片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

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3Dプリンターのサービスセンターを見てきました

2013年02月17日 | 22世紀を目指して
ここでは3つのことをとりまぜて話します。
1.超精密な削り出し機械のこと
2.それを利用した3Dプリンターサービスビジネス
3.究極の情報共有環境

もうどうしていいか分からないくらい興奮してます。
うまく説明できるよう努力します。


何の変哲もない商品パッケージです。


でもこれが、CADデータとイラストデータをもらってから24時間以内に創り出したものだとはとても思えないでしょう。
これを作ったのはワークキャム。設計データから実体を作る仕事を日本橋で18年やっている。

この仕事を可能にしたのが、超精密3Dプリンターの岩間工業所のモデリングマシン。

写真右がワークキャムの野崎幸一朗社長。左が岩間工業所の岩間正俊社長。


まず、メーカーが、新製品を入れる容器を設計する。ワークキャムでは、その設計データを使って、導入した岩間工業所のモデリングマシンを使って、容器の型を削りだす。


これがサンプル。


このあとがすごい。
出来上がった型にメーカ指定の材質を持ったプラスチックシートなどを使って試作品を作る。
例えば、最近使われたAKB48の似顔絵チョコ作成用プラスチックの型。


こんなのは単純だが、非常に複雑で微妙なものもある。だから客と設計者と作成現場とのリアルタイムの情報交換が必要になる。
この写真は、産休で自宅で仕事をしている社員をFacetimeで呼び出して話をしているワークキャムの野崎社長と我々。


情報共有のためのiPadは工場のいたるところに置いてある。


ワークキャムは日本橋にあるから、都内のメーカーならばバイク便で納品できるから朝注文を受けて夕方には納めることもできるという。20名程度の社員で、一日100件の注文をこなす。
これが今日作らねばならない製作一覧。


データ管理や原価計算にはFilemakerを使っているという。最初は自分たちで作っていたが、最近は要領が分かったので外注に出すようになったという。いつでも社員が引き取れる形で外部のソフト会社に委託しているという。Filemakerの使い方がすごいということで、アメリカからFilemakerの社長が見学にこのあと来るそうだ。

野崎社長のこだわりはすごい。
キッチンや冷蔵庫までオフィスの中に作ったり置いたりしているが、これは出来上がったサンプルをここに置いてみて違和感がないかを確かめるためだという。
驚きを越えて感動の域に達してしまった。


ところでこれ何だと思います?
市販のスチーム発生器。こんなものも有効利用してます。もう疲れたので何に使っているかは書きませんが。


いやあ、すごいものを見ました。
どこでも写真を撮らせてもらいましたが、野崎社長は平気です。失敗の数はだれにも負けないということですから、現状を見られてまねられてもどんどん前へ行くという姿勢です。

ところで個人がCADデータを持ち込んだらいくらでやってくれるかと聞いたら、10万円以下でやってあげましょう。学生さんだったら、、、、と言ってました。


コメント (4)   この記事についてブログを書く
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すごいですね。 (越井 幹朗)
2013-02-17 02:20:07
僕も3Dプリンターには、興味をもっていました。
個人で家電が作れるじだいがくるのでしょうか?
まだ過度な期待は禁物らしいです (片貝孝夫)
2013-02-17 09:26:34
岩間工作所の製品は、いわゆる3Dプリンターではありません。素材を削って掘り出すやりかたなのです。こちらは高い精度を出せますが、、。
でもいつかはドラえもんの世界が来るかもしれませんね。
3Dプリンタで銃作成 (saito)
2013-05-08 00:21:54
なかなか興味深いですね

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130507/t10014404411000.html
なるほどね (片貝孝夫)
2013-05-09 09:12:08
必ずこういう輩が出てきますね。これを乗り越えないと産業として健全な発展ができませんね。

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