今朝は、昨日の日記を読んで、こんなことを書いてよかったかしら、と少々心が疼きました。
でも多くの方がご覧下さり、応援クリックもたくさん頂きました。
恐らく、私の記述は斜め読み、目に留まった赤ちゃんに思わず心ほころび、クリックを押して下さったのでは。
そう思いますと、温かなお気持ちが、大変嬉しくて・・・
本当に有難うございます。
さて、お話は変わりますが、ある方のブログで(coffee break おしゃべりしましょ)、
古今和歌集の光孝天皇のお歌が、七草がゆにちなんで、取り上げられていました。
君がため 春の野に出でて 若菜摘む
我が衣手に 雪は降りつつ
その方と同様、私もこの歌に、心惹かれてしまいました。
なんて、清々しいお歌でしょう。
白い雪が舞い落ちる野原の情景、古の人の若草(七草)を摘む優美なお姿、相手を思いやる細やかな心遣い等々・・・
過去にも、折り折りで触れてきたはずなのに、この歌に感動したのは、今回が初めてかもしれません。
これも年の功のなせる業でしょうか。
我が家では、娘達が社会人になる頃までは、お正月には、百人一首をするのが長年の恒例でした。
更にさかのぼりますと、私が娘時代もそうでした。
読み手は、いつも男性。夫であり父でした。何故でしょうね~(笑)
見識高い男たちは、一首、一首味わいながら朗詠し、女どもは、目の色変えて我先にと手を出す。こんな光景が想い出されて…(笑)
事実そのころは、カルタ取りのために暗誦し、歌を味わう風情など、余り持ち合わせていなかったような気がします。
これからでも遅くありません。古今和歌集や、万葉集の歌を学び、今に脈打つ日本人の心を、深く味わってみたいものです。
ところが我が家では、今は嘆かわしいことに、百人一首は、坊主めくり用になってしまって・・・(笑)
孫達が小さいからむべなるかな、とは思いますけれど。
これが、結構楽しめますよ。童心に返って、孫達と一緒に、歓声を上げたり、がっかりしたり、相手をすご~い、と称賛したり・・・
でも五歳になる次女の子は、この坊主めくりが大の苦手。
どうも坊主さんが、気持ち悪いようです。お坊様に失礼ですね~
坊主が現われると、今にも泣き出しそうな暗いお顔に。去年は本当に泣き出してしまいました。
小さな子の、思いがけない反応には、こちらが驚いたり、微笑ましく感じたり、と。
愛おしさが、一層募りますね~
そういえば、kちゃんのお宮参りはしないのかしら?急に心配になり、次女に尋ねました。
嫁ぎ先のご流儀に従うのがよいのでしょう。
ご両親は、敬虔なクリスチャンでいらっしゃいます。
追記
末筆ながら、mintさまへお詫び申し上げます。
お断りすることもなく、無断で素敵なブログをご紹介させていただきました。
にほんブログ村
ご訪問有難うございました。新型インフルエンザが、流行っているようです。
くれぐれもお体をご大切に。