報など、何もないと思っていた。全員がなんでも知っていることで、一人々が経営感覚を持って仕事ができるはずだと思っていた。そのように公言してはばからなかった。結果としては、会社をたたむことになったので、この発言は封印していた。
しかしグーグル社の、すべてのことを全社で共有するという姿勢や、20%の時間を目の前の仕事以外の創造的なことに充てなければならないという義務など知るにつけ、同じだなと思った。

今、可視化とかみえる化などと言って、企業の透明性を確保しようと、企業はやっきになっている。これまでいかに隠されていたことが多いかということの証明だが、確かに、一部の部署や、上層部しか知らない、知ってはいけない情報が、企業や行政にはたくさんありそうだ。こういった体質では、いずれ透明性の高い企業には勝てなくなるだろう。まずは人材が集まらないだろう。魅力がない。

すべてはネットワークインフラのなせる業か

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3 コメント

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オーナー企業は社長で決まる (片貝孝夫)
2006-05-19 22:34:40
オーナー経営者の中小企業は、善きにつけ悪しきにつけ、強烈な個性がありますよね。

どんな会社に入るかより、どんな社長の会社に入るかのほうが、よほど重要に思えます。

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商店 (ロイブナー)
2006-05-19 22:23:59
私の会社も秘密が多いようです。重要なことは少数のマネージャー達がこっそり決めて、我々はその決定を聞くだけです。

そこには社員達の意見も、個性も、想いもありません。多分、みなの意見を聞くのが怖いのだと思います。社員や扱う商品が大切なのではなく、自分達の”首”だけが心配なのだと思います。
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不思議な感覚 (aiko)
2006-05-02 17:24:43
なんだか自分の父のこういったページを覗くと色々と不思議な気持ちと子供の頃は本当に何もわからずただただ家にゆっくりいない忙しい父だと思っていました。これから時々このブログを覗いては直接はなかなか聞けない話なんかを読んでみようっと!
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