今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

時間泥棒

2014-05-15 07:29:56 | 暮らし

時間泥棒は、どなたのお宅でも、多かれ少なかれ、犯罪を犯しているのではないでしょうか。

無用なセールスの電話で呼び立てられ、仕事を中断させられたり、セールス訪問に時間を取られたり、と。

でもこれらは、数分の邪魔もので、時間泥棒というほどのことではないかもしれません。

人生経験を積んだシニアーともなると、断り方もそれぞれ心得ていて、上手に対応なさっておられるに違いありません。

「今、出かけるところですから」とか、「手を離せない用事をしています」等と言って、私は断ることが多いです。

電話の場合、もっとよく使用する常套手段がありました。

「私は電話での勧誘は、すべてお断りしています」です。

そう言えば、まず相手の方は二の句が継げず、電話を切る方がほとんど。

そして私は、時間泥棒の被害を、最小限で食い止めることができます。

 

 ツルニチニチソウ

 

けれど、何と言っても、時間泥棒を犯す張本人は、自分自身であることがほとんどです。

誠に情けない事なんですけれど。

然して重要でない事にだらだら付き合って、貴重な時間を浪費してしまうことはよくありますね~

一番思い当たるのは、PCへの対応がまずい事でしょうか。

 

私は、タイマーで時間を設定したりして、分刻みで見るのを一旦は止めるように心がけていますが・・・・・・

何となく読んだり見たりしている内に、思わぬ時間が経過してしまうこともよくあります。

むろん自分のブログを綴る時は、もっと長い時間集中するわけですが。

それすら、他ににやらなければならない仕事がたくさんある時には、自ら時間泥棒を犯している気分になる事さえあります。

 

ハゴロモジャスミン シルキーミルクウェイ

 

時間泥棒に当たることは、他にもたくさんあるでしょうけれど、究極の泥棒は、私の場合、探し物です。

年を重ねるにつれ、悲しい事に、その泥棒が幅を利かせ、私をいらつかせます。

 

私は割と整理好きで、娘達は感心するほどなのですけれどね。

ほとんどの物は、所定位置が決まっています。

けれど、毎日使用する物となると、その定位置にいちいち戻さず、身辺に置いたままでいることが多く、その内何故か行方不明。

探し始めると、見つかるまで気持ちが落ち着かず、他の事になかなか集中できなくなってしまいます。

そのために無為に流れていく時間が、何とも無駄に思え・・・・・・

自らが再々犯す時間泥棒に、遣り切れない気持ち一杯になります。

 

ですから発見した時の一瞬の喜びと安堵は、ひとしお大きい物がありますけれど。

でも失った時間は戻ってきませんから、後味の悪さをすぐには払しょくできません。

年のせいにして、開き直り、気分を入れ替えるしかない私です。

 

 

私が一番良く探すものは、携帯とタイマー。

それから、はさみ。

はさみは、私は読みたい新聞記事を前もって切り抜くため、毎日使用しています。

 

はさみはともかく、携帯とタイマーが行方不明なるのには、実はそれなりの理由があります。

いずれも、色が白で目立ちにくい。

白色の存在感の薄さに、携帯を買って初めて、驚くほど認識することとなりました。

本当は購入時、お店に深紅の素敵な色があり、それに一旦は決めたのですが、品切れでいつ入荷するかわからない、との事。

それで、他に気に入った色がなく、止むを得ず、無難な白に決めた経緯があります。

 

赤でしたら、その後失った時間は、もっと俄然少なかったでしょうに。

一方、白は、傍にあっても目に入らないことがよくあり、その理由が存在感の薄さだけでは、納得できないほど。

でも、事実なんですね~

白っぽいノートの上、システムキッチンの白い人工大理石の上などに置いてあると、まず絶対、目に入らない。

携帯?携帯?携帯?

キョロキョロ?キョロキョロ?

けれど行方不明になっても、携帯は、実に簡単な解決法がありますね。

旦那さまに私宛に発信してもらうこと。

そうすれば、呼び出し音が鳴り、所在位置がすぐ判明します。

たまに電池が切れていて、通じないときがあり、さて困った、と一瞬面食らい、その時は自分で探し歩くしかありません。

 

この記事を書いているうちに思い付き目立つようにシールを張りました。(笑)

 

タイマーの場合はそうはいきませんものね~

次女のお婿さんが転勤で単身赴任となり、、数年間次女と同居したことがありました。

彼は週末にはよく我が家に戻り一緒に暮らしましたが、その時、私がタイマーをしょっちゅう探しているのを見て、気の毒に思ったのでしょう。(笑)

お誕生日のプレゼントだったと思います。

それぞれ異なる機能が付いたタイマーを5~6個、同時にプレゼントしてくれたことがありました。

彼のユーモアと優しさに感動したものです。

ズーム付きのタイマーもあり、大層重宝しました。

無論、色もカラフルで、多彩でしたけれど。

 

最近は無印の手動タイマーが故障しにくくて一番気に入り、愛用していますが、色はホワイトのみ。

そのため目に入りにくくて、未だに一個は行方不明のままなんです。

家事をしながら至る所に持ち歩きます。

そして、タイマーをセットし、目先の家事に専念し、そのままそこに置き忘れて移動なんていうことがしょっちゅうですから。

 

タイマーは私の日常生活にはなくてはならないものですから、見つからないときは、数十分時間をかけてでも必死に探します。

そして自ら犯す時間泥棒を、心から恨みます。

 

こちらも同様にシールを張りました。

 

そう言えば、旦那さまが探し物をする姿を見たことがありませんね~

記憶力抜群の人だから、時間泥棒をおかす行為とは無縁なのでしょう。

本当に羨まし~い。

 

他に、もう一つ時間泥棒に当たる、重大な私の行動の欠点がありました。

動作がのろいこと。

何事も、テキパキと早い動作で処理するように努めてはいるのですが、長年の間に身に付いたテンポは、そう簡単には改められないようです。

気付かない内に、おっとりペースに戻ってしまう私。

そのため、貴重な時間を効率よく使用しているとは、とても言えません。

反省!反省!

 

時間泥棒は極力しないように心がけて、毎日をもっと効率よく有意義に過ごしたいものです。

 

      

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