片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

久しぶりにソフトウェアに感動した

2015年09月07日 | おもしろソフト
ビジネスルールを定義すると、業務ロジックが自動的に生成されるという、いわゆるBRMSだ。
友人が素晴らしいというので、私も会社に伺って説明とデモを見せてもらった。

はじめの30分くらいは、製品名を置き換えれば競合他社の製品説明としても成り立つような一般的なお話。
さてどうしたものかと思っていたところ、具体的な説明に入ってびっくりした。
BRMSだけで業務のテストができるのだ。つまりアプリケーションとして完成していない段階で、さまざまな業務のケースのテストができ、業務上の漏れや不具合がテストでき、修正できるのだ。
さらに実際に組み込んで行くときは、EXCELの関数が使えたり、必要があればSQLを書き加えることもできる。当然業務フローも自動生成。
これは相当優秀なユーザの意見が入って、さらに相当の年月が経って枯れたソフトだと思った。
なぜ枯れたソフトだと分かったかと言うと、自分でもBiz/Browserにかかわって15年。ユーザのさまざまな要求を見事に実現してきたのを知っているからだ。このBRMSを見たとき、本物だと思った。

聞いたらなんと13年の歴史があると言う。
しかし画面系は捨てているという。
では画面はBiz/Browserで行きましょうということで意気投合。

そのソフトはこれ。





Webアプリのテストにクラウドソーシングを使い素晴らしいい効果を上げた事例

2015年09月07日 | サテライトオフィス
Webアプリはテストが大変。
私の知っている会社のアプリも、先日使ってみたらLOGINができなかった。
iPhoneを横にして使う分にはできるのだが、縦にするとできないのだ。
もうサービスインしているので言ってあげようと思っているのだが、まだ言っていない。

開発者がいくらテストをしても、使い方に慣れてしまっていて基本的なバクを発見できないことがある。
そんな悩みを一気に解決してくれるサービスが今日リリースされた。
以前から作っていたのは知っていたので、楽しみにしていた。

こちらです。是非お試しあれ。

田舎の古民家に住みながら、こんな仕事をする人も増えるのだろうなと思う。


企業情報システム50年 データ処理からグループウェアへ

2015年09月07日 | 企業情報システムの50年
1990年代に入って、一人一台のパソコン端末が当たり前になってくると、コンピューターの使い方が変わってきた。
それまでデータ処理にしか使わなかったコンピューターを、電子メールで使ったり、グループウェアで使ったりするようになってきた。
こういったことは、勘定系の情報システムを担当してきた人々にはコペルニクス的発想の転換に思えたはずだ。

つまり電子メールやグループウェアというのは、日々の仕事そのものなのだ。
ああでもない、こうでもないと社内や外部の人とやりとりしながら仕事は進んで行くが、その過程そのものを支援するのが電子メールでありグループウェアだった。

そのうち、勘定系から出るアラートを電子メールに乗せて担当者に連絡し、返事をメールでもらって勘定系のデータに反映するなどということも始まってきた。
1980年代は、パソコンは個人の仕事を楽にしてくれる高級電卓のような位置づけだったが、90年代に入ってパソコンが社内LANにつながるようになって、ようやく組織としてコンピューターを使えるようになってきた。