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片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

ポジション

2007年09月30日 | チェロ奮戦記
チェロでは、「レ」の音は、D線の解放弦とG線のハイポジションで出せる。どの音をどの弦のどの指で弾くか、これを決めなければならない。だいたい一義的に決まるが、どう工夫しても弾きにくいことがある。いろいろ工夫するのだが、速い曲の場合、無理な運指だと、手がこんがらがって弾けない。先日のレッスンのとき、先生に教わった。こんな指使いもあるのか!と驚いた。
飽きもせずチェロの練習を6年もやっている。確かに進歩はしている。しかしとても満足のいくできではない。才能などもともとないが、テンポの速い曲はお手上げだ。亀の歩みなれど、あきらめずにがんばろう。

奇数の日曜日はオーケストラのお稽古

2007年09月17日 | チェロ奮戦記

チェロのパートリーダーの城さんから招集がかかって、朝から鴻巣市箕田公民館でパート練習。分奏という言葉を使っている。5人集まった。初心者歓迎の明るいオーケストラなので、萎縮せずに済むので助かる。テンポを落としてじっくり練習。でもあっという間に12時。これからオーケストラの練習のある日の午前中は、必ずやりましょうといういことになった。やらざるを得ない。


午後からは吹上公民館で練習なので、いそいそと移動。そして近くに一軒だけある「うどん屋」で坦々うどんを食す。坦々麺味のうどんで、なかなかいい。指揮者の中村さんがそこにいて、私のブログを読んでるという。オケでは、ほんとに借りてきた猫状態なので、ちょっと恥ずかしい。


オーケストラの練習は13:30から17:00まで。まだまともに弾ける曲はひとつもない。せめてチェロが目立つところだけでも弾けるようにと思って一生懸命練習して行くが、テンポが速くてまるで違う曲。手も足も出ない。それでも回数を追うごとに、少し落ち着いてきた。こんなところにいていいのだろうかと思う気持ちを押さえつけて毎回参加してきた成果を少しは感じる。しかし、こんな私を受け入れてくれる鴻巣フィルに、感謝!です。


12月9日のファミリーコンサートでやる曲です。舞踏会の美女、ブルータンゴ、踊る猫、サウンド・オブ・ミユージック・メドレー、ハンガリー舞曲第5番、時の踊り、ルーマニア民族舞曲、ダッタン人の踊り。


チェロが直った!

2007年09月10日 | チェロ奮戦記
チェロを、買ったお店に持っていった。チェロの先生に一緒に調布まで行って頂いて、気に入ったのがやっと見つかってやっと買ったお店。先日大崎に引っ越したとはがきが来ていたのでそちらに行った。弦楽器YAMASHITA。写真の部分の表の板が剥離していた。駒も曲がっているという。先週の金曜日に持っていった。入ると柴犬の「さくら」がドアの中に寝そべっていて邪魔。HPで名前を知っていたが、とても初めてとは思えない人なつこさ。思わずなでなでしてしまう。山下さん、数分で診断して、日曜日には直ってますからという。9月9日の日曜日は、アクシスソフトの大矢君に誘われて、池袋芸術劇場で豊島区管弦楽団のコンサートに行く日だった。午後2時からのコンサート。ああ、うまいなあ。夏の夜の夢は、本当に妖精が出てきそうな演奏だと思った。終わって大崎へ。修理の終わったチェロが待っていた。ちょっと音を出してみる。えっ全然違う。響く。そう、最初はこんな感じだった。ニカワがはがれていたのと、駒板のずれで、ひどい音になっていたのだが、ビリビリ音がするまで、気がつかなかった。自分の雑な感性にあきれつつも、音が良くなったことを素直に喜ぶ。家に帰ってから弾いたら、明らかに鳴る。山下さん、ありがとうございました。初めての調整だからいいって、ただにしてもらって、感謝感激です。チェロと、また仲良くなれそうです。

努力をするということ

2007年09月03日 | チェロ奮戦記
「私は天才なんかではありません、ただ努力しただけです」という天才の言葉に対して「努力をすることも、天才の才能の一つ」だと、人は言う。天才は確かに努力する、寺垣さんのように。でも努力しても天才になれるわけではない、私のチェロのように。才能がなくて、努力だけで到達できるのはどのあたりだろうか。暗中模索の日々。

フルートとチェロで合わせました

2007年09月01日 | チェロ奮戦記
今日、お二人が我家に来た。風田川さんと鎌倉さん。以前風田川さんと食事をしたとき、私がチェロを始めたというと、風田川さんは、中断していたフルートを再び習い始めたとのことで、いつかアンサンブルをやりましょうと約束していた。鎌倉さんは26歳からチェロをされている方。今年の5月の連休に蓼科の小田山荘で、私と一緒にチェロの練習をした方。3人で、友人を呼んで10月末に蓼科の小田山荘に集まって合奏することになり、今日は練習日。場所が取れなかったので、我家に集まってもらった。風田川さんの上手なこと。びっくりです。休憩時間に、何枚か持参していただいたCDをMINEHAHAで聴いた。チェンバロの音がよく出ているとのこと。ヴィオラはちょっと感動が薄いとか。やはり寺垣さんちの本物とは違うので、評価が厳しい。音色は同じだが、ミニチュアなので、どうしても低音が弱い。自分では、寺垣さんが作ったものだということで、平常心ではないが、知らない人の評価は貴重だ。とりあえず練習は終わり、あとは個人練習で10月を迎える。オーケストラの練習もあるし、いろいろと忙しいことだ。

ここでやめるわけにはいかない

2007年08月16日 | チェロ奮戦記
チェロの自分の演奏をビデオで撮ったのを見る。6年もやっていてこの程度かと、ため息が出る。まったく才能なし。見られるのは、ただ、努力の痕跡のみ。音程、リズム、抑揚、音色などが、調和して音楽になると思うが、そのどれを取ってもバラバラ。これを人に聞かせようというのだから恐れ入る。映像を見ていて思うのは、やはり体が硬いということだ。硬い体ではビミョウな動きはできないし、微調整もできない。みんな少しずつずれてくる。それを知って焦る。その結果ますます悪くなる。
チェロの発する低音は、心が和む。これで人の心を癒せたらなどど、不遜な考えを持っていたが、そういう時は永遠に来ないかもしれない。そう思いつつも、努力を重ねることは怠らない自分がいて、音楽とは不思議なものだとつくづく思う。

動物のぬいぐるみをかぶって演奏するズーラシアンバンド

2007年08月05日 | チェロ奮戦記
すかいらーく主催の子供向けの夏休みコンサートが4日にあった。すかいらーくは東京交響楽団を支援している。東京交響楽団ズーラシアンバンドの競演。
二日酔いでまったく食欲のない状態で、孫3人つれて池袋芸術劇場へ。ズーラシアンバンドの存在はまったく知らなかった。ホルン吹きのマレーバクが居眠りをしながら吹くので、会場の子供たちが「起きてー!」と叫んだりする。指揮者体験もあった。「やってみたい人っ!」と声をかけると、会場から一斉に手が上がる。4歳と9歳の子が選ばれて、堂々と東京交響楽団を振ったが、4歳の子が「気持ちよかった」と言ってた。最近の子供は物怖じしないのだなあと驚いた。最後はとなりのトトロの大合唱。孫たちは大満足。

ブリランテの会

2007年07月22日 | チェロ奮戦記
今日は、ラジアーレ音楽企画主催の、大人の音楽発表会でした。音楽教室に通っている大人の発表会です。主催者の魚水さんは、子供たちと一緒の発表会では気後れがする大人の生徒のための発表会だと挨拶されてました。
バイオリンソロあり、独唱あり、合唱あり、チェロソロあり、コントラバスソロあり、弦楽四重奏あり、弦楽合奏ありです。私は、妻と一族郎党に召集をかけました。エルガーの愛の挨拶をやったのですが、途中で頭が真っ白、なんとかごまかして終わりましたが、ひどく落ち込んでます。上がり性なのです。ま、私の音楽人生は始まったばかりなので、これからがんばります、というところです。ピアノ伴奏してくださった野崎さん、ご迷惑おかけしましたが、ありがとうございました。

四六のガマ

2007年07月17日 | チェロ奮戦記
四角四面の鏡の部屋に入れられた四六のガマは、おのれの醜さに、タラーリタラリと脂汗を流すのだが、私の鏡部屋は、ローランドのデジタルレコーダー「MICRO BR」。音程が悪い、抑揚がない、リズムが平坦、なんか変な音がする、などなど。自分の演奏を聴いて満足する日が来るのだろうか。
録音したのを聴いて、悪いところを直して、また録音して、聴いてとやっていると、少しずつ良くなることは確かなようだ。鏡を見て笑顔の練習をしているようだ。冷静に見つめて(聴いて)直すことが肝要。仕事の悩みはないのだが、チェロは今のところ最大の悩み。しかし「MICRO BR」は便利。ひろさん買いましたよ。

昨日はシダックスで練習

2007年07月09日 | チェロ奮戦記
鴻巣フィルの12月のファミリーコンサートと来年の定期に向けての曲は、盛りだくさんで、しかも私にはとてもとても難しい。先輩から連絡をいただいて、シダックスを借りたのでパート練習をしようということになった。6人入れるカラオケボックスの椅子とテーブルを片づけて、3人でチェロの練習。なるほどなるほど、こういう使い方もあるのか!と驚いた。店の人も了解の上だから、結構楽器の練習をしている人もいるらしい。ともあれ、ポジションを教わるので精一杯といったところだが、本当にお世話になりました。5時間が、あっという間でした。

ビブラートでほめられた!

2007年07月04日 | チェロ奮戦記
今日はビブラートを徹底的に教わった。以前からいろいろ工夫して、最近多少、こんな感じかなというところまで来てはいたのだが、今回一時間近く指導を受けた。一つ勘違いしていたことがあった。左手を下に押すようにしてビブラートをかけていたが、上に引き上げるようにしてかけるのだという。なるほどなるほど。手の動きに角ばった輪郭がなくなって、スムースになった。先生が「すごいすごい完璧だ!」と言ってくれた。とてもうれしい。ま、ビブラートだけできても、全体の中でできなければ仕方ないが、それにしても、音を伸ばすところで美しい音色が出せれば、6年やってきた甲斐があったというものだ。

打ち上げです

2007年06月24日 | チェロ奮戦記
お客さんの顔が紅潮してました。アンケートに「ありがとう」という言葉もたくさんありました。感動です。指揮者の中村さんがすごいです。
私事ですが、客席から「ジージィー」という聞き慣れた声にはびっくりしました。ともあれ、ありがとうございました。自分のできは別として。
鴻巣フィルのメンバーは小学生から70歳くらいまでいます。また、初心者からベテランまで。コントラバスの黒川先生は、芸大の教授ですが、私たちのオーケストラに参加してくださいます。心配で心配で、仕方がないのでしょう。ほんとうにありがたいです。
今日は、人生最大のイベントでした。打ち上げの乾杯の挨拶を私にやれと言われて、思わず、そう言ってしまいました。音楽っていいですね。。