おいわどん音楽日記 (コンサート鑑賞、演奏会出演日記)

フルート、篠笛、リコーダー、クラシック、吹奏楽、オペラ、バロック、ジャズ、演劇、ミュージカル、映画、能楽・・・音楽日記

小澤征爾指揮・新日本フィルハーモニー交響楽団演奏会  

2008年05月13日 | 演奏会(鑑賞)
新日本フィルハーモニー交響楽団演奏会     
指揮=小澤征爾
5月13日(火) 午後7時開演  
りゅーとぴあ・コンサートホール

モーツァルト: ディヴェルティメントK.136
モーツァルト: オーボエ協奏曲
チャイコフスキー: 交響曲第6番 「悲愴」


サミットG8 労働大臣会合が新潟市で開催されている最終日で、
”りゅーとぴあ”のコンサートホールの招待席(SS席)に
サミット関係者が、聴きにいらっしゃっているという
独特の雰囲気の中で、小澤征爾の演奏は、迫力満点の演奏でした。

小澤征爾の横顔が見える比較的値段の安い席を選びました。
そんな同じ考えが、音楽仲間にも伝わったのか
パイプオルガン側には、新潟室内合奏団のメンバーを数人見かけました。
やはり、こっち(自分)に向かって指揮をされては、
自分が演奏している気分になり、ドキドキ興奮します。

モーツァルトのK136は、強弱のメリハリが印象的で個性的なモーツァルト、
古部賢一のオーボエ協奏曲は、指揮や楽団員との息がぴったりで安心して聴けました。
チャイコフスキー「悲愴」は盛り上がりました。
第3楽章は絶好調。
静かに終わる第4楽章、終わっても身動きしない小澤。
拍手がしばらくなく、 小澤征爾がゆっくり頭を下げたタイミングで大拍手!
この曲は、フライング拍手があるのだが、久しぶりに長い沈黙の間があった後味の良い「悲愴」でした。

過去に、
小澤征爾・新日本フィルのコンビは、たびたび新潟でも演奏をしています。
今から30年前の新潟県民会館での演奏を思い出します。
たしか・・・曲目は、
モーツアルト:序曲「劇場支配人」
モーツアルト:ピアノ協奏曲20番(ピアノ:井上直幸)
チャイコフスキー:交響曲弟4番

私をクラシックファンに引き込んだきっかけの演奏会だったとも言える、
若々しい時代の小澤征爾の熱演。
なつかしい時代です。




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