片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

町おこしを都会から仕掛けていて思うこと。

2015年07月20日 | 22世紀を目指して
昨日のTBSテレビ「ナポレオンの村」第一回目を見た。

過疎化していく山村の実情が、コメディータッチでほんとうに良く描かれていた。
大変シリアスな問題を、コメディータッチで次々と乗り越えてしまう。
ほんとうはもっともっと時間のかかることでもそこはドラマ、テンポよく進む。

私自身1年半前から「GO!農プロジェクト」というのを始めた。

出身地の群馬県東吾妻町の町おこしを通じて、都会と地方との顔の見える連携を実現しようという試みだ。
実践しているので、このドラマの中で指摘している問題点は実によくわかる。
このドラマの原作は「ローマ法王に米を食べさせた男」だそうなので、今後の展開がとても楽しみだ。

地域おこしで大事だと思ったことを記しておく。

1.地域だけでやろうとしないこと。
2.地域出身者で都会で活躍している人に声をかけ、地域おこしに協力してもらう。
3.地域に住民主導の地域おこしプロジェクトチームを作る。
4.何はともあれ、都会の人をひとりでも10人でもいいから何度も何度も地域に来ていただき、地域の人と交流していただく。
5.それによって地域の人ではまったく気付かないお宝を発見してくれる人が出る。
6.都会の人から、素晴らしいと称賛されると自信が出る。
7.そこで何かやってみようかという気になる。

ここまでがとても大事です。
あとは個別の話。
ここまでは運動です。
地域の人が小学生からお年寄りまで、自分の住んでいる地域に自信が持てれば、必ず次の行動につながります。

この運動を始めてみて思ったのは、地域を救うのではなく、都会で浮遊している人々を救う活動だな、ということでした。
都会の人が、自然を見て、また地方に残る何百年、何千年の歴史を見て、何かほっとするものを感じているのがわかります。
GO!農プロジェクトは、地域の人にも都会の人にも気付を与えるプロジェクトです。

ナポレオンの村の続きを見ながら、GO!農プロジェクトに参加して、ご自分のもやもやした気持ちを整理してみたらいかがだろうか。









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