昨日は、阪神大震災が起きた日でしたのに、朝、この日記を書く時点では、全くこの事に心が及ばなかった私です。
反省し、今日はこのことに触れたいと、昨日から思っていました。
幸せな日常を送っている人達の身に、突然襲った不幸。
大切な家族や親戚、友人を失った方々、家屋の倒壊に見舞われた方々。
自失茫然となられた多くの被災者の人たちの受けた衝撃と悲しみは、言葉で表せるものではないでしょう。
しかし、その後、行政の支援はもちろん、タイガーマスク現象に似た、若者たちはじめ、多種多様な業種の方々のの温かなボランティアに支えられ、目覚ましい復興を遂げた被災地。
私達はこのことすべてに思いを馳せ、1月17日は、亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、人々の逞しさ、温かさを、改めて思い起こす日でありたいものです。
朝のニュースで、追悼式に参列した方々の悲しみの表情が画面に映されると、私は身につまされる思いで涙ながらに見入りました。
この出来事は、決して他人事ではありません。
私は、関東地震、東海地震いずれでも、まともな被害を受ける地域に居住しています。
この歳になりますと、さほど生に対する執着はない私ですが、想像するだけで怖いのは、若夫婦家族のこと。
出勤途上、地下鉄の中で、この地震に見舞われたなら、通勤難民になったなら、あるいは火災に巻き込まれたなら…と考え始めると、暗い気持ちになり、絶対あってはならないこと、と感じてしまいます。
でも必ず、いつか襲ってくるこの不幸に、私達は万全の備えをして、臨むしかありません。
しかし、いつまでたっても、他人事としてしか考えられなかった呑気な私。
それを見かねて、娘が避難用品を数年前にすべて揃えてくれました。
自発的に実行したことは、家具を壁に固定することだけです。
皆さんは、地震の備えはお済みですか。
怖いのは、雷、地震、火事、親父と言われた時代がありましたが、今は親父はすっかり優しくなりました。
ですが、雷、地震、火事で命を失う方は、相変わらず減りません。
特に怖いのは、やはり不意を突かれて襲ってくる地震ではないでしょうか。
備えだけは、十分にいたしましょう。
下の写真は、娘が用意してくれたものです。
これ以外に、いつも寝室に丈夫な靴を置いています。
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皆さまは、地震の備えはお済みですか?
昨日はたくさんの嬉しい応援を有難うございました。