片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

外字

2007年06月05日 | 私の正論
私の苗字である「片貝」の「片」だが、写真のように3種類ある。私が普段書いているのは真ん中だが、最近この活字で印刷されることはほとんどない。以前は役所関係ではあったような気がする。下の縦棒が曲がる一番下の形は、私が生まれる前くらいまでは主流だったらしい。お墓や古文書でみかける。
しかしこんな簡単な字ですら3種類もある。読めればいいだろうというが、漢字は記号ではなくアイデンティティーなので、勝手に代えられるのはおもしろくないのは事実。
そういえば、東京海上が20年前に、IBMの大型コンピュータから打ち出す保険証券などの名前をカタカナ標記から漢字表記に変えたとき、下山さんという常務がいらっしゃって、「漢字は訴求力がある」の一言で漢字化プロジェクトを推進することができたという。名前は記号ではない、アイデンティティーであり、文化でもあると思う。コンピュータもこういっとことでは大いに苦労して欲しい。



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