今日は、こわぁ~いお話しの続きをさせて頂きますね。
「いや!」と言うほど、白アリの死骸を身近で見てしまった私。
写真を撮り、画像を何故残さなかったのか、と悔やまれ、本当に残念です。
戸建にお住まいの皆さまの参考になり、今後のお役に、多少は立てたでしょうに。
いつも家族日記のようなプライベート記事ばかり綴っているブロガーとしては、面目躍如の良い機会だったのですけれどね~
シロアリ騒動があった翌朝のことです。
起床して階下に降りると、床の上に置いたままになっていた私の白い春用のガウンの上に、白アリの死骸が群れをなして横たわっていて、ぎょっ!っとしました。
肌触りのとても良いガウンなので、死に場所としては、最高だったかもしれませんが・・・・・・
白アリゆえ、白いものが好きなのかしら、とつい思ってしまった私です。
シロアリをご覧になったことのない方は、白アリだから、体の色も白と思い込んでいる方はいらっしゃいませんか。
私はそうでした。
それは違います。
孵化した時は、白のようですが、普通の蟻と色はほとんど変わりありません。
害を与えない羽ありもいますが、それとシロアリの相違は、胴にくびれがないこと。
4枚の羽根の長さが、同一であることのようです。
それらしきものを目にした時の判断基準にして下さいね。
14日、友人をお迎えし、おしゃべりを楽しんでいる間も、白アリの事が頭から離れる事はありませんでした。
数日前から、体調が余り思わしくなく、その朝も、鏡を見ると、我ながら情けなくなるほど疲労が濃い顔。
人相が変わってしまった、と思うほどした。
夫は週末、無事に退院し、今はすっかり元気になりましたけれどね。
疲れの抜けない体に、白アリショックのダブルパンチ。
気が動転していた私は、友人のKさんにお会いした時、笑顔でお迎えはしたものの、悲壮感漂う表情だったに違いありません。
もっと元気な生き生きした私の姿をお見せしたかった。
少々残念な事でしたが・・・・・・・
でもKさんにお会い出来て、本当に良かった!
彼女の爽やかな優しいお人柄に触れ、自分がみるみる元気になっていくのが分かりました。
お互いに思いの丈を語りあい、楽しい寛いだひと時が瞬く間に流れ去っていきました。
午後から着付けの練習があるからと、12時過ぎ頃、慌てるように、我が家を去られたKさん。
退職後、ご両親様の介護の傍ら、お習字と着付けのお稽古を始められています。
彼女から、数日後にはお礼状が届きました。見習わないといけません。私はメールで失礼してしまいました。
さてシロアリ騒動は、友人の訪問で中断したままでしたから、彼女をお見送り後、また現実に引き戻された私です。
我が家に迷い込んだシロアリの行く方は???
翌朝、前述した有様で、白アリの死骸の大群を見る羽目になったのですが。
どこに雲隠れしたのか、その時は余り目に留まりませんでしたので、それを探し求める行為はせず、すぐに区役所に電話をかけました。
住環境で困ったことに遭遇した際、区役所に問い合わせると、実に親切な対応をして下さいます。
5~6年前の事です。
今回、シロアリが発生した勝手口の軒下の屋根裏で、スズメバチ騒動に見舞われた事がありました。
その時、区役所の職員さんがすぐ飛んできて下さリ、その後の対処法を教えて下さいました。
無論、私にはどうする事もできませんから、区役所から紹介された業者に退治を依頼しました
その職員さんが、こんな大きな巣を見たのは初めてです、と驚かれたものです。
この度の白アリとスズメバチが発生した勝手口周り。
見える鉄柱は、組み立てられた足場の一部です。
ガラスの白い汚れは何?光の悪戯だと思います。
どうも我が家の勝手口は、災いを招く箇所らしく、一度厄払いのお祓いでもしてもらった方がいいかもしれませんね~
狭い庭ながら、植木や草花が満載で、さらに木製のトレリス、プランター、枕木の水栓と蜂や白アリが好みそうなものだらけの我が庭。
当然、と言えないでもありませんが・・・・・・・
二年前に、シロアリの被害を受け、玄関ポーチの軒下を補修した際、床下に駆除と予防の薬を散布してもらっています。
それでまさか被害は受けてはいないのでは、との楽観的見通しだったのですが・・・・・・
今の季節は、白アリが大量発生する時期と承知はしていました。
ですから、飛来の途中、我が家にたまたま寄っただけ、なんて勝手に推測したのです。
区役所に問い合わせたところ、シロアリかどうか確認したいので、環境課の窓口に来て下さい、とのことでした。
しかし、午後から、外壁塗装の打ち合わせで、リフォーム会社の方が来る事になっていました。
ですから、その方に相談した私です。
若い営業マンのKさんも、私が遭遇した状況に驚かれ、すぐ白アリ業者さんに我が家の点検を頼んで下さいました。
私も、前回の時の話で承知していましたが、私の居住する街は、白アリが非常に多いところのようです。
Kさんのお話しでは、ある輸入住宅のお宅では、シロアリの大被害で、家を丸ごとシートで覆い、消毒せざるを得なくなられたとか。
そして翌日、9時前頃に、早速その業者さんが見え、家中を調査、点検して下さいました。
危険なところには、薬を再度散布したり、柱にドリルで小さな穴をあけ薬を注入したりと。
まだお若い方でしたが、誠実そうな優しい方で、とても熱心に丁寧な作業で臨んで下さいました。
それを見て、心が次第に休まりましたが・・・・・・
ところが驚いた事に、私の楽観的見通しは外れ、被害を受けていたのです。
下の画像が、その被害箇所。
勝手口のドア回りの枠の木が見事に食われていました。
けれど構造的に問題が起きる様な状態では全くありませんでした。
但し、その箇所のみで、床下には白アリの道はなく、どこもとてもいい状態のようです。
恐らく外から侵入したのでしょう、との事でした。
そういえば、前回消毒をお願いした時、
「庭にも散布したいところですが、植物に悪い影響を与えるので止します」
と言われたようにも。
趣味のガーデニングが災いを招いているとしたら、何とも皮肉なことですね~
白アリは土中で繁殖するそうですから、もしかすると美しい花壇の下が、白アリの住処だなんて思うと、何だか悲しくなります。
私は実に横着な庭主で、庭の草花には元肥のみで、その後、肥料や害虫予防の薬を散布したりはほとんどしません。
けれど、オルトランが白アリ予防にもなるのでしたら、定期的にまくことにしましょうかしら。
予防にもなリ草花の成長を助ける良い薬があれば良いのですが・・・・・・
シロアリ業者さんに、私が遭遇したシロアリの群れの状況を説明したところ、そのような事に自分でも出遭ったら驚きますよ、と大層気の毒がられました。
そのショックで、益々顔の疲労は濃くなりましたが・・・・・・
友人にも会え、その後の処理を速やかにしてもらったお陰で、今はもう、すっかり元気です。
シロアリの被害は、すぐにはなかなか気が付かないもの。
シロアリの大群が、速やかにそれを、私に告げてくれたと思えば、その恐怖を味わえた事が、不幸中のの幸いだったかもしれません。
戸建にお住まいの皆様もシロアリにはご注意くださいね。
今は大量発生の時期です。
なぁ~て、皆様を脅しているみたいですね~
でもその怖さを、実際に被害を受けて実感している私は、再度声を大きくして、ご注意の喚起をさせて頂きます。
ちょっと怖いお話しをしてしまいましたから、最後に我が家の昨日の夕食の画像をアップします。
新玉ねぎたっぷりの甘味噌カルビのせ・じゃがいもとブロッコリーのサラダ・田舎風のミネストローネ
二回目の抗がん剤治療の副作用も全くなく、とても食欲旺盛な旦那さまです。
ご訪問いただきまして有難うございました。